ルークス高等学院の呉文慧が専門書籍に寄稿──教育実践を哲学的に読み解く新たな視点

自閉スペクトラム症と関わる教師の実践を哲学的に読み解くための方法について解説



Loohcs株式会社が運営するルークス高等学院の教員（兼、ルークス志塾教務部）であり、博士号を持つ研究者である呉文慧（くれ・ぶんけい）が、新たに刊行された専門書籍『障害のある人びとの学びをどのようにデザインするか』に寄稿しました。
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本書では、教育実践を哲学的な視点から読み解く方法について論じており、教育実践の記述方法に関心のある方にとって示唆に富む内容となっています。

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本書執筆の経緯
呉は、慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、同大学文学部人文学科国文学専攻へ学士入学し、教員免許を取得。その後、通信制高校やフリースクールでの教育経験を積みながら、神戸大学大学院（博士：学術）で、自閉スペクトラム症と関わる教師の実践知について研究を行いました。
本書の編者である海老田大五朗先生（新潟青陵大学教授）は、エスノメソドロジーを専門とし、人と人、人とモノの相互行為を研究する第一人者です。
ある学会の大会において呉が自身の研究について発表した際、海老田先生から「興味深い研究をされていますね。」と声をかけられたことがきっかけとなり、その後研究交流を重ね、本書への寄稿が実現しました。
執筆内容
本書の中で呉は、自閉スペクトラム症と関わる教師の実践を哲学的に読み解くための方法について解説し、教育実践が人間だけでなくモノによっても影響を受けることを示しています。特に、特別支援教育における教師の実践をどのように記述し、理解するかについて、新たな視点を提示しています。
対象
本書は以下のような方に特におすすめです。
- 人々の学びに関心のある教育関係者
- 実践の記述方法に悩んでいる研究者・教育者
- 現実世界に対する哲学的アプローチに関心がある方


●ルークス高等学院での取り組み
ルークス高等学院では、生徒一人ひとりの興味や探究心を尊重し、主体的な学びを支援する教育環境を提供しています。呉は、これまでの研究と実践を活かし、同学院においても生徒の学びを深める取り組みを推進しています。特に、研究活動に関心のある高校生に対して、アカデミックな視点からのサポートを行い、自ら考え、探究する力を育むことに力を注いでいます。
本書への寄稿は、呉の研究が教育現場における実践と理論を結びつける架け橋となることを示すものであり、ルークス高等学院が提供する学びの質の高さを改めて示すものです。

●運営会社Loohcsについて
Loohcs株式会社は「すべての人を主人公に」をビジョンに掲げ、大学教養レベルを先取りしたリベラルアーツ学習と、社会で活きるスキルを実践的に学べるプロジェクト学習の2本を柱に、子どもたちが変化のきっかけをつかみ、自らの人生を「美しい物語」として語り合えるような場を創る事業を展開しています。既存の学校を補う存在でありたいという想いを込めて、英語で学校を示す「スクール」を、逆から読んだ造語が「ルークス」です。

●Loohcs株式会社
代表取締役：嶺井 祐輝
所在地：150-0031 東京都渋谷区桜丘町16-12 桜丘フロントビル 3階（渋谷本校）
Webサイト：https://loohcs-shijuku.com/

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