鹿児島県の地域おこし協力隊を対象に「起業支援セミナー」を開催

～地域に根ざした起業・定住を後押しする実践的プログラムをSocialupsが企画運営～



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Socialups 株式会社（本社：新潟市中央区、代表取締役社長：高瀬章充）は、鹿児島県より「令和7年度地域おこし協力隊起業支援セミナー開催業務」を受託し、鹿児島県内で活動する地域おこし協力隊を対象としたセミナーの企画運営をしています。

本事業は、鹿児島県内で活動する地域おこし協力隊を対象に、協力隊の任期終了後も地域に定着、地域課題の解決や産業創出に取り組む人材を育成することを目的として、地域での起業・事業継続を支援する実践的なセミナーを開催するものです。

鹿児島県では、135名（令和7年9月末時点）の地域おこし協力隊員が県内各地で活動しており、地域資源を活かした商品開発や観光プロジェクトなど、地域活性化の中心的存在として成果を上げています。一方で、任期終了後の「定住・起業の壁」が課題となっており、地域での継続的な事業化支援が求められています。

本セミナーでは、地域資源を活かしたビジネスの立ち上げ方や、事業継続に必要なスキルを学ぶ機会を提供し、地域おこし協力隊員の地域での起業・事業継続を支援します。


■プログラム概要
名称：令和7年度 鹿児島県地域おこし協力隊 起業支援セミナー

実施内容：
（１）協力隊員を対象としたセミナーの開催（2回）
　・セミナー１.　起業体験型ワークショップ　11月14日(金)
　・セミナー２.　先輩起業家による事例共有・パネルディスカッション　1月30日(金)
（２）協力隊員への起業相談・メンタリングの実施（2月頃）

対象：鹿児島県内で活動する地域おこし協力隊員

主催：鹿児島県（総合政策部地域政策課）

運営：Socialups株式会社

■第1回起業体験型ワークショップ（11月14日開催）実施レポート
起業支援セミナー第1回目となる当日。開始前から多くの参加者が自ら名刺交換を行うなど、能動的な空気が会場に満ちており、非常に前向きなスタートとなりました。
起業準備中の方から、起業を検討する方まで、さまざまな状況の協力隊員が参加し、「身近なペインからアイデアを生み出す」ことを中心に体感的に学ぶ4時間のプログラムを実施しました。

●ワークショップ概要
●開催日時
令和7年11月14日（金）13:00～17:00

●開催場所
HITTOBE powered by The Company
（〒892-0826 鹿児島県鹿児島市呉服町２−８）
https://hittobe.jp/

●講師
特定非営利活動法人StartupWeekend認定ファシリテーター
I.I. 代表
Code for Kitakyushu 顧問
(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS) ロボット・DX推進センター マネージャー
糸川　郁己 氏
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1980年北海道札幌市出身。システムエンジニアとして放送キー局向けシステムや地方自治体データ移行プロジェクトのマネジメント等を実施。現在は”新しいコトをはじめる人の応援”をモットーに新規事業創出サポート、デジタル化・DX推進、アトツギベンチャー支援、シビックテック推進などを実施中。

■当日のスケジュール
13:00～　スタート
13:05～　主催者挨拶
13:10～　アイスブレイク
14:00～　“痛み（ペイン）”の書き出し
14:40～　課題解決のアイデア創出ワーク
15:20～　MVP制作ワークショップ＆インタビュー
16:35～　アイデア発表
17:00 　 終了
■ワークショップの内容
今回講師を務めたのはStartup Weekend（SW）認定ファシリテーターである糸川郁己氏。2024年4月・2025年4月に実施したSW鹿児島で、ファシリテーターを務めています。
今回のワークショップでは、以下のステップを通して参加者の思考と行動を深く動かす構成としました。

●身近なペインの書き出し
日常生活・地域活動・仕事など、参加者が実際に感じてきた「困りごと」を棚卸し。
互いに共有することで、リアルな課題が数多く浮かび上がりました。

●課題解決のアイデア創出
書き出されたペインをもとに、どの課題に向き合うかをチームで議論。
「なぜその課題が起きるのか」「その裏側にある本質は何か」を探りながら、解決の方向性を考えました。

●MVP（最小実行可能プロダクト）の作成と検証
1枚の紙に「誰のための、どんな価値を持つプロダクトなのか」を明文化。「課題が明確か」「他の人にとっても解決したい課題なのか」を実際に検証しました。
チームによっては会場内でヒアリングを行うなど、実践的な検証プロセスが進みました。

