製造業向けAI業務プラットフォーム「FactoryOS」、先行デモ受付を開始 ── FAX注文書の手入力・属人化した生産計画をAIで刷新

プレスリリース発表元企業:株式会社Leach

配信日時: 2026-05-08 10:00:00

少量多品種の製造現場に特化。注文書のAI自動読取・受注チェックリスト自動生成・バーコード工程記録・類似図面AI検索・生産スケジューリングまで一気通貫で対応



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株式会社Leach(本社:東京都港区、代表取締役:冨永 拓也/コーポレートサイト)は、少量多品種の製造業を対象とした生成AI搭載の業務プラットフォーム「FactoryOS(ファクトリーオーエス)」について、先行デモおよび事前登録の受付を本日より開始しました。FAX注文書のOCR自動読取、受注チェックリスト自動生成、バーコード工程実績記録、類似図面AIベクトル検索、生産スケジューリング自動化、梱包サイズAI提案までを一気通貫で提供し、従業員50~300名規模の中小製造業における「紙・FAX・Excel・Microsoft Access」の属人化業務をまるごと刷新します。一般提供(GA)に先立ち、開発優先順位を実需に基づいて決めるため、本日より製品サイト(https://factoryos.leach.co.jp/)にて事前登録を受け付けます。
事前登録・先行デモを申し込む
OCR読取精度の無償検証・機能マッピング・先行導入フィー優遇をご案内します(所要1~2営業日でご返信)


