三井化学:北米におけるミラストマー生産設備新設

プレスリリース発表元企業:Mitsui Chemicals, Inc.

配信日時: 2018-03-27 12:13:00

三井化学:北米におけるミラストマー生産設備新設

三井化学:北米におけるミラストマー生産設備新設

(東京)- (ビジネスワイヤ) -- 三井化学株式会社(東京都港区、社長:淡輪 敏)は、当社グループの米国の製造拠点であるAdvanced Composites, Inc.(米国オハイオ州、社長:志手 啓二)にオレフィン系熱可塑性エラストマー「ミラストマー®」の生産設備を新設することを決定しましたので、お知らせいたします。概要は以下の通りです。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20180326006197/ja/

新設予定地のAdvanced Composites, Inc. (写真:ビジネスワイヤ) 新設予定地のAdvanced Composites, Inc. (写真:ビジネスワイヤ)

  ◆生産設備新設の概要

1.製品   ミラストマー® 2.新設場所 Advanced Composites, Inc. オハイオ工場内 3.新設備能力 1ライン・6千トン/年 4.スケジュール(予定)   2019年1月着工、6月完工、10月営業運転開始   ミラストマー®は、オレフィン系ゴム、オレフィン系樹脂を主成分とし、軟質樹脂の中でも密度が低く、軽いうえ、成形加工性に優れるという特長があり、塩化ビニルや加硫ゴムの代替材料としてグローバルに展開しています。自動車部品のほか建材ガスケット、歯ブラシ・ゴルフグリップなど数多くの用途で使用され、今後も自動車の内装表皮、ウェザーストリップ、エアバッグ・カバー、ステアリング・ブーツといった用途を中心に、世界的に更なる需要が見込まれています。特に北米では、自動車の内装表皮用途の需要拡大が見込まれています。

当社グループは、現在、日本、欧州、中国に自社製造拠点を有しています。今回の米国での新設は、北米での需要拡大に対応したもので、当社グループとしては4番目の製造拠点となります。北米では、Advanced Composites, Inc.でミラストマー®を生産し、Mitsui Chemicals America, Inc.で販売します。

当社は、今後ともミラストマー事業の一層の強化を図るとともに、世界的に拡大する需要を的確にとらえ、安全安定に供給責任を果たし、更なる事業拡大を進めてまいります。

  ◆Advanced Composites, Inc.の概要

1.設立   1986年6月 2.資本金

  出資

1,410万USドル
Mitsui Chemicals America, Inc.(三井化学100%)59.8%
プライムポリマー3.0%
三井物産(含Mitsui Plastics, Inc. )27.0%
Marubeni America Corporation 10.2%

3.社長 志手 啓二 4.本社・工場 本社:オハイオ、工場:オハイオ、テネシー 5.事業内容   PPコンパウンドの製造・販売・研究
ミラストマーの製造受託(2019年10月以降追加)





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連絡先
<本件に関するお問い合わせ先>
三井化学株式会社 
コーポレートコミュニケーション部
河本 崇志
TEL:03-6253-2100
takashi.kawamoto@mitsuichemicals.com

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