●最終プレゼン
4時間フル稼働で取り組んだ内容をチームごとに発表。
「ゴミの出し忘れ」「今は話しかけられたくないという作業に集中したいときに話しかけられる」「農家の人手不足」など、それぞれチームで決めた課題について、解決策を提示していただきました。
アイデアが形になったチーム、悩みながらも前進したチームなど様々でしたが、共通して前向きな挑戦姿勢が強く感じられました。

参加した協力隊員からは
「卒隊後の生き方、キャリアの活かし方につながる内容だった。ワークショップにありがちな雰囲気ではなく、自分の困りごとに対して、どう取り組んでいけば良いか、チームで意見を出し合って確認しながら進められた」

「自分が真逆の発想をしていたことや、ヒアリングの浅さなど、気付くことができ、とても良い勉強と体験になりました。以後、実践していきます！」

「起業したばかりで地盤がゆるゆるでしたが、ビジネスの考え方を学び、ワークを通じてその道筋を体験できたことで、より解像度が上がりました。まだまだこれからですが、今日の学びを今後に活かしていきたいです」

というお声もいただきました。

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■次回起業家トークセッション・パネルディスカッション2026年1月30日（金） 開催予定
1回目に続いて2回目となる次回は、鹿児島県内で活躍する先輩起業家をゲストに招き、「地域で起業する際のリアル」 をテーマに経験談や挑戦ストーリーを共有いただくトークセッション・パネルディスカッションを行います。

＜概要＞
●日時
　2026年1月30日（金）

●開催場所
かごゆいテラスコワーキング
（〒890-0064 鹿児島県鹿児島市鴨池新町１０−１ 鹿児島県庁 18階）
https://kago-yui.jp/

●予定内容
・起業前後の苦労や乗り越え方
・地域で起業する際の課題
・協力隊員の悩みに対する具体的アドバイス
・希望者によるアイデアプレゼン＆フィードバック

地域おこし協力隊の皆さんが、地域で起業を実現するためのリアルな学びを得られる機会になればと考えております。

■Socialups株式会社について
◼︎会社名
Socialups株式会社（ https://socialups.jp/ ）

◼︎所在地
【新潟本社】新潟県新潟市中央区笹口1-2プラーカ2 1F NINNO+
【南魚沼支社】新潟県南魚沼市六日町140　MAKINO-BA内
【熊本支社】熊本県熊本市中央区上通町2番17号 びぷれす熊日会館7階　びぷれすイノベーションスタジオ
【鹿児島支社】鹿児島県鹿児島市呉服町2-8　HITTOBE Powered by The Company

◼︎代表者
代表取締役社長 高瀬 章充

◼︎事業内容
・自治体と協働した起業家や社内起業家
・新規事業創出支援プログラムの設計と運用
・起業家、社内起業家、新規事業創出における伴走支援
・スタートアップエコシステムの構築

■これまでの事例
【新潟県内】
・新潟県地域課題を核とした新たな企業誘致推進事業「チャレンジ新潟」事務局
　https://www.challenge-niigata.com/
・スタートアップアクセラレーション南魚沼
　https://socialups.jp/works/minamiuonuma
・新潟市の企業内の新規事業創出プログラム「WAVE」事務局（株式会社テレビ新潟放送網との共同運営）
　https://www.teny.co.jp/wave2/
・にいがた2km・8区連携オープンイノベーション推進事業「HEAT」事務局（株式会社テレビ新潟放送網との共同運営）
　https://niigata2km.teny.co.jp/
・小千谷市起業家育成支援事業「BALLOON」（株式会社テレビ新潟放送網との共同運営）
　https://ojiya-startup.com/
・新潟県首都圏企業との情報交換会運営
　https://socialups.jp/news/posts/40
【熊本】
・熊本市起業家育成インターンシップ支援事業
　https://skip-kumamoto.com/
・熊本市の起業家 発掘・育成プログラム 「HIGOCANVAS」事務局（2022年度）
　https://higo-canvas.com/
・スタートアップアクセラレーション熊本（2022年４月～2024年３月）
　https://socialups.jp/works/kumamoto
【鹿児島】
・鹿児島市次世代のデジタル活用人材育成プロジェクト「SaKURA」運営事務局
　https://kagoshima-digital-project.org/
【経済産業省】
・新潟版未踏的人材育成事業「ETSUZAN」運営事務局（2023年・2025年/複数社との共同運営）
　https://etsuzan.org/
【独自事業】
・オンライン起業支援ワークショップ（国立高等専門学校機構本部主催・グローバル・アントレプレナーシッププログラム内イントロダクションプログラムで運用）
　https://socialups.jp/onlineworkshop


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