ひと目で分かるFactoryOS
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/153035/table/27_1_3017e5cc42c5974110240f3c2f3c586e.jpg?v=202605080345 ]
開発の背景 ── 製造現場の「変わっていない」日常
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日本の製造現場では、FAX注文書を定規で画面に当てながらExcelへ手入力する作業が、2026年の今なお日常的に行われています。生産計画はベテラン担当者の経験と勘に頼り、図面検索は膨大なファイルサーバーから目視で探す。DXが叫ばれる現在も、属人化と手作業が現場の工数を強く圧迫し続けています。
経済産業省が「2025年の崖」として警鐘を鳴らしたように、レガシーシステムの維持にIT予算の大部分が費やされ、攻めのIT投資に回す余裕がない中小製造業は少なくありません。特に従業員50~300名規模の工場では、「ERPは導入に数千万~数億円かかり手が出ない。かといって、個別にシステムを入れるとデータがバラバラになる」というジレンマを抱えています。結果として、PCA商魂・商管をベースに、Microsoft AccessとExcelを継ぎ足しながら業務を回すハイブリッド運用が全国の中堅工場で常態化しています。
総務省・経済産業省の統計によれば、国内製造業の事業所数のうち従業員300名以下が占める割合は99%を超え、その多くが少量多品種・短納期・特注対応を強みにしています。一方で属人化した業務が技能継承を阻み、事業承継時の大きなリスクとして顕在化しています。単なるDXではなく、「現場の手作業をそのまま置き換える業務OS」が求められる背景がここにあります。
代表の冨永(代表プロフィール)は、東芝R&Dで9年間、HDDファームウェア開発からクラウド基盤設計・データ分析まで幅広く担当し、Google・McKinseyとの共同プロジェクトにも従事しました。退職後、生成AI顧問サービスで全国の製造現場を訪問する中で、「技術が進んでも現場の業務は変わっていない」という現実に直面したことがFactoryOS開発の直接のきっかけです。三重県のジャバラ・ロボットカバー専業メーカー・株式会社ナベルへの突合.com導入支援(導入事例)を通じて、「FAX注文書の手入力」「定規を当てた目視照合」「ベテランの経験頼みの生産計画」という3つの課題が業種を問わず共通することを確信しました。
現行システムの課題と、FactoryOSでの解決
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/153035/table/27_2_7a5a06b2c97fc561a76ec4c408dfaddc.jpg?v=202605080345 ]
なぜ「先行デモ受付」という形で発表するのか
FactoryOSは現在、株式会社ナベルをはじめとする複数社との共同検証フェーズにあります。一般提供(GA)に先立ち、実際にどの機能にどれだけの需要があるかを現場の声から測りながら開発優先順位を決めるという方針のもと、今回「先行デモ・事前登録」という形で広く受付を開始しました。
これは、HRTech領域でSmartHR社が初期に採用した手法と同じく、「プロダクトを完成させてから売る」のではなく「必要とされる機能から順に作り、必要としている企業から順に使っていただく」という段階的導入アプローチです。事前登録企業には、開発ロードマップの共有、優先デモ枠、および一般提供開始時の導入フィー優遇を予定しています。
業界特化SaaSは「汎用のままでは使えないが、過剰にカスタマイズすると標準化が崩れる」というトレードオフを抱えがちです。事前登録企業からの現場フィードバックを業界共通機能として昇華することで、「一社向け受託ではなく、業界共通の業務OS」としての完成度を高める狙いがあります。お申込みは事前登録フォームから受け付けています。
日本の製造業が抱える5つのアナログ業務課題
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1. FAX注文書の手入力
取引先からの注文はいまだFAXが主流です。FAXで届いた注文書を見ながら、品番・品名・数量・納期をExcelや基幹システムに手入力する作業に、営業事務担当者が1日1.5時間以上を費やしているケースが多数あります。入力ミスが後工程の製造・出荷に波及するリスクも無視できず、ダブルチェックのために2人体制で作業している工場も珍しくありません。
2. 受注チェックリストの手作業照合
注文書の内容と自社の受注データを照合する作業は、紙とExcelによる目視確認が一般的です。全角・半角、ハイフン有無、型番末尾のバージョン違いといった表記ゆれを人の目で判断するため、集中力が途切れるとミスが発生します。取引先ごとにフォーマットが異なり、変更のたびに手順書を書き直す運用コストも発生しています。
3. 属人化した生産計画
少量多品種の現場では、「どの製品をどの順序で、どの班に振るか」の判断がベテラン担当者の頭の中にしか存在しないケースが大半です。その人が不在になると生産計画が止まるリスクがあり、技能継承の大きな障壁になっています。Excel計画表の同時編集で最新版が分からなくなる運用上の混乱も頻発しています。
4. 図面検索の非効率
新規受注があったとき、過去に似た製品を作った実績があるかを調べるために、膨大なファイルサーバーから目視で図面を探す作業が必要になります。ベテラン技術者は記憶で瞬時に判断できますが、新人にはその知識が継承されず、設計工数が膨らむ要因となっています。
5. 紙の日報と手集計の生産実績
工程ごとの作業開始・終了を紙の日報に記録し、月末にExcelへ手集計する運用が続く工場は少なくありません。リアルタイム進捗が見えず、遅延や品質問題の発見が後手に回ります。ISO9001などの品質マネジメント監査で、トレーサビリティ担保に工数を要することも課題です。
