ついに「敗者のヒーロー」が小説に! 生き恥さらせど乱世を逃げ切れ!! 九度、城を奪われても民の信を失わなかった男の物語『じゃないほうのオダ』4月22日発売
配信日時: 2026-04-22 18:00:00
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“死ぬために戦うのではない。生き延びるために戦うのじゃ。永遠に続くものなどはありはせぬ”
時は戦国時代、常陸の国(ひたちのくに・現在の茨城県)の名門に生まれた小田氏治は、若くして家督を継いだ。上杉氏や佐竹氏ら強豪大名に翻弄され、筑波山のふもとにある居城の小田城を九度失うも、その都度奪還!気がつけば泰平の世が …… この男、最弱武将か、それとも戦国一の策士か!?
生き恥さらせど乱世を逃げ切れ!
敗者のヒーロー、戦国に現る!
織田ではない、小田じゃ!
〈著者のことば〉
これまで主に「お仕事小説」と呼ばれる類の小説を書いてきました。
そんな私ですが、実は大の歴史ファンです。
私が初めて歴史への扉を開いたのは、小学1年生の頃。歴史漫画『織田信長』を読み、その後、数々の歴史上の人物の漫画や伝記を読み漁りました。中学生以降では司馬遼太郎さんや吉川英治さんなどの歴史小説も読んできました。
しかし恥ずかしながら、同じ戦国時代の常陸国(茨城県)の筑波山麓に、信長とほぼ同級生の「オダ」がいた事実を、私は知らぬまま大人になりました。
40歳を過ぎた頃「じゃないほうのオダ」との出会いは突然やってきました。
テレビで戦国時代をパロディにした歴史バラエティ番組を眺めていると、小田氏治なる戦国大名が登場。聞けば「戦国最弱と言われている」「戦国最強の上杉謙信を裏切って、真っ向勝負で蹴散らされた」など、散々な戦歴を辿ったようです。
一方「城を何度も落とされては獲り返した」「民には慕われていた」といった肯定的な話もあり。極めつけは、最後に映し出された氏治の肖像画でした。氏治の傍らに、猫がはいつくばって眠りこけています。
──なんだ、このつかみどころのない戦国大名は。
私は小田氏治に魅せられました。
ネットで検索すると、氏治は一部の戦国ファンの間で人気の武将でした。NHKの歴史番組でも「戦国最弱の大名」として小田氏治が紹介されました。
しかし、氏治について調べるほど、私は疑問を抱きました。
氏治は本当に弱かったのだろうか?
私は、氏治を「書いてみたい」という強い衝動に駆られました。
(「小説丸」新刊エッセイより抜粋)
[担当編集者より]
裏切りは日常茶飯事、信じるものは力のみ。そんな戦国時代にあって、9度城を落とされても民の信をつないだ武将が小田氏治です。それだけ聞くと、誠実な行動や政策で人心を掴んだリーダー像が浮かびますが、小田は違う。攻めてはならぬと進言されれば討って出る。攻めろと進言されれば退けと言う。ただの愚か者か、天邪鬼なのか、はたまた策士か。そんな掴みどころのない武将の実像に、組織や働き方をテーマとした現代小説を軽やかに描いてきた著者が挑みます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13640/3649/13640-3649-e0b5dfaa308c1ec33f6d03fbce2f7524-556x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『じゃないほうのオダ』
著:安藤祐介
定価:2310円(税込)
四六判並製320ページ
装幀:岩田和美/装画:田渕正敏
https://www.shogakukan.co.jp/books/09386791
安藤祐介【あんどう・ゆうすけ】……1977年生まれ。福岡県出身。『被取締役新入社員』でTBS・講談社第1回ドラマ原作大賞を受賞。『本のエンドロール』『六畳間のピアノマン』『崖っぷち芸人、会社を救う』『日ノ出家のやおよろず』『退職クロスロード』など著書多数。本書が初の歴史小説である。
【 関連記事 】
「じゃないほうのオダ」をメジャー武将にしたい!小田氏治主役の小説が本日登場
https://bushoojapan.com/historybook/2026/04/22/213692
〈日本初の歴史戦国ポータルサイト「BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)〉
「史実って、いったい何だろう」
https://shosetsu-maru.com/yomimono/essay/janaihouno_oda
〈文芸ウェブサイト「小説丸」〉
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