GMOインターネットグループ、生成AI業務活用率が88.6%に!自社提供の生成AI検索「天秤AI byGMO」の業務利用率が、「ChatGPT Search」に次ぐ利用率

プレスリリース発表元企業:GMOインターネットグループ

配信日時: 2025-01-07 14:00:32

「生成AI検索」など新たな活用方法にも対応し、業務時間削減から価値創造へ



 ”すべての人にインターネット”をコーポレートキャッチに、インターネットインフラ、広告、金融、暗号資産事業を展開するGMOインターネットグループ(グループ代表:熊谷 正寿)は、「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」を掲げ、グループをあげた生成AIの活用・業務効率化の取り組みを進めています。
 その結果、グループ全体の生成AI活用率は88.6%に到達し、2024年の合計業務削減時間は推定150万時間を超えました。(※1)(※2)(※3)さらに、業務効率化や時間削減にとどまらない「生成AIによる新たな価値創造」に取り組むフェーズに入ったことも調査から見えてきました。

■調査サマリ
- 2024年12月時点で全体の生成AI活用率は88.6%(前回調査差+1.8ポイント)
- 2024年の合計削減時間は推定151万時間
- 半数以上のパートナー(従業員)が生成AI検索を活用
- 自社提供の生成AI検索「天秤AI byGMO」の業務利用率が、「ChatGPT Search」(34.7%)に次ぐ21.4%の利用率(https://tenbin.ai/
- 既存の活用方法にとらわれず、生成AIのアップデートに合わせた新たな活用方法を取り入れ、業務効率化と価値創造を推進していることが推測される
- 「生成AIを使いこなせている」と感じる理想像として、単なる情報のアップデートや利用頻度の高さではなく、目的に応じて価値を生み出す活用が求められていることが明確化した

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/4688/136-4688-ab0a85ac4b7447c149f5625ca7d16a0e-1920x1005.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■調査概要
- 調査テーマ:「生成AI活用」実態調査
- 回答者数:6,370人(有効回答5,136人)
- 調査対象:GMOインターネットグループの国内パートナー
(正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員、業務委託)
- 調査期間:2024年12月9日(月)~12月13日(金)


(※1)国内全パートナーの約84.0%にあたる5,351人が生成AIを活用していると仮定し算出。
(※2)ひと月労働時間は(1日の勤務時間8時間)×(平均の営業日20日)=160時間で算出。
(※3)2023年11月20日 定点調査 https://www.gmo.jp/news/article/8680/
    2024年4月9日  定点調査 https://www.gmo.jp/news/article/8922/
    2024年7月5日  定点調査 https://www.gmo.jp/news/article/9051/
    2024年10月9日 定点調査 https://www.gmo.jp/news/article/9185/

【GMOインターネットグループの生成AI活用調査結果】
1.生成AI活用により2024年の合計削減時間150万時間を突破
- 国内パートナー(シフト勤務除く)の88.6%が生成AIを活用(前回調査差+1.8ポイント)。
- 生成AIを活用しているパートナー一人あたりの業務削減時間は30.1時間/月(前回調査差+2.9時間)となり、パートナー一人ひとりが、最新のAIツールをキャッチアップし適切な業務で活用を進めていることが推測できる回答結果となりました。
- また、生成AIを活用しているパートナーの合計により、ひと月あたり約16万1,000時間/月(前回調査差+約2万1,631時間)の削減を実現しました。
- 生成AIを業務に活用する者の割合が80%を超えて以降も削減時間は増加し続けており、結果として2024年は年間推定151万時間の業務時間削減を実現しました。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/4688/136-4688-1764464a7233b25091dedb2c95e0e80e-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/4688/136-4688-dae50844a2ec197d164fe8e97887e9e0-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2.トレンドでもある「生成AI検索」を業務に活用。「天秤AI byGMO」の利用が進む
- AIの業務活用を行うパートナーに対し、生成AI検索の利用について質問したところ、過半数の57.2%が「生成AI検索を利用している」と回答しました。
- ChatGPT登場時には検索には不向きであるといわれた生成AIですが、直近ではその検索精度も飛躍的に向上しました。グループパートナーもその進化に追随していることがわかります。
- 利用している生成AI検索サービスとして最も多かったのは「ChatGPT Search」で34.7%、次いでGMOインターネットグループのサービスである「天秤AI byGMO」が21.4%、(https://tenbin.ai/)そして生成AI検索の元祖「Perplexity」が12.0%と続きました。
- 生成AI検索により、多様な情報をより効率的に収集できるようになった一方で、その信憑性については注意を払いながら活用しているという意見が目立ちました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/4688/136-4688-3ea8dd327ccc5d48e4472f01d22b94a3-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■パートナーのコメント
<「生成AI検索」の利用はどのようなメリットがありますか?また、どの様な用途に使っていますか?>
・情報収集のスピード:「生成AI検索は質問をしながら絞り込むことができるので、必要な情報を速やかに精確に得ることができます。特に、旅行先を決定する際に条件を追加しながら検索するのが便利でした。」
・多角的な回答の比較:「複数のAIからの回答を比較することができるので、内容の正確性をチェックしやすく、とても参考になります。」
・アイデア生成:「生成AIを使って、アイデア出しやブレインストーミングが非常にスムーズになります。普段思いつかないような新しい提案や、異なる角度からのアプローチが可能になり、クリエイティブな作業がより豊かになりました。」
・法的・専門的情報の検索:「海外の税法を調べる際、生成AI検索を利用することで大まかな方向性を得られ、大幅に時間を節約できました。」


3.理想像は生成AIを活用して「新たな価値」を生み出せる人
- 「生成AIを使いこなせている」と考える理想像についての質問では、「AIの最新情報を日々キャッチアップしている人」や「進化するAIツールを試している人」といった回答が挙がりました。
- 一方で、「目的に応じてAIを活用し生産性を向上させる人」や「AIと共創して新たな価値を生み出す人」といった、価値創造を重視する回答も多く見られました。
- この結果から、GMOインターネットグループが生成AIを活用した価値創造のフェーズに進んでいることが示唆されています。


■パートナーのコメント
<あなたにとって、生成AIを使いこなせているなと思う人はどんな人ですか?>
・生産性向上:「労働時間を変えずに生成AIを取り入れ、生産性を大幅に向上させている人を見て、理想的な使い方だと感じました。」
・価値創造:「生成AIを用いて業務効率を上げるだけでなく、そこから生まれたリソースで新しい価値を生み出し利益を出している人が印象的です。」
・AIの特性を最大限に活用:「『これをやるならこの生成AIサービス』と、サービスごとの得手不得手を理解し、強みを引き出して使いこなしている人がいると感じます。」
・専門知識とAIの融合:「例えば、弁護士のように本来の知識や引き出しが豊富で、それを補強する形でAIを自分のパートナーとして活用している人が印象的です。」
・スピード感:「ChatGPTなどを使い、求める回答に最短でたどり着けるスキルを持った人が際立っています。」


■GMOインターネットグループ、新たな価値創造を実現へ
 GMOインターネットグループでは、削減した業務時間を活用し、新たな価値創造を実現する取り組みを進めています。その一環として、2024年12月に、社内ナレッジを最大限に活用できる独自AIツールの提供を開始しました。 
 本ツールは、熊谷正寿の思考やフィロソフィーとGMOインターネットグループのカルチャーが集約・言語化された「GMOイズム」を学習した“バーチャル知的ナビゲーター”となります。Claudeをベースにしたこの本ツールは「AI 熊谷正寿」実現へのステップとして、パートナーの意思決定をサポートし、さらなる効率化と価値創造を推進します。詳細については以下をご覧ください。
●ご参考:https://www.gmo.jp/news/article/9305/

【グループ内AI推進プロジェクト「AIしあおうぜ!」リーダー 李 奨培(り じゃんべ)コメント】
 AI活用率が8割を超えてもなお、グループ内でのAI活用が広がり続けていることは素直に嬉しく思います。「AI熊谷正寿」実現に向けた一歩として先日リリースした、いつでも誰でもGMOイズムに基づくアドバイスをもらえる独自AIツールも、多くのパートナーにご活用いただけるよう願っています。AGIの実現が間近に迫っていると強く感じておりますので、今後も先端技術のキャッチアップを怠ることなく、来年のテーマである「削減から価値創造」に貢献できるよう、引き続き日々努力を重ねてまいります。


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136/4688/136-4688-7ef83fe0d509052a00465ca85a15efbd-500x556.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【GMOインターネットグループについて】
 GMOインターネットグループは、ドメインからセキュリティ、決済までビジネスの基盤となるサービスをご提供するインターネットインフラ事業を主軸に、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開する総合インターネットグループです。
また、「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」を掲げ、グループ全パートナーを挙げて生成AIを活用することで、1. 時間とコストの節約、2. 既存サービスの質向上、3. AI産業への新サービス提供を進めています。(※4)
 お客様に喜ばれるサービスを迅速かつ低価格で提供するために、サービスは機器の選定から設置、構築、開発、運用までを内製化することを基本方針としています。そのため、グループ110社以上に在籍する約7,500名のパートナーのうち、ITのモノづくりを担う開発者(エンジニア・クリエイター)が50%を超えています。(2024年9月末時点)

(※4)参考URL 「AIで未来を創るNo.1企業グループ」実現への取り組みhttps://www.gmo.jp/ai-history/
GMOインターネットグループで実施するAI活用促進の例については別紙に記載をしております。


以上
【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/
会社名  GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業   
     ■インターネット広告・メディア事業
     ■インターネット金融事業    
     ■暗号資産事業
資本金  50億円


Copyright (C) 2025 GMO Internet Group, Inc. All Rights Reserved.
【別紙:GMOインターネットグループで実施するAI活用促進の例】
■1.時間とコストの節約
- 2023年4月より賞金総額1,000万円の社内公募コンテスト「AI(愛)しあおうぜ!ChatGPT業務活用コンテスト」を実施。AIに関する取り組みや新サービスへつながる作品が集まり、多くがサービス提供・実装しました。
- AIに関する最新動向や最新ツールの理解を深める、専門家による「GMO AIセミナー」を定期開催しています。
- AIに関するグループ内のポータルサイト「GMO Genius」を立ち上げ、プロンプトやGPTsの共有、その他情報共有等を行い、グループ内の「AIナレッジ」の共有を図っています。
- 非エンジニアを対象としたリスキリング施策として、社内の有識者が講師となり、3か月間の短期AI人財育成プログラム「虎の穴」を実施しています。
- 全パートナー受験必須のAIテスト「GMO AIパスポート」を実施しています。また、中途採用における選考でAIに関する課題を実施しています。
- Slack上で使える「ChatGPT」等のアプリを提供し、情報が学習されないクローズドな環境で、有料ツールを利用できる環境を提供しています。
- 2024年12月に、「AI 熊谷正寿」実現へのステップとして社内向け独自AIツールを提供開始しました。本ツールは「GMOイズム」を学習した“バーチャル知的ナビゲーター”です。(https://www.gmo.jp/news/article/9305/


■2.既存サービスの質向上
 AIを活用し既存サービスへの機能追加による質の向上を測っています。生成AIによる文章や画像の生成等により、ドメイン、ホスティング、EC、広告、メディア、セキュリティ等幅広い領域でお客様にこれまで以上に利便性の高いサービスをご提供しています。詳しくはこちら(https://www.gmo.jp/ai-history/

■3.AI産業への新サービス提供
 AI産業を盛り上げるべくAIスタートアップの支援を進めています。
- 2023年5月に、ハンズオン型CVC「GMO Web3株式会社」を、「GMO AI&Web3株式会社」へと社名変更しAIスタートアップ支援を拡大しています。すでに、有望なAIスタートアップへの支援を実施しています。
- NVIDIA社のGPU「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」「NVIDIA L4 Tensor コア GPU」を搭載したAI開発者向けのGPUホスティングサービスを開始しました。(https://www.gmo.jp/news/article/8677/)(https://ir.gmo.jp/pdf/irlibrary/gmo_disclose_info20240213_06.pdf
- AI専門家とともに「GMO教えてAI株式会社」を設立し、生成AIプロンプトポータルサイト「教えてAI」を開始しました。(https://oshiete.ai/
- 2024年6月に、GMO AI&ロボティクス商事株式会社(通称GMO AIR)を設立し、AIとロボット・ドローンの導入・活用支援を軸とした新たな事業を開始しました。(https://www.gmo.jp/news/article/9010/
- 2024年11月に、「NVIDIA H200 Tensor コアGPU」と「NVIDIA Spectrum-X」イーサネット ネットワーキング プラットフォームを採用した「GMO GPUクラウド」の提供を開始しました。
https://www.gmo.jp/news/article/9271/


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