株式会社ジェヌインR&Dは世界で初めて『天然ヒト型セラミド』を発見、素材化に成功しました。

プレスリリース発表元企業:株式会社ジェヌインR&D

配信日時: 2012-06-26 14:00:00


株式会社ジェヌインR&Dは、世界で初めて『天然ヒト型セラミド』を発見しました。実用化レベルでの革新的な高純度精製法も開発しており、サンプル試作も行っています。

健康食品や化粧品原料の素材開発を進める株式会社ジェヌインR&D福岡研究所(代表取締役:宮鍋 征克、所在地:鹿児島県南九州市、 URL: http://www.genuinerd.co.jp/ )は、世界で初めて『天然ヒト型セラミド』を発見しました。実用化レベルでの革新的な高純度精製法も開発しており、サンプル試作も行っています。

ヒト皮膚の角質層にはセラミドというスフィンゴ脂質が存在し、表皮のバリアを構築しています。そのため、セラミドは保湿用の化粧品素材として最も注目されている成分の一つです。しかし、このセラミドは天然にはほとんど存在しない成分であることから、これまで化粧品原料としては化学合成セラミドのみが利用されてきました。

株式会社ジェヌインR&D福岡研究所所長である柚木恵太氏は、スフィンゴ脂質の研究を長年にわたって進める中で、天然素材からのセラミドの供給源を探索してきました。

その答えは、日本の伝統的醸造発酵物にありました。醤油、清酒、あるいは焼酎などは、製造過程において必ず残渣である発酵粕が生じますが、ここにはセラミドの供給源となる麹菌や酵母が豊富に含まれています。これまで、発酵粕については膨大な研究がなされ、幾つもの実用化の検討もなされてきましたが、今回、発酵粕中に天然セラミドが蓄積していることを世界で初めて認め、2012年3月の日本農芸化学会(京都)で発表しました。

この天然セラミドは、構造解析の結果、「ヒト角質セラミドとほぼ同等の構造を有する天然ヒト型セラミド」であることを明らかにしました。また、天然セラミドの発見だけでなく、実用化レベルでの革新的な高純度精製法も開発しており、既にサンプル試作を行っています。

代表の宮鍋征克は、「この世界初の天然ヒト型セラミドは、“杜氏の肌は美しい”、という杜氏美肌伝説に新風を吹き込み、そのイメージと機能性の高さから、美容業界での期待と需要(訴求性)は極めて大きい」と語っています。今後、製造のスケールアップを図り、高品質で低コストのセラミドの供給と、セラミド高配合のオリジナル化粧品の販売を目指します。

また現在は、醤油粕と芋焼酎粕からのセラミド製造を検討しています。


【会社概要】

 会社名  株式会社ジェヌインR&D
 代表者  代表取締役 宮鍋 征克 
 資本金  1000万円
 設 立  平成22年10月
 所在地  鹿児島県南九州市知覧町郡3669番地 
 TEL    0993-83-2150  
 FAX    0993-83-3717 
 URL   http://www.genuinerd.co.jp/index.htm  
 Email   info@genuinerd.co.jp
 事業内容 研究開発事業



【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社ジェヌインR&D
担当者名:宮鍋征克
TEL:03-5822-1088
Email:m-miyanabe@genuinerd.co.jp

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