2026年3月4日自動車盗難は再び増加の兆し、ランドクルーザーの被害突出

プレスリリース発表元企業:一般社団法人 日本損害保険協会

配信日時: 2026-03-04 14:00:00

車両本体盗難の支払件数(盗難多発都道府県)

車名別盗難状況(車両本体盗難)

車名別盗難状況(車上ねらい)

一般社団法人 日本損害保険協会(会長:舩曵 真一郎)は、第27回「自動車盗難事故実態調査」を実施しましたので、結果を公表します。
本調査は2000年度から自動車盗難防止対策の一環として、自動車の車両本体盗難や車上ねらいの実態調査を実施しているもので、今回が27回目となります。

1.実態調査結果(概要)
・車両本体盗難件数は直近5年間で最多件数となった。
・車両本体盗難の1件あたり支払保険金は年々上昇。さらに年間の支払保険金も約82億円となり2024年と比較して約10億円増加した。
・車両本体盗難、車上ねらいともに車名別盗難でランドクルーザーがワースト1となり、被害が突出している。
・都道府県別では、愛知県の車両本体盗難の支払件数割合が増加傾向。支払件数は2位の埼玉県と比較して、約2倍の件数を占める。


2.実態調査結果(詳細)
(1)1件あたりの支払保険金の推移 -自動車盗難被害は再び増加の兆し-
・車両本体盗難1件あたりの平均支払保険金は、車両価格の上昇に伴い、年々増加傾向となっている。
・車両本体盗難1年間の支払保険金の総額は、約82億円となり、2024年と比較して約10億円増加した。
・車上ねらいの1件あたりの支払保険金は、過去2年と比べて、約10%上昇した。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/577587/LL_img_577587_4.png
1件あたりの支払保険金の推移

(2)車名別盗難状況 -ランドクルーザーの盗難被害が深刻化-
・2025年の車両本体盗難の車名別盗難状況のワースト1は、5年連続でランドクルーザーとなった。また、車上ねらいの車名別盗難状況でもワースト1となり、ランドクルーザーの盗難被害が突出している。
・なお、車両本体盗難の被害が特定の車種に集中する傾向が一層強まっている。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/577587/LL_img_577587_2.png
車名別盗難状況(車両本体盗難)

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/577587/LL_img_577587_3.png
車名別盗難状況(車上ねらい)

(3)車両本体盗難の支払件数(盗難多発都道府県)-愛知県に盗難被害が集中-
・2025年の車両本体盗難の支払件数(盗難多発都道府県)は、愛知県が2位の埼玉県と比較して、約2倍の件数を占めており、都道府県別車両本体盗難の支払件数割合も増加傾向となっている。
・また、車上ねらいの都道府県別盗難状況でも2年連続ワースト1となり、愛知県が占める割合も年々高まっている等から、愛知県に盗難被害が集中している傾向がみられている。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/577587/LL_img_577587_1.png
車両本体盗難の支払件数(盗難多発都道府県)

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/577587/LL_img_577587_5.png
車上ねらいの支払件数(盗難多発都道府県)

その他の調査結果は、別紙「第27回自動車盗難事故実態調査結果」をご覧ください。なお、以下リンクからご覧いただけます。
【URL】
https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jidoshatounan/index.html


3.実態調査の実施概要
・調査対象期間:2023年1月1日~2025年12月31日
・調査対象 :損害保険会社21社(損保協会非会員会社を含む)
・対象事案 :全国で発生した自動車の車両本体盗難事故および車上ねらい(部品盗難含む)事故で、調査期間内に自動車盗難事故が発生し、保険金の支払いを行った事案
※代車等費用保険金のみ支払った事案なども含まれています。
・対象事案数:2025年・・・車両本体盗難:2,746件、車上ねらい:672件
2024年・・・車両本体盗難:2,499件、車上ねらい:720件
2023年・・・車両本体盗難:2,597件、車上ねらい:921件


■ご参考:自動車盗難認知件数・盗難等防止対策について
・自動車盗難認知件数は、2003年の年間64,223件をピークに減少し、2025年は年間6,386件となりました。(出典:警察庁「犯罪統計資料」)
・認知件数減少は、増加する自動車盗難被害に対して、当協会が参画する「自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム」が長年にわたり自動車盗難の対策および減少に向けて精力的に取り組んできた成果です。
・普段から「バー式ハンドルロックや警報装置などの盗難防止機器を使用する」「防犯設備が充実した駐車場を利用する」「貴重品は車内に放置しない」など、複数の防犯対策を講じることが有効です。また、自宅の駐車場でも安心せずに、防犯カメラや防犯灯などを利用して窃盗犯が心理的・物理的に侵入しづらくすることも重要です。


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