「GRL(グレイル)」に対する「商品形態模倣に基づく販売差止および損害賠償請求訴訟」が決着、3億円の和解金で
配信日時: 2026-02-25 09:00:00
独自デザインによる誠実なものづくりの姿勢を守り抜き、健全なファッション業界の発展を目指して
「SNIDEL(スナイデル)」や「FRAY I.D(フレイ アイディー)」などのファッションブランドを展開する株式会社マッシュスタイルラボ(本社 東京都千代田区/代表取締役社長 近藤広幸(以下「当社」)は、通販サイトGRL(グレイル)を運営するアートデコ株式会社および株式会社Gio(いずれも所在地:大阪府大阪市西区/代表取締役:二宮潤/以下、総称して「アートデコ社ら」)に対し、商品形態の模倣(不正競争防止法第2条第1項第3号)を理由として提起していた差止および損害賠償請求訴訟において、2026年1月30日(金)、知的財産高等裁判所において、和解が成立したことを報告いたします。
本和解に基づき、被告であるアートデコ社らは当社に対し、解決金として総額3億円を支払うとともに、対象となった商品17点の販売中止および廃棄することになりました。アートデコ社らが今後当社の商品デザインを模倣しないことを確約することも、和解条件に含まれています。
和解内容の主なポイントは以下のとおりです:
- 和解金の支払い: 被告であるアートデコ社らが当社に対し総額3億円の和解金を支払うこと。
- 対象商品の販売中止・廃棄: 本件訴訟の対象となった17商品について、アートデコ社らが直ちに販売を中止し在庫商品は廃棄等の措置を講じること。
- 将来にわたる模倣行為の禁止: アートデコ社らが今後当社の商品デザインを模倣しないことを確約すること。
■ 本件の経緯と当社の決断
当社は、女性向けファッションブランド「SNIDEL」「FRAY I.D」「LILY BROWN(リリーブラウン)」等を展開しています。ブランドの立ち上げ当初から一貫して独自の世界観と細部までこだわり抜いたデザインをお客様に届けるべく、多大な時間と情熱をかけて商品開発を行っております。そのような中、2015年に通販サイト「GRL」において当社商品の模倣品が販売されたことに対し、看過できない事態と判断し、刑事告訴した結果、日本で初めてファッション商品の形態模倣による刑事摘発(当時の株式会社Gio代表取締役の逮捕、模倣品の押収等)に至った経緯がありました。
その際、当社とアートデコ社らとの間で合意書を締結し、アートデコ社らは、今後は、当社商品のデザインを模倣しない旨を誓約しておりました。
しかしながら、再び2022年頃より、当社が展開する前記ブランドの商品デザインを模倣したと見受けられる商品が再び多数販売されていることが判明しました。2022年3月以降、アートデコ社らに対して該当する31商品の販売中止等を求めたところ、一部商品について当社の要請を受け入れ販売を中止した一方で、残りの商品については「(アートデコ社らの)企画・販売時期が先行しており模倣ではない」などの主張のもと、販売が継続されました。
この状況を受け、当社としては、自社オリジナルデザインの商品が模倣される行為は看過できない重大な問題であると判断し、特にデザインが酷似しており悪質だと考える17商品の販売行為について、「不正競争防止法第2条第1項第3号(商品形態模倣)」に該当する違法行為として、その販売差止めおよび損害賠償を求める訴訟を 2024年9月11日(水)に東京地方裁判所に提起いたしました。なお、同訴訟はその後アートデコ社らが控訴したことから、知的財産高等裁判所で係争中となっておりました。
■ 和解金3億円の支払いを条件とする和解が成立
2026年1月30日(金)、第一審を経て、知的財産高等裁判所における審理の結果、裁判所より、一部の商品については形態模倣に該当しない可能性があるものの、具体的にどの商品が形態模倣に該当しない可能性がある商品かまでは明確にせず、対象となった17商品のすべてについて損害賠償額の算定に入るという心証が示され、またその心証を踏まえて被告であるアートデコ社らが損害賠償請求額9億4751万2500円の一部である解決金3億円を支払うことおよび訴訟の対象となった17商品の販売中止・商品廃棄等の措置を含めた条件での和解の提案がございました。
当社として、当該商品の販売中止および廃棄が速やかに実行されること、さらに本件訴訟の結末を早期に確定させ、その内容をご報告することで速やかにブランド価値の保護を図ることができると判断し、裁判所の提案する和解による解決に応じました。結果的に当社の主張する内容に沿った形で問題解決がなされ、適切な法的救済を確保することができたものと認識しております。
■ 当社のブランド保護に対する姿勢
当社は自社ブランドの創造性と価値を守ることを最重要課題の一つと位置付けています。独自に開発したデザインや商品形態は当社の大切な無形資産であり、これを不正に模倣される行為には今後も毅然と対処してまいります。
当社にとって、模倣品を販売される行為は単なる権利侵害に留まりません。模倣品に厳格に対処することは、当社の商品をご購入ご愛用くださっているお客様に対する責任、そして、より良い商品をお客様に提供したいと日夜心血を注いでいる当社従業員に対する責任であると認識しております。
模倣品が横行する業界において、当社が黙過することなく模倣品に厳格な姿勢で臨み、法的措置まで講じた結果、上記のような和解が成立したことは、当社自身のブランド価値とお客様の信頼を守り抜くとともに、ファッション業界の健全な発展にも資するものと考えております。
今後も当社は、知的財産の保護と公正な競争環境の維持に努め、法令遵守と誠実な企業活動を徹底してまいります。また、引き続きお客様の安心・安全を最優先に、ブランド価値の維持・向上に取り組んでまいります。
今回の解決が、ファッション業界全体における知的財産の尊重と公正な競争環境の維持に寄与することを願っております。
マッシュグループについて
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マッシュグループは「私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。」という企業理念のもと、ファッション、ビューティー、フード、デザインなど多岐にわたる事業を展開しています。
1998年にグラフィックデザイン会社として設立。2005年にファッション事業へ参入し、「SNIDEL」や「gelato pique」などを展開。また、2010年に参入したビューティー事業ではナチュラル&オーガニックコスメのセレクトショップ 「Cosme Kitchen」や「Biople」のほか、「Celvoke」「to/one」「SNIDEL BEAUTY」などの新規オリジナルブランドの開発も手掛けています。現在は約50ブランドを有し、国内のみならず、アジアを中心に北米など世界へ事業を展開しています。
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