FactoryOSが解決する6つの業務課題
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[表3: https://prtimes.jp/data/corp/153035/table/27_3_a172bcfcb5760b35471bf789ee121b14.jpg?v=202605080345 ]
1. 注文書をAIが自動読取
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FAX・メールPDFをOCR+生成AIで自動取り込み。注番・得意先・品番・数量・納期を高精度で読み取り、3人×1日1.5時間の手入力作業をほぼゼロにします。全角半角混在、「一式」「台」「セット」といった数量単位のバリエーション、手書き修正・社判の重なりにも対応。読取結果は人間のダブルチェック前提の「確認UI」で提示し、完全自動化のリスクを抑えます。
2. 受注チェックリストの自動生成
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読み取った注文書の内容をAIが自動整理し、一致/要確認/不一致の3ステータスをカラー表示。担当者は不一致項目の判断だけに集中でき、確認工数を最大68%削減。突合.comで培った書類照合エンジンをベースに、製造業特有の品名表記ゆれパターン(カタカナ/英字混在、単位違い、旧品番・新品番の併記など)を学習済みです。
3. 生産進捗をバーコードで記録
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工程バーコード+名札バーコードをスキャンするだけで、作業の開始・終了を記録。タブレット1台で月160時間の打ち込み工数を削減し、生産履歴表も自動生成。紙の日報を廃止しながらトレーサビリティはむしろ強化され、ISO監査対応や不良発生時の原因追跡にもそのまま活用できます。ネットワークが不安定な工場でも使えるようオフライン動作を想定して設計しています。
4. 類似図面をAIが検索
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部品名・材質・形状・寸法・加工種別でベクトル検索。新人でも過去の類似図面を数秒で発見でき、作図時間を大幅に短縮します。DXF・DWGだけでなくPDF図面・スキャン図面にも対応し、既存の図面資産をそのまま活用できます。「ベテランの頭の中」を組織の共有資産として形式知化し、設計品質と見積精度の向上にも寄与します。
5. 生産計画を自動スケジューリング
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部材納期・工程工数・班のキャパシティ・段取り替え時間から、最適計画をAIが提案。リーダーが費やしていた1日4~5時間を現場改善や技能継承へ振り向けられます。割り込み受注や設備故障の際も、AIが即座に代替計画を再計算します。
6. 梱包サイズをAIが提案
過去の出荷データから、製品サイズ・形状・納品先に応じた最適な段ボールサイズを自動提案。担当者が替わっても経験に依存しない適切な梱包が可能になり、過剰梱包コストや輸送中破損リスクを同時に低減します。
FactoryOSの技術基盤 ── 突合.comとSaturnの蓄積を製造業に転用
FactoryOSは、当社が開発・運営する突合.com(書類照合AI)Saturn(受注→請求の業務自動化プラットフォーム)の技術基盤を活用し、製造業の業務フローに最適化した業界特化型プロダクトです。
突合.comのOCR+AI照合エンジンは、FactoryOSの注文書読取・受注チェック機能の中核を担っています。すでに株式会社ナベル(三重県、従業員199名)での本番導入実績があり、年間2万件の受注チェック業務を3名体制から実質1名体制に削減(2026年4月公開導入事例)。導入初月からチェック業務の70%以上がAI出力の確認フローへ移行し、繁忙期の残業時間も大幅に縮小しました。
Saturnのノーコード連携エンジンは、FactoryOSと基幹システム(ERP・会計ソフト・在庫管理)との接続に活用しています。COREC・freee・弥生会計などの連携実績をベースに、kintone、楽楽販売、PCA商魂・商管、大臣シリーズなどとの連携も順次開発中です。「今ある基幹システムの周辺に、AIで業務を自動化するレイヤーを足す」というアーキテクチャが、中小製造業にとって現実的な導入パスです。
想定されるターゲット企業
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/153035/table/27_4_00d89a17d08cf26b0491fb826a7d6aa7.jpg?v=202605080345 ]
先行デモ・事前登録の受付内容
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153035/27/153035-27-1d5f0d70a562067205dfb349fdd9b2b7-1672x941.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[表5: https://prtimes.jp/data/corp/153035/table/27_5_71e2acd49a89ade765f01b54243519aa.jpg?v=202605080345 ]
お申込みは製品サイトの問い合わせフォーム(https://factoryos.leach.co.jp/#contact)より受け付けています。
事前登録して先行デモ枠を確保する
共同PoC企業3~5社枠の募集中。先着順でご連絡しますので、お早めにご登録ください。


