【調査】賃貸の常識に変革を求める声:礼金や仲介手数料を疑問視

プレスリリース発表元企業:株式会社ウチコミ

配信日時: 2024-12-26 10:00:00

80.4%が「物件の初期費用の中に不必要と感じる項目があった」と回答

93%が「複数のサイトや不動産会社を比較して初期費用が安い物件を探す」と回答

80.1%が「初期費用が安ければ、築年数や設備面が多少希望と違っても候補にする」と回答

株式会社ウチコミ(本社:東京都新宿区、代表取締役:大友 健右)は、お部屋探しに関する意識調査を全国の入居希望者会員を対象に実施しました。


■調査概要
調査内容:お部屋探しに関するアンケート
調査期間:2024年9月17日~2024年10月5日
調査対象:ウチコミ!入居希望者会員
調査人数:582人
調査方法:株式会社ウチコミによるインターネット調査


<調査結果の概要>
・初期費用に不満を感じる人が多数。比較検討する人が9割以上
・初期費用の安さが、希望条件と多少異なっても入居を促す要因になり得る
・“大家さんと直接やり取り”では「話の進みの早さ」や「安心感」にメリットを感じる人が6割以上


■初期費用に不満を感じる人が多数。比較検討する人が9割以上

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/421504/LL_img_421504_1.png
80.4%が「物件の初期費用の中に不必要と感じる項目があった」と回答
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/421504/LL_img_421504_2.png
93%が「複数のサイトや不動産会社を比較して初期費用が安い物件を探す」と回答

SNS等で情報収集する人が増え、「払わなくていい初期費用の項目」や「(同じ物件でも)部屋探しをする間口によって仲介手数料などの費用が変わる」等の“引っ越し豆知識”が浸透したことも影響している可能性があります。


■初期費用の安さが、希望条件と多少異なっても入居を促す要因に

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/421504/LL_img_421504_3.png
80.1%が「初期費用が安ければ、築年数や設備面が多少希望と違っても候補にする」と回答
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/421504/LL_img_421504_4.png
61.8%が「希望のエリア以外でも、初期費用が安ければ検討する」と回答
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/421504/LL_img_421504_5.png
83.7%が「引っ越し費用が安く済む場合、転勤や新生活のタイミング以外でも引っ越したい」と回答

一般的に、賃貸の初期費用は家賃のおよそ5~6か月分といわれており、この費用の高さが、気軽に引っ越すことができない要因の一つになっていると考えられます。
初期費用が抑えられると、転勤や進学等の特別な事情がなくても、「より理想の部屋に引っ越したい」等の気軽な引っ越しが増える可能性があります。


■“大家さんと直接やり取り”では「話の進みの早さ」や「安心感」にメリットを感じる人が6割以上

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/421504/LL_img_421504_6.png
64.8%が「不動産会社からの回答が遅く、別の物件を検討した経験がある」と回答

通常のお部屋探しの場合、物件に対する質問や条件の交渉は、不動産会社を介して行うことになります。不動産会社は、入居希望者と大家さんを繋ぐ大切な役割である一方、ワンクッション挟むことで、やり取りのテンポが遅れることもあるようです。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/421504/LL_img_421504_7.png
87.3%が「大家さんの人柄が事前に分かった方が安心」