【申年を飛躍の年に】チンパンジーの研究がきっかけで解明された0歳児の8つの知育ステップ
配信日時: 2016-01-06 09:50:01
昨年末、共に世界的研究者であるオランダの学者夫婦 (F.プローイュ博士とH.ヴァン・デ・リート博士) によって執筆された世界No.1ベストセラーの赤ちゃんの発育本「不思議な週齢ワンダーウィークス」が日本語化されました。お二人は35年間に及ぶ研究を通じて赤ちゃんの知能の発達過程を解き明かしたのですが、その出版点となったのがアフリカのタンザニアにあるゴンベ国立公園でのチンパンジーの乳幼児の研究でした。
【チンパンジーの研究がきっかけで解明された赤ちゃんの知育ステップ】
F.プローイュ博士は教育心理学、自然人類学、行動生物学の研究過程を修了後、当時ちょうど結婚したばかりの妻であるH.ヴァン・デ・リート博士と共に、野生のチンパンジーを研究するためにアフリカのタンザニアにあるゴンベ国立公園に旅立ちました。
二人はあらかじめ研究テーマを用意していましたが、実際に現場に着いてみてその研究ができる環境ではないことが判明し、急遽テーマを変えることになりました。ほどなくして二人は野生のチンパンジーの赤ちゃんをあれほど近くで観察できる場所は地球上で他にないことに気づき、その生態を研究することにしました。実を言うと、その場ですぐに検証できるような手頃な理論や仮説はなかったのですが、ノーベル賞受賞者ニコ・ティンバーゲン博士が得意としていた野生動物の行動を直接観察する手法を使って2年近くその研究に取り組みました。
ヨーロッパに戻った彼らはイギリス・ケンブリッジにある英国医学研究審議会(MRC)の行動発達統合研究ユニットで働くことになりました。そこで大量のデータを分析しているうちに人間の赤ちゃんには退行期があるという説が浮かび上がってきました。ここで言う退行期とは赤ちゃんが普段よりぐずりやすく、ママにベッタリになる時期のことで、兼ねてから他に少なくとも12種類の霊長類でも同様の退行期が見つかっていました。また同データを別の観点で分析した結果、野生のチンパンジーの乳幼児の行動発達過程に見られた「赤ちゃんの中枢神経系の発達は段階的(階層統合的)に起こる」という説が、人間の赤ちゃんでも裏付けれられました。
その後、イギリスのケンブリッジ大学(妻)とオランダのフローニンゲン大学(私)でそれぞれ博士号を取得した二人は、実際の家庭内における育児の観察と映像記録に乗り出しました。その結果、人間の赤ちゃんもある決まった時期に退行期に入ることが証明されました。退行期に入った赤ちゃんは泣き止まなくなったり、ぐずりやすくなるのですが、二人の研究によって実はこのような退行期を迎えるたびに赤ちゃんの知能は飛躍的に発達することが明らかになりました。
【不思議な週齢ワンダーウィークスとは】
0歳児の8つの知育ステップ (ぐずり期) について解説した育児書で、発達段階ごとの赤ちゃんのぐずり方やぐずる理由、知能と行動の進歩、最適なあやし方やおもちゃ、遊びなどが詳しく解説されている。世界累計180万部を突破し、昨年末に日本語版もリリース。本書を基に監修された育児アプリの日本語版も出ており、自分の赤ちゃんがぐずり期に入るタイミングを教えてくれる通知システムや赤ちゃんの機嫌が良くなる時期と悪くなる時期が予めわかる機嫌予報カレンダーが付いている。
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