代表コメント
株式会社Leach 代表取締役CEO 冨永 拓也:「生成AIの進化は目覚ましい一方で、実際の製造現場では10年前と変わらない手作業が残り続けています。FactoryOSは派手な『AI革命』ではなく、『FAXの手入力を1日ゼロにする』『生産計画の属人化をなくす』といった、現場の地味だが重い負担を一つずつ消していくためのプロダクトです。完成してから売るのではなく、使っていただきながら必要な機能を一緒に磨き込む。SmartHR社が労務管理領域で切り拓いた道を、製造業×生成AIの領域で実現したいと考えています」
代表略歴
冨永 拓也/株式会社Leach 代表取締役CEO。奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)修士課程修了。東芝にて9年間、HDDファームウェア開発からAWSデータ分析基盤・Webアプリケーションまで幅広く担当。Google・McKinseyとの共同プロジェクト、東芝テック役員室への最年少出向を経験。AWS全12資格を約1ヶ月で取得(Credly・国内最短級)、特許7086873、東京大学共同開発「東芝版AI技術者教育プログラム」第2位、日本ソフトウェア科学会第42回大会チュートリアル講師(2025年)、DICOMO2014最優秀プレゼンテーション賞ほか受賞多数。2024年11月に株式会社Leachを創業。2026年3月、YC公認ハッカソン「c0mpiled-7」技術賞、Builders Weekend 2026 Tokyo VoiceOS賞を連続受賞。
今後のロードマップ
[表6: https://prtimes.jp/data/corp/153035/table/27_6_2886d6f69886409e782d45d32aa689fe.jpg?v=202605080345 ]
よくある質問(FAQ)
Q. ERPとの違いは何ですか?
A. ERPは生産・販売・在庫・会計を統合管理するパッケージですが、導入に数千万~数億円と6ヶ月~1年を要するのが一般的です。FactoryOSは「FAX注文書の手入力」「目視照合」「紙の生産日報」「図面検索」といった現場のアナログ作業をピンポイントで自動化し、初期費用を抑えて短期間で導入できます。既存ERP・基幹システムとの併用を前提に設計されており、置き換える必要はありません。
Q. 他の生産管理SaaSとの違いは?
A. 既存の生産管理SaaSの多くは「パッケージのクラウド化」で、業務フロー自体は人手前提です。FactoryOSは生成AIを前提に『人が判断する所』と『AIが下準備する所』を分けて再設計している点が最大の違いです。FAX注文書読取・受注チェック・類似図面検索など、従来「人の目と勘」に頼っていた工程を、AIの下書き+人の確認という形に置き換えます。
Q. 基幹システムとの連携は可能ですか?
A. kintone、freee、弥生会計、楽楽販売、PCA商魂・商管、大臣シリーズなど、中小製造業で広く使われているシステムとの連携を順次対応予定です。CSVインポート・エクスポートにも標準対応しています。
Q. FAX以外の注文方法にも対応していますか?
A. メールPDF、Webフォーム、EDI(電子データ交換)にも対応予定です。FAX注文の比率が依然高い実態を踏まえ、まずFAX-OCR精度を最優先で磨き込んでいます。
Q. 導入にIT担当者は必要ですか?
A. 基本的な設定・運用はIT知識不要で行えるよう設計しています。導入時の初期設定は当社が伴走サポートします。
Q. 提供形態はクラウドですか、オンプレですか?
A. 原則クラウドSaaSでの提供です。セキュリティ要件上クラウド利用が難しい場合は、プライベート環境でも個別相談可能です。
Q. 料金はいくらですか?
A. モジュール単位の提供を想定し、先行導入企業の業務規模に合わせた料金体系を設計中です。事前登録企業に優遇条件と合わせて個別にご案内します。
Q. いつから使えますか?
A. モジュールごとに段階提供していく方針です。注文書OCR・受注チェックリスト機能は既に本番稼働しており、その他は2026年後半~2027年にかけて順次提供予定です。
FactoryOS製品サイトを見る
機能詳細・処理フロー・想定ユースケースはすべて製品サイトでご確認いただけます。


本件に関するお問い合わせ先
株式会社Leach 広報担当
メール:pr@leach.co.jp
FactoryOS製品サイト:https://factoryos.leach.co.jp/
コーポレートサイト:https://leach.co.jp/
会社概要


[表7: https://prtimes.jp/data/corp/153035/table/27_7_af5a07c29080d72f285e69766fea99f8.jpg?v=202605080345 ]

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