獨協大学経済学科の高安ゼミが、石川県志賀町およびJTB金沢支店と観光振興事業で連携 -- 女子大生が考えた入賞企画のモニターツアーが実現、志賀町の観光サイトで紹介

獨協大学（埼玉県草加市）経済学科の高安健一ゼミの3年生4名（チーム関東女子）は、石川県志賀町観光振興課とJTB金沢支店が推進する「旅行商品のブラッシュアップ及び情報発信事業」の一環として実施されたモニターツアーに参加。これは同チームが「JTB大学生観光まちづくりコンテスト」で発表した内容が実現したもので、志賀町の「世界一長いベンチ」を活用した旅行商品の企画として実施された。モニターツアーの様子は、志賀の魅力創出委員会および志賀町観光協会が運営するホームページに掲載されている。




このたびのモニターツアーは、高安ゼミのチーム関東女子が「JTB大学生観光まちづくりコンテスト」北陸ステージで、準優勝に相当する「北陸経済連合会賞」と「パフォーマンス賞」を獲得した「まちこい～私たちの第二の故郷はあなたの誇れるまち～」が実現したもの。志賀町観光振興課とJTB金沢支店が推進する「旅行商品のブラッシュアップ及び情報発信事業」のモニターツアーとして実施された。

　ツアーは、地元のカネヨ醤油の見学や古民家こずえでの宿泊など、町の人々との交流が楽しめる内容となっており、コンテストで発表した「大学生と地域の人々を結ぶ『交流観光』」などの要素が多数盛り込まれている。
　また志賀町の「世界一長いベンチ」でのランチや天然温泉を楽しめるシーサイドヴィラ渤海（ぼっかい）、痩せるような思いをするほど急峻な「ヤセの断崖」、源義経が奥州へのがれていく途中で舟を隠したと伝えられている「義経の舟隠し」など、町ならではの観光資源を生かしたプランも組み込まれている。
　チーム関東女子がモデルツアーに参加した様子は、志賀町観光協会のホームページ内の「志賀町つながるベンチ」で紹介されている。

　志賀町は、観光DMO （Destination Management/Marketing Organization）への取り組みをはじめ、観光振興に積極的な自治体。今回の企画で宿泊した古民家こずえは、地域振興に欠かせない若い人材の育成拠点であり、2017年夏には獨協大学の学生をインターンとして受け入れた。

・掲載ページ「志賀町つながるベンチ」
　http://satohama-tokei.jp/tsunagarubench/look/
　
・高安ゼミFacebook
　https://ja-jp.facebook.com/takayasuseminar2017/
　

●まちこい～私たちの第二の故郷はあなたの誇れるまち～
　石川県羽咋郡志賀町と福井県福井市越前海岸地区を結ぶ観光プラン。関東の大学生と地域の人々との「交流観光」を通じて、地域が抱える人口減少や都市部と非都市部の観光客の偏在を緩和することを目指したもの。審査委員からは「地に足の着いたフィールドワークをしている」「面白いプランで拡張性がある」「北陸の人々に対する熱意が伝わってきた」と評価された。

●旅行商品のブラッシュアップ及び情報発信事業
　志賀町ならではの食の魅力や祭り・伝統芸能といった、地域資源を生かした旅行商品をブラッシュアップし、実効性の高い滞在型プランの構築および情報発信を行うことが目的の事業。
　http://www.town.shika.ishikawa.jp/kankou/kankou/kouyuujinnkou_20170521_1_2.html
　


▼本件に関する問い合わせ先
総合企画課
濱野 晴久
住所：埼玉県草加市学園町1-1
TEL：048-946-1635
FAX：048-943-3160
メール：kouhou@stf.dokkyo.ac.jp


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