【武蔵野美術大学 美術館・図書館】展覧会「甦るポストモダン--倉俣史朗、小松誠、高崎正治、デザインの人間主義(ヒューマニズム)」の開催について
配信日時: 2025-10-02 15:30:40
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1.倉俣史朗《硝子の椅子》1976年、ガラス・フォトボンド100、88.0×90.0×60.0cm
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2.小松誠《クリンクルシリーズ スーパーバック K1》1975年、磁器、35.0×23.0×11.4cm
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3.高崎正治《輝北天球館 模型》1992年、石塑粘土・紙・芯材(金属)、67.0×71.0×101.0cm、作家蔵
このたび武蔵野美術大学 美術館・図書館では「甦るポストモダン──倉俣史朗、小松誠、高崎正治、デザインの人間主義(ヒューマニズム)」を開催いたします。
アメリカの建築史家チャールズ・ジェンクスの名著『ポスト・モダニズムの建築言語』(1977)によって、1970年代後半以降、建築やデザインの分野に広まった潮流「ポストモダン」。歴史的様式の引用や折衷、過度な装飾といった特徴で多く語られますが、本展覧会ではそれを「人間主義」=新しい社会と人間の生き方を求めるものづくりとして大きな文化史的見方で捉え、半世紀後の今こそ、その本質を見つめ直します。
概要
会期:2025年11月24日(月・振休)-12月21日(日)
開館時間:11:00-19:00(土・日曜日、11月24日は10:00-17:00)
休館日:水曜日
入館料:無料
会場:武蔵野美術大学美術館 展示室3
主催:武蔵野美術大学 美術館・図書館
特別協力:小松誠、高崎正治、内田デザイン研究所
会場構成:IGARASHI DESIGN STUDIO(五十嵐久枝、藤田学)
企画監修:新見隆(武蔵野美術大学 造形学部教養文化・学芸員課程研究室教授、美術館・図書館長)
見どころ
1.「ポストモダン」のルーツを見出す。
本展覧会では、現状に対する「異議申し立て」の精神こそがポストモダンの本質であると仮定し、18世紀アメリカのシェーカー教徒による信仰生活のデザインと、19世紀イギリスにおいて手仕事と中世ギルド(職工組合)への回帰を唱えたウィリアム・モリス(1834-1896)によるアーツ・アンド・クラフツ運動という時を隔てた二つの運動に着目します。これらの、都市を中心とした機械による大量生産と経済効率に傾く大衆社会に対して労働=美=共同体を求めた姿勢の中にポストモダンのルーツを見ます。二つの運動とその結実としての用品の数々には、信念がものに宿った際の静かな力強さが内包されており、のちのポストモダンの時代へとその態度が繋がっていきます。[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83551/189/83551-189-88c89fca323e6a5f0bc117bafaf71876-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
4.シェーカー教徒《ストレートチェア》1700年代後半[再制作1998年]ハードメープル・キャンバステープ、109.0×47.0×43.0cm
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5.ウィリアム・モリス他『ジェフリー・チョーサー作品集』1896年、43.0×29.5cm
2.1968年パリ五月革命。世界に派生した「異議申し立て」。
1968年のパリ五月革命をはじめとして、ベトナム反戦運動とヒッピー文化、全共闘運動など、世界各地で若者と労働者たちがそれまでの権威や秩序に「異議申し立て」を行いました。前後して、後のポストモダン・デザインにつながるラディカルな表現が現れます。合理的・機能的なものを信じたモダニズムの楽観的な進歩主義への反省から、建築家やデザイナーたちは、個人の物語の広がり、歴史や社会への批評を備えた新たな造形を模索したのです。展覧会では、パリ五月革命に大きな影響を与えたギー・ドゥボールの著作『スペクタクルの社会[原題:La Societe du Spectacle]』を基点に制作された映像作品や、若手建築家グループが誌上で建築の解体を志した雑誌『アーキグラム』など、世界で同時的に起こった対抗文化の諸相を展示します。また1968年前後のラディカルな表現をきっかけとして展開した、ポストモダンの多様な表現も合わせてご紹介します。[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83551/189/83551-189-1bd15d8a393ad6162dd77f67e84ac7e1-1835x1226.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
6.エットレ・ソットサス《シックスティーン》、《フォーティーン》、《サーティーン》、《フィフティーン》1986年、木・ガラス、219.5×50.0×50.0cm、206.0×50.0×50.0cm、201.0×50.0×50.0cm、193.0×50.0×50.0cm
3.ポストモダンの思想を現代に伝える三人の作り手。
本展覧会の中心を成す倉俣史朗(1934-1991)、小松誠(1943-)、高崎正治(1953-)の三名の主要作品を一堂に会します。ここに集う三名において造形的な表立った共通項はありませんが、それぞれがそれぞれの先見性と思想をもとに造形を通して自らが身を置く社会を鋭く批評しました。彼らの作品に強度を与えるものはなんなのか究明しようとするとき、そこにもやはり「異議申し立て」の精神が滲み出ていることに気がつくことでしょう。「ポストモダン」は終わらない。造形活動を通して社会の現状を痛烈に批判することは、グローバルな共同性・寛容を求めて混迷する現代にこそ最重要の思想とテーマだと言えるのではないでしょうか。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83551/189/83551-189-aae3c3de0c435798133b1e1f39746857-3900x3692.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
7.倉俣史朗《ヨセフ・ホフマンへのオマージュ Vol.2》1986年、木・布・豆電球、92.0×90.0×75.0cm
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83551/189/83551-189-9859ad9690fda3887482a149a4dbb3c5-3000x2001.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
8.小松誠《空シリーズ》2011年、磁器、7.8×20.5×17.0cm、作家蔵
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83551/189/83551-189-cddfef00c5027df7e7c8460cb7446f4c-1912x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
9.高崎正治《天地のいえ ドローイング》2009年、59.5×42.0cm、鉛筆・紙、作家蔵
主な出品予定作家(順不同):
倉俣史朗/小松誠/高崎正治/シェーカー教徒/ウィリアム・モリス/フィリップ・ウェッブ/ギー・ドゥボール/能勢伊勢雄/アーキグラム/アルド・ロッシ/スタジオ・アルキミア/エットレ・ソットサス/マイケル・グレイヴス/ロバート・ヴェンチューリ/内田繁、他
※所蔵の記載がない作品はすべて武蔵野美術大学 美術館・図書館 所蔵
関連イベント
1.オープニングシンポジウム
日時:11月29日(土)13:00-16:30(12:30開場) 会場:美術館ホール「倉俣史朗と内田繁」
出演:長谷部匡(内田デザイン研究所 代表)、五十嵐久枝(武蔵野美術大学 造形学部空間演出デザイン学科教授/IGARASHI DESIGN STUDIO)、新見隆
「建築に精神が宿るまで」
出演:高崎正治(高崎正治建築都市設計事務所)、新見隆
2.企画者によるギャラリートーク
日時:12月4日(木)16:40-17:30 会場:美術館展示室3出演:新見隆
3.ドキュメンタリー『共同性の地平を求めて』(1975年)トーク付き上映会
日時:12月13日(土)16:30-18:45(16:00開場) 会場:美術館ホール出演:能勢伊勢雄(映像作家/美術展企画/Live House PEPPERLAND主宰)
*入場無料/先着順(予約不要)/直接会場へお越しください。
*当館webサイトで最新情報をご確認ください。
同時開催
「助教・助手展2025 武蔵野美術大学助教・助手研究発表」
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