ワーキバがインラインXBRLの世界的導入を先導

プレスリリース発表元企業:Workiva Inc.

配信日時: 2018-03-27 00:42:00

2017年第4四半期にSECに提出されたインラインXBRL形式ファクトのうち84%以上がWdeskを使用、Wdeskは欧州の提出企業のためにいち早くESEFタクソノミーを統合

(米アイオワ州エイムズ & ロンドン)- (ビジネスワイヤ) -- 企業生産性ソリューションの提供をリードするワーキバ(NYSE:WK)は本日、2017年第4四半期に米国証券取引所(SEC)に提出されたインラインXBRL形式ファクトのうち、Wdeskユーザーによるものが84パーセントを上回ったと発表しました。また、インラインXBRLファイリングのうち、Wdeskを使用したものは69パーセントを超えました。

「iXBRL」としても知られているインラインXBRL(拡張可能な事業報告言語)により、機械で読み取りが可能な単独の標準化された報告書を作成し、その報告書を人間が読むことができる企業のHTMLファイルに統合することができます。インラインXBRLは、両方のファイリング形式の利点を組み合わせ、ブラウザと親和性がある単独の文書を作成します。

ワーキバの社長兼最高執行責任者(COO)のMarty Vanderploegは、次のように述べています。「XBRLは、機械が読み取り可能な財務データを実現するために登場したものの中で、最も重要なものだと言えますが、インラインXBRLによって、より良いデータの提供という共通の目標に向かって、前進することになります。ワーキバは、データ品質の向上、効率の改善、そしてお客さまの規制準拠の負担を軽減できるように、全力で取り組んでいます。」

SECが2016年6月に、この自発的形式による提出を米国で容認してから3週間もしないうちに、Wdeskを利用して最初のインラインXBRLファイリングが作成されました。SECはそれから9カ月後の2017年3月に、現在XBRLを使って提出している公開会社と投資信託会社が、インラインXBRLで書類を提出することを求める修正案を提案することを投票で決定しました。仮にその修正案が承認されれば、2018年内に企業の財務諸表と投資信託のリスク/リターン要約を、インラインXBRLを用いて提出することが要件になる可能性があります。

Vanderploegは、次のように語っています。「SECの提案は、SECが構造化データに長期的に取り組む意向であることを示しており、インラインXBRLを利用して、データ品質と利用可能性を向上させることを目指しています。当社のお客さまはWdeskによって、透明性を確保できるほか、間近に迫る規制変更に対応するためのツールを手に入れることができます。」

欧州証券市場監督局がESEFタクソノミーの統合でワーキバを選定

欧州証券市場監督局(ESMA)が、ESMAの欧州単一電子報告フォーマット(ESEF)タクソノミーを首尾よく統合し、試験するためのソリューションの1つとして、いち早くWdeskプラットフォームを選定した理由の1つに、ワーキバの米国におけるインラインXBRLの強力なリーダーシップがあります。ESEFの下で、EUの5000社以上の発行企業は、2020年1月1日以後に終了する年度に関して、年間財務報告書にインラインXBRLを使用することが求められます。

Vanderploegは、次のように述べています。「ワーキバが、ESEFの要件を効率的に満たすことができるインラインXBRLを実証する第一陣の企業となったのは、理にかなっています。ワーキバは、海外の民間発行企業がSECへの提出書類でXBRLタグを利用できるように、率先して支援してきたほか、XBRLインターナショナルからいち早く認定された企業の1社でもあります。」

またVanderploegは、次のようにつけ加えています。「提出企業は最終的な規制の行方に関わらず、リスクを管理して、開示の手続きを確立し、データ品質に注力できるよう、将来も使い続けられる技術が必要です。当社のWdeskのお客さまは、安全で統合された環境で、完全な透明性を確保して協業できるため、事業と投資に関する、より優れた意思決定が行えます。」

ワーキバについて

ワーキバ(NYSE:WK)は、直感的に使えるクラウド・プラットフォーム「Wdesk」を提供しています。Wdeskは、フォーチュン500企業の70パーセント以上を含む何千もの企業で仕事の進め方を一新させているプラットフォームです。Wdeskはデータ管理エンジンを基に構築されており、コラボレーションの管理、データ結合、細かいアクセス制御、詳細な監査証跡を提供します。Wdeskはリスクの緩和と生産性の向上を助け、ユーザーは自信を持ってデータに基づく意思決定を行えるようになります。ワーキバは、16都市のオフィスで1200人を超える従業員を雇用しています。本社所在地はアイオワ州エイムズです。詳細については、workiva.comをご覧ください。

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