マイナ保険証開始!【最新】本人確認に関する実態調査「マイナンバーカード」約27%が未取得!嫌悪感を抱く身分証の提出先は「アダルトコンテンツ購入」
配信日時: 2025-01-08 12:45:00
オンライン本人確認サービス「クリィeKYC」を展開する株式会社クリィ(東京都港区/代表取締役 根岸良多)は、全国の男女314名を対象に、本人確認に関する実態・意識調査を行いました。その結果を発表いたします。
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■ 【最新】本人確認に関する実態・意識調査総括
<マイナンバーカード>
約27%が未取得。携帯している人は、運転免許証と比較して約2分の1に留まる
<身分証提出の嫌悪感調査>
【提出先別】
●抵抗感や嫌悪感が低い提出先の第1位は「窓口での行政手続き」
●抵抗感や嫌悪感が高い提出先の第1位は「アダルトコンテンツの購入」
【男女別】
●女性の嫌悪感:「投げ銭プラットフォーム」「マッチングサービス」「オンラインゲーム」
●男性の嫌悪感:「飲酒エリアの入場」「ホテルのチェックイン」「ファンクラブ会員登録」
【都道府県別】
●埼玉県民:身分証提出に慎重傾向。全国平均と比較して、マッチングアプリは1.7倍、
異業種交流会は1.2倍の嫌悪感がある
●北海道民:リアルな場(イベント等)での身分証提出に慎重傾向。全国平均と比較して、
スポーツイベント参加時は約1.4倍、イベントの飲酒エリア入場時は約1.6倍の嫌悪感がある
<アンケート調査概要>
調査期間:2024年9月18日〜9月19日
調査方法:インターネット
調査対象:10代〜70代以上の男女314名
【以下、詳細】
■ <1・マイナンバーカード>
約20%がマイナンバーカード未取得。携帯している人は、運転免許証と比較して約2分の1に留まる
全国の10代〜70代の男女314名に、「取得・所有している身分証の種類」について調査したところ、第1位は「健康保険証」で288名が取得・所有していると回答しました。第2位は「運転免許証」で255名、第3位は「マイナンバーカード」で230名でした。マイナンバーカードについては、約27%の人が未取得の状態ということが明らかになりました。総務省が発表している2024年11月末時点の人口に対する保有率76.3%と概ね同等の結果となりました。
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政府が進めている、マイナンバーカードを保険証として使用できる「マイナ保険証」は、当然ながらマイナンバーカードを取得しておく必要があります。現在の健康保険証は、2024年12月2日以降の新規発行は停止され、マイナ保険証との併用期間は最大1年間とされていることから、1年後には医療機関で保険診療を受けようとする場合は、必然的にマイナンバーカード(マイナ保険証)が必須となることが予想されます。
続いて、「常に携帯している身分証明書」について調査したところ、第1位は「運転免許証」で247名(取得者のうち所持率96.9%)、第2位は「健康保険証」で209名(同72.6%)、第3位が「マイナンバーカード」で113名(同49.1%)となりました。この結果から、「運転免許証」は常に持ち歩いている身分証明証であることがわかりました。
一方、「マイナンバーカード」常に持ち歩いている人が少ない結果に。この理由として、「マイナンバーカード」を携帯する必要性が少なく、習慣が「運転免許証」と比較して定番化していないということ、「マイナンバーカード」を紛失した時のことを想定し常に携帯しておくことへの漠然とした不安感などが挙げられます。紛失したときのリスクは「運転免許証」も同じであるはずですが、「マイナンバーカード」=あらゆる個人情報が詰まっているといったようなイメージを持っている人も少なくありません。実際には、「運転免許証」を身分証として提出した際に、提出先に「免許証番号」を控えられることも多く、「健康保険証」にも勤務先の記載があるなど、必要以上の個人情報を提出していることになります。
「マイナンバーカード」の取得率は徐々に上がってきており、「マイナンバーカード」の利便性の周知とセキュリティ不安を払拭できれば「マイナ保険証」が浸透する可能性があるという結果になりました。
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■ <2・提出先別:身分証提出の嫌悪感調査>
抵抗感や嫌悪感が低い提出先の第1位は「窓口での行政手続き」
抵抗感や嫌悪感が高い提出先の第1位は「アダルトコンテンツの購入」
全国の10代~70代の男女314名に、「身分証提出の嫌悪感」について、提出先ごとに調査したところ、嫌悪感を抱く第1位は「アダルトコンテンツの視聴・購入」でした。第2位は「カジュアルな異性マッチングサービス(マッチングアプリ/婚活・恋活サービス)」、次いで「投げ銭プラットフォーム」、「SNSの本人確認」、「オンラインゲームのアカウント作成」の順でした。総じて、あまり素性が知られずに利用したいコンテンツに対して、抵抗感や嫌悪感を覚える人が多いようです。
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※抵抗感や嫌悪感を5段階で評価
5→抵抗感や嫌悪感で手続きをやめた/4→抵抗感や嫌悪感がかなりあった/3→抵抗感や嫌悪感が多少あった/
2→抵抗感や嫌悪感があまりなかった/1→抵抗感や嫌悪感はまったくなかった
上記グラフは、回答者の数字の平均値を記載。数字が高ければ高いほど抵抗感や嫌悪感があるという結果
第2位の「カジュアルな異性マッチングサービス」については、結婚や恋愛への真剣度合いが高いからこそむしろ身分証の提出があるプラットフォームのほうが安心できる、信頼できるという利用者もいます。
第3位の「投げ銭プラットフォーム」は、インターネットを通したライブ視聴や、ネット配信者、応援しているタレントやアーティストに対し、オンラインで投げ銭を行うことができるものです。“推し”のタレントやアーティスト、配信者らを“匿名”で応援しているファンも多いことから、身分証を提出してからしか利用できないサービスとなると、“推し”に素性が知られてしまうのではないか、と不安になる人もいます。身分証を管理する側の情報管理体制がしっかりできており、また、身分証提出者に「身分証の内容は投げ銭対象者に知られることはない」などの情報を周知させておくことができれば、このような抵抗感や嫌悪感は低くなっていくのかもしれません。
一方、「身分証提出の抵抗感/嫌悪感」が低かった提出先の第1位は「窓口での行政手続き」で、「抵抗感が多少あった」「抵抗感がかなりあった」という人を合計すると、17.2%という結果でした。次いで低かった提出先は「金融機関の窓口」、「レンタカー利用時」、「携帯キャリアの窓口」でした。
これらに共通することを分析していくと、まず、身分証の提出が最低限必要である提出先ということです。そして、我々が注目したのが「対面(オフライン)」ということです。先述の「抵抗感/嫌悪感があった」という上位4項目は、全て「インターネット(オンライン)」を介しての提出です。インターネットを使っての身分証の提出は、提出先が見えづらいことから、管理体制など提出先が信頼できるかどうかについて不安が残ります。
一方、「対面」での提出については、企業や役所に務める人が対応するため顔が見えること、また、店舗や役所などの空間からどのような提出先なのかということも感じ取ることができるため、抵抗感/嫌悪感が低いという結果になったのではないかと考えられます。もちろん、提出先への信頼度が既に高い状態であるということもこの結果になった要因の1つと捉えています。そのことから、イベント等への「飲酒エリアの入場」においては「対面」でありながらも嫌悪感が高い結果となっているのは、身分証を確認する人がアルバイト等であることが多く責任面で不安が残ること、また、提出先であるイベント運営自体が信頼できるのかという判断が難しいことが挙げられるのではないかと考えられます。
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身分証の提出に際に「最も嫌悪感や抵抗感が低かった提出先」第1位の「窓口での行政手続き」において、「抵抗感が全くなかった」「あまりなかった」の割合を合計すると82.7%でした。一方、身分証の提出に際に「最も嫌悪感や抵抗感が高かった提出先」第1位の「アダルトコンテンツの購入・視聴」において、「抵抗感が全くなかった」「あまりなかった」の割合を合計すると8.9%でした。この2つの提出先を比較すると、抵抗感は約9.2倍もの開きがあることが分かりました。
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企業側として、身分証の提出をオンラインで求める場合、企業側の身分証の管理体制/セキュリティシステムの構築や、また、その管理の安全性などをしっかりと顧客に対してアピールしておくことが、顧客の抵抗感/嫌悪感を低くするポイントになっていくのではないかと思います。
■ <3・男女別:身分証提出の嫌悪感調査>
女性「投げ銭プラットフォーム」「マッチングアプリ」、男性「ファンクラブ会員登録」等に嫌悪感
全国の10代~70代の男女314名に、「身分証提出の嫌悪感」について、男女別に調査したところ、女性は「投げ銭プラットフォーム」や「マッチングアプリ」が男性と比較して身分証提出に特に抵抗感/嫌悪感があり、慎重傾向にあることが分かりました。
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「投げ銭プラットフォーム」においては、「(抵抗感や嫌悪感で)手続きをやめた」「抵抗感が多少あった」「抵抗感がかなりあった」の3つの項目を合計すると、女性は約79%が抵抗感や嫌悪感があるという結果に。男性は約57%という結果がでており、女性のほうが約1.4倍も抵抗感や嫌悪感がある
また、次いで男女差が大きかったのは「マッチングアプリ」です。女性の約76%に対し、男性は約60%と、約1.3倍も女性のほうが抵抗感や嫌悪感があるという結果になりました。
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一方で、女性と比較して男性のほうが抵抗感や嫌悪感が強かったのは、「ファンクラブ登録への抵抗感」です。女性が約38%に対し、男性が約57%と約1.5倍も抵抗感や嫌悪感があることがわかりました。
女性が特に身分証の提出に抵抗感や嫌悪感を抱いている「投げ銭プラットフォーム」「マッチングアプリ」は、提出先への信頼度はもちろん、自身のことが公になりすぎる=身バレを防止したいという気持ちが強いのではないかと推測します。「投げ銭プラットフォーム」については、他のファンに対して身バレせずに“推し”へ直接応援したい、また、「マッチングアプリ」についてはどのような男性が登録しておりどのような男性に出会えるかわからない状態だからこそ身分証の提出で身バレしてしまうのではないかと不安、などが理由として挙げられると考えます。
「ファンクラブへの登録」について、男性よりも女性のほうが抵抗感や嫌悪感が低かった理由は、「投げ銭プラットフォーム」と比較して、信頼できる提出先であることをはじめ、本格的に“推し”を応援をしたい、会員特典の会報などの発送やチケット先行抽選などがあるので身分証の提出は致し方ないよね、というような考えも影響しているようです。
■ <4・都道府県別:身分証提出の嫌悪感調査>
●埼玉県民:身分証提出に慎重傾向。マッチングアプリは1.7倍、異業種交流会は1.2倍の嫌悪感
●北海道民:リアルな場(イベント等)での身分証提出に慎重傾向。スポーツイベント参加時は約1.4倍、イベントの飲酒エリア入場時は約1.6倍の嫌悪感
全国の10代~70代の男女314名に、「身分証提出の嫌悪感」について、都道府県別に調査したところ、「埼玉県民」が全国平均と比較して総じて身分証提出に抵抗感/嫌悪感があり、慎重傾向にあることが分かりました。
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例えば、身分証の提出先として「マッチングアプリ(婚活・恋活サービス)」に対する調査を比較したところ、1.7倍の埼玉県民が抵抗感/嫌悪感を抱いていることがわかりました。「異業種交流会」への提出についても1.2倍の埼玉県民が抵抗感/嫌悪感を抱いているという結果に。
また、「北海道民」は、リアルな場面での身分証の提出に抵抗感/嫌悪感があり、慎重傾向にあることが分かりました。例えば、「スポーツイベント」への身分証の提出については、全国平均と比較して約1.4倍の北海道民が抵抗感/嫌悪感を抱くという結果に。「イベントの飲酒エリア入場時」の身分証の提出については、全国平均と比較して抵抗感/嫌悪感は約1.6倍にのぼりました。
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こうした県民性の違いも各種サービスやマーケティングを展開する上で考慮するべき事項であるという可能性が示唆されました。
■ 「クリィeKYC」概要
・サービス名:クリィeKYC (読み:クリィ イーケーワイシー)
・サービス開始日:2024年2月27日(火)
・利用料金:フリープラン/有償プラン 月額500円~
※プランによって異なります(都度プランもあり)
・提供会社:株式会社クリィ
・特徴:スマホで約1分!自動撮影とAI判定の自動化でスピーディーかつ低コストを実現した新しい本人確認サービスです
・サービスURL:https://kri.ltd/ekyc
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■ 会社概要
社名:株式会社クリィ
代表取締役CEO:根岸良多
所在地:東京都港区南青山 7-13-5
設立:2020 年 06 月
資本金:9,600 万円
HP:https://kri.ltd
画像14: https://www.atpress.ne.jp/releases/422494/img_422494_14.png
■代表取締役CEO 根岸良多
1999年東京大学教育学部卒。日本IBMで銀行等のメインフレームを担当後、起業してスポーツやエンターテインメント業界のシステムを数多く手掛ける。Japan IT Week, Oracle Daysなど講演活動も行う。2021年、Web上の個人情報の登録や管理を、安心・安全に管理できる特許技術の高セキュリティシステム「KEEゼロトラスト暗号」を開発。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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