グラミー賞10回ノミネート、アカデミー賞受賞作出演! 希代のアーティスト、ジャネール・モネイ初の小説が翻訳刊行

プレスリリース発表元企業:株式会社ポプラ社

配信日時: 2025-03-29 12:45:30



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株式会社ポプラ社は、シンガー・ソングライター兼俳優のジャネール・モネイによる初めての小説『ザ・メモリー・ライブラリアン 『ダーティー・コンピューター』にまつわる5つの話』の翻訳版を2025年3月25日(火)に発売いたしました。

ジャネール・モネイはアメリカのシンガー・ソングライター。これまでグラミー賞に10回ノミネートされており、先月開催されたグラミー賞2025でもクインシー・ジョーンズ・トリビュートにおいてマイケル・ジャクソンのカヴァーを披露し、話題を呼んでいます。

また、俳優としても活動。アカデミー賞受賞作の『ムーンライト』や、NASAのマーキュリー計画における黒人女性の活躍を描いた『ドリーム』など、近年次々と話題作に出演しています。
シンガー・ソングライターとして、俳優として、世界を更新し続けるジャネール・モネイが次に挑戦したのは小説。自身のグラミー賞ノミネートアルバム『ダーティー・コンピューター』の世界観をベースとし、マジョリティから外れ「ダーティ」とみなされた人々の奮闘を描く、まさに今困難な時代を生きる人々に届けたい作品です。

今作は2022年にアメリカで刊行直後、ワシントンポストやバズフィードなどで絶賛され、世界の注目を集めています。また、日本語翻訳版の刊行が決まると、“小説まで書いていたなんて”とSNSで話題になりました。ジャネール・モネイの新たな一面がついに日本でも。ぜひ、ご堪能ください。

あらすじ

「クリーンな人間」であることがよしとされ、記憶が管理される社会。その中心街の女王として君臨するセシャトは、日々増え続けるまがい物の記憶に頭を悩ませていた。原因を探るうち、彼女は自身にも消去された記憶があると知り――「記憶のアーキビスト」

亡き父から、一生に一度だけ時間を戻すことができる宝石を授かったアンバー。窮地に陥る家族に、彼女は宝石を使うか苦悩する――「変更保存」

グラミー賞ノミネートアルバム『ダーティー・コンピューター』の世界観をベースに紡がれた、あなたの心を解き放つ5 つの物語。

著者プロフィール

ジャネール・モネイ
アメリカのシンガー・ソングライター、俳優、プロデューサー、ファッション・アイコン、フューチャリストとして世界的に知られており、キャリアは10年以上にわたる。極めて劇場的でスタイリッシュなコンセプト・アルバムで10回のグラミー賞ノミネートを受け、自身のレーベル「ワンダランド・アーツ・ソサエティ」を主宰。俳優としても大成功を収めており、『ムーンライト』、『ドリーム』、『ハリエット』、『グロリアス 世界を動かした女たち』、『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』などに出演している。

訳者プロフィール

安達眞弓
海外ミュージシャンやセレブのメモワール、ミステリなどの翻訳を手がける。訳書に『この、あざやかな闇』『僕は僕のままで』『どんなわたしも愛してる』『死んだレモン』『悪い夢さえ見なければ』『ジミ・ヘンドリクスかく語りき』などがある。

押野素子
主に黒人文化・歴史に関するフィクション&ノンフィクションの翻訳を手がける。訳書に『フライデー・ブラック』『THE BEAUTIFUL ONES プリンス回顧録』『ヒップホップ・ジェネレーション』『ディアンジェロ《ヴードゥー》がかけたグルーヴの呪文』などがある。

瀬尾具実子
訳書にバラク・オバマやビル・ゲイツも絶賛した『未来省(The Ministry for the Future)』がある。

ハーン小路恭子
専修大学国際コミュニケーション学部教授、米文学者。訳書に「マンスプレイニング」の流行語を生んだレベッカ・ソルニットの『説教したがる男たち』などがある。

山崎美紀
東京都出身。訳書に『この密やかな森の奥で』『森に帰らなかったカラス』などがある。

翻訳者・押野素子さんよりメッセージをいただきました!

『ザ・メモリー・ライブラリアン』は、「ありのままの自分では生きられない」と感じている人への応援歌。全体主義的な監視社会のなかで、さまざまな登場人物が憎しみや硬直した思考に抗い、逞しく生きる姿が描かれています。その世界観はジャネール・モネイ自身の生きざまと重なり、あらゆる人の「ありのまま」を尊重し、包み込むように愛する彼女の思想を鮮やかに反映しています。
エンパシーが世界から削り取られていくような現実に心が折れそうになる今だからこそ、「すべてが収まるところに収まる。すべて時間が解決してくれる。わたしたちの仕事は生きること、そして今に集中すること」(「もうひとつのタイムボックス」より)という言葉が、じんわりとあたたかな余韻をもたらしてくれます。
生きていること、それ自体が芸術。愛と想像力こそが抵抗の手段――読み終えたあと、そんな気持ちになれる一冊です。
押野素子(翻訳者)

書籍情報

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タイトル:『ザ・メモリー・ライブラリアン 『ダーティー・コンピューター』にまつわる5つの話』
著者:ジャネール・モネイ
訳者:安達眞弓、押野素子、瀬尾具実子、ハーン小路恭子、山崎美紀
定価:3520円(10%税込)
発売:2025年3月25日(火)

書誌ページ>> https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008469.html
Amazon>>https://amzn.to/42DAeIX



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