池田杏莉 新作個展 「それぞれのかたりて / なき あのことへ」2025年12月6日(土)よりGALLERY ROOM・A(浅草)にて開催
プレスリリース発表元企業:株式会社The Chain Museum
配信日時: 2025-11-06 13:00:00
2024年能登半島・輪島市で継続的に制作している「喪失」と「つながり」のインスタレーション作品群を発表
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株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」が運営するコマーシャルギャラリーGALLERY ROOM・Aにて、2025年12月6日(土)~2026年1月4日(日)の期間、アーティスト池田杏莉による新作個展 「それぞれのかたりて / なき あのことへ」を開催いたします。
※本展の出展作品はArtSticker限定で販売いたします。また全て「先着制」で2025年12月6日(土)AM8:00から販売受付をいたします。
展覧会詳細はこちら
開催概要
アート・コミュニケーションプラットフォームArtStickerが運営するコマーシャルギャラリー、GALLERY ROOM・A で2025年12月6日(土)よりアーティストの池田杏莉による新作個展 「それぞれのかたりて / なき あのことへ」を開催いたします。池田は、人々に使い古された物や皮膚の型を通して「喪失の記憶」と向き合う作品を制作してきました。自身の身体の痕跡を原点に、他者との対話を重ねながら「それぞれの喪失」をかたる場を生み出しています。
本展では、2024年から能登半島・輪島市で継続的に制作しているインスタレーション作品群を発表します。解体される住居や集会場から集めた被災者の日常にあった物と、インタビューを通して掬い取った「喪失の記憶」を素材に構成されたインスタレーションは、震災によって失われた時間と存在を静かに語り継ぐものです。タイトル「なき あのことへ」には、被災者たちが抱える“今は亡き存在”への悲痛と愛情が込められています。
空間と作品を通して、時間の経過とともに形骸化していく「喪失」との内省的な対峙を促し、私たちと他者との間にあるべき「つながり」の在り方を問いかけます。
個々の記憶と祈りが交差し、「喪失」と「つながり」の在り方を問う池田杏莉の新作個展を、ぜひ会場にてご高覧ください。
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参考作品「それぞれのかたりて / 在り続けることへ」
展覧会ステートメント
本展示で、インスタレーションとして構成される作品は、2024年から能登半島輪島市で継続的に制作をしている作品群です。現在、私は輪島市を拠点に、解体される住居や集会場から収集した被災者の日常にあった物と、インタビューを通して被災者が抱える「喪失の記憶」に焦点をあてた制作をしています。
本展示に臨むにあたり思い浮かべたのは、輪島市に住む被災者の「喪失した時間と存在を語る姿」でした。それは、街並みと人々の営みの復興は、失った親しい人や風景へ向けられた眼差しと祈りそのものに感じました。そして、それとは対照的に何事もなかったように、日々を当たり前のように過ごせる中、時間の経過と共に能登で起きた不条理な出来事が「何となく復興されている」という感覚から、少しずつそして確実に乖離していることに、気づかされます。
タイトル「なき あのことへ」は、その作品群から被災者たちの「今は亡き存在」への悲痛と愛情を体感するインスタレーションとして構成されます。
被災者と私達との間にあるべき「繋がり」の在り方とは何か。私達それぞれが抱える喪失感が共鳴する空間で、時間と共に形骸化する「喪失」との内省的な対峙を問い続けます。
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参考作品画像「それぞれのかたりて / 蓋をした後悔へ」
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参考作品「それぞれのかたりて / 遠いあなたへ」
作家プロフィール
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38948/312/38948-312-9426f334a88d5fd2a5c128564544066a-1920x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]池田 杏莉 | Anri Ikeda
1997年 福岡県飯塚市生まれ。現在、千葉県松戸市/石川県輪島市を拠点に活動。
2019年 愛知県立芸術大学 美術学部 美術科 彫刻専攻 卒業。
2019年 東京藝術大学 美術研究科 彫刻専攻 修士課程に入学。
2021年~
2022年 パリ国立高等美術学校へ、交換留学。
2024年. 東京藝術大学 彫刻専攻 修士課程を修了。
現在は、青山学院大学 中等部にて、美術科非常勤講師として教鞭を執る。
【展示歴】
2022 「A-TOM ART AWARD 2022 ファイナリスト展」 コートヤード HIROO 東京
2023 「第 9 期 ソノアイダ」 ソノアイダ新有楽町 東京
2023 「布の芸術祭 FUJI TEXTILE WEEK 2023」 旧山叶工場 山梨
2024 「第 72 回東京藝術大学 卒業・修了作品展」 東京藝術大学 東京
2024 「迷宮への介入」 Mikke Gallery 東京
2025 「迷宮への招待」 Aster curator museum 石川
アーティストステートメント
私は人々に使い古された物と、皮膚の型の収集を通して、「それぞれのかたりて」をテーマに、彫刻、インスタレーションを制作しています。
使い古されていくにつれて、少しずつ色褪せ、歪んでいく衣服や家具。それは私達の日々の一部であり、私たちの癖や匂いといった特徴に寄り添うかのように、身体性を帯びていきます。また、皮膚は時間が経つにつれて、剝がれ、少しずつ生え変わり、絶えず私たちの体内外で、身体を消費させながら、毎日、毎時、毎分と、誕生と死別を繰り返しているように思えます。
そして、私の制作活動の根幹にあるものは、自分の身体に残る手術痕にあり、それは幼少期に経験した難病による「身体」と、「これまでの日々」を失ったことから生まれた、「喪失」との対峙と共生の在り方を見つめることにあります。
「それぞれのかたりて」の作品制作は、2019 年から始まり、現在に至るまで、病いや災害による親族と友人の死、時代と共に衰退する街の文化を継承しえない人々の想い、不条理な理由でホームレスになるしかない排除されてゆく人々の後悔といった、人それぞれが抱えている「喪失の記憶」を、対話を通して様々なメディアで作品にしてきました。
テーマとタイトルにある「それぞれのかたりて」は、私達に等しく訪れる不条理な記憶である「喪失」。最初は、私自身が救われるために作品制作を通して対峙し続けてきましたが、まだ共生の在り方を見出せていません。ですが、多くの人々と共同制作をする機会に、「それぞれの喪失」への想いを語りあう中で、少しずつ共鳴し、内省的に向き合える時間と空間にこそ、私が創造したいものがあると思い、つけたものです。
人々の記憶に触れる中で、喪失の先に何を見出すことができるのか問い続けたいと考えています。
Instagram(@ikeda_anri)
Information
池田杏莉 新作個展 「それぞれのかたりて / なき あのことへ」会期
2025年12月6日(土)~2026年1月4日(日)
会場
GALLERY ROOM・A
住所
東京都墨田区本所2-16-5 KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 1F STORAGE 1
電話番号
なし
開催時間
08:00~23:00
休館日
会期中無休
観覧料
無料
アクセス
都営浅草線「浅草駅」徒歩8分 「本所吾妻橋駅」徒歩9分、都営大江戸線「蔵前駅」徒歩9分
会場URL
https://www.thesharehotels.com/kaika/
会場:GALLERY ROOM・A
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38948/312/38948-312-258c5f74f07627866a7389b9e865d205-2001x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]GALLERY ROOM・A ロゴ
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38948/312/38948-312-15dab9ca1b7306d490617845c68f4718-2001x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
GALLERY ROOM・A 会場
アートストレージとホテルが融合した、新たな宿泊施設として知られる「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」。その1Fの「STORAGE 1」に2021年4月10日から新たにコマーシャルギャラリー『GALLERY ROOM・A』をオープンいたしました。
アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」が企画・運営を行っています。ギャラリーは建物のエントランスに面した1Fスペースに位置し、宿泊者以外でも見ることができる開かれた場所として展開していきます。ギャラリーでの個展や作品販売だけではなく、ホテル客室での展示企画や、地域性を活かしたワ ークショップや宿泊プログラム、トークイベントなどを通じて、“アート”を多様な解釈の中で経験するための場所としていきます。
https://www.instagram.com/galleryrooma_artsticker/
ArtSticker(アートスティッカー)について
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38948/312/38948-312-440d06e88afe0a475e372b49d6a47b82-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。
▽ArtSticker Webサイト
https://artsticker.app/
▽ArtSticker ダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
株式会社The Chain Museum概要
社名 :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地 :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者 :代表取締役 遠山 正道
▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト
https://www.t-c-m.art/
PR TIMESプレスリリース詳細へ
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