ジェムアルト、仮想ネットワーク暗号化プラットフォームを発表 - 急速に変化するデータセキュリティのニーズに対応 -
配信日時: 2018-06-06 20:43:00
新しい仮想アプライアンスにより、ネットワークのすべてのレイヤーにわたる 通信暗号化の実装と管理を簡素化し、TCOを削減
(アムステルダム)- デジタルセキュリティの世界的リーダー企業であるジェムアルトは本日、新しい仮想ネットワーク暗号化プラットフォームであるSafeNet Virtual Encryptor CV1000を発表しました。世界的に急速に変化する企業のデータセキュリティに対するニーズに対応するために、ジェムアルトが開発投資しているソリューション群のひとつとなります。
(ジェムアルトは、「Network Encryption at the Flip of a Switch: Implementing Virtualized Network Encryption to Secure SD-WANs」と題したウェビナーを6月21日の中央欧州時間午後3時から開催します。ご登録はこちら)
現在、企業やサービスプロバイダーは、自社ネットワークやクラウドベースサービスの設計、実装、管理のために、NFV(ネットワーク機能仮想化)やSDN(ソフトウェア定義ネットワーク)といった仮想化技術の利用を拡大しています。このようなソフトウェアベース技術の採用は、ネットワーク機能が専用のハードウェアアプライアンスから仮想サーバーに移るため、コストや運用面の利点があります。しかし、このような仮想化アーキテクチャにおいて複数のネットワークにわたって流れる重要なデータを保護するためには、セキュリティ上の課題も増えています。
SafeNet Virtual Encryptor CV1000は、ハードウェアベースのSafeNet High Speed Encryptorファミリの実績あるセキュリティと性能を活用する、強固な仮想セキュリティアプライアンスであり、SD-WAN(ソフトウェア定義広域ネットワーク)でも従来のネットワークでも通信データのセキュリティを確保できるように設計されています。最高5Gbpsで流れる通信データを暗号化できるSafeNet Virtual Encryptor CV1000は、ジェムアルトの高速暗号化パートナーのSenetas社(セナタス、ASX:SEN)が開発しました。
ジェムアルトの暗号製品担当シニア・ヴァイス・プレジデントのTodd Mooreは、次のように述べています。「拡張性、柔軟性、エッジまでのネットワーク管理を低コストで実現可能といった理由で、仮想ネットワークを導入する企業は増加しています。この結果、ネットワークサービスのデータセキュリティを確保するために、仮想化された信頼度の高い暗号化機能が必要となっています。ジェムアルトが提供開始した仮想ネットワーク暗号化プラットフォームは、ネットワーク構成にかかわらず重要なデータと通信のセキュリティを確保するために必要な高速暗号化を提供するものであり、ネットワークのデータセキュリティを高度化するものです。」
SafeNet High Speed Encryptorは、ネットワーク暗号化市場を変革するものであり、混在する多様な高速WANリンク(レイヤー2、3、4)にわたってデータを暗号化できるようにするTransport Independent Modeを初めて提供し、どのネットワークレイヤーでも最高の性能と安全な暗号化が実現されています。この機能は現在、SafeNet Virtual Encryptor CV1000で利用可能であり、今後年内にハードウェアベースのSafeNet High Speed Encryptorでも利用可能になる予定です。
Senetas社CEOのAndrew Wilson氏は、このように述べています。「企業がクラウドベースのアプリケーションの利点を認めてイーサネットからMPLSまでの多様なネットワークへの導入を進める中で、Senetasとジェムアルトは、現在市場で入手できる最高のネットワークセキュリティと性能を確保すべく、いち早くシームレスなコンカレントマルチレイヤーネットワークトラフィック暗号化を提供します。」
SafeNet Virtual Encryptor CV1000の主要な機能と利点は、次の通りです。
ネットワーク機能仮想化:企業、ネットワーク事業者は、専用のネットワーク暗号化ハードウェアアプライアンスへの依存を減らすことができます。 TCOの削減:SafeNet High Speed Encryptorは、ハードウェアベースのアプライアンスと比べてコストを最大10分の1に抑えることができます。 迅速な導入と拡張性:ネットワーク各所のデータを保護する仮想マシンを稼働させることができ、各エンドポイントにハードウェアを配備する必要はありません。 あらゆるネットワークレイヤーにわたる高速暗号化:Transport Independent Modeを備え、レイヤー2、3、4にわたって通信を暗号化する能力により最高度の性能と確実な暗号化を実現します。カスタムアルゴリズムにも対応しています。 暗号鍵の統合管理:このオプションにより、SafeNet KeySecureを統合して暗号鍵のライフサイクル管理を強化することができます。 ご説明資料
製品概要:SafeNet Virtual Encryptor CV1000 動画:SafeNet High Speed Encryptors ウェビナー:ジェムアルトは、「Network Encryption at the Flip of a Switch: Implementing Virtualized Network Encryption to Secure SD-WANs」と題したウェビナーを6月21日の中央欧州時間午後3時から開催します。ご登録はこちら ジェムアルトについて
ジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653 GTO)はデジタルセキュリティの世界的なリーダー企業であり、2017年の年間売上高は30億ユーロを記録し、世界の180ヶ国以上に顧客を有しています。ジェムアルトは、急速に発展し、密接につながったデジタル社会に信頼をもたらします。
セキュアなソフトウェアから、生体認証及びデータの暗号化までを実現する当社の技術とサービスにより、企業や行政機関は、本人認証とデータ保護が可能となり、個人用デバイス、コネクテッド・オブジェクト、クラウド、およびこうしたデバイス・環境間で安全性を保ち、サービスを提供します。
ジェムアルトのソリューションは、決済から企業セキュリティ、さらにモノのインターネットまで、現代生活の中心に据えられています。当社は人々、取引、オブジェクトの認証を行い、データを暗号化し、ソフトウェアに価値を生み出します。これにより、当社のお客様は何十億もの人々やモノにセキュアなデジタルサービスを提供することができます。
当社は世界47ヶ国に114の事業所、40の発行センターおよびデータセンター、35の研究所およびソフトウェア開発拠点を構え、1万5千人以上の従業員を擁しています。
さらに詳しい情報はwww.gemalto.comを参照いただくか、Twitterで@gemaltoをフォローしてください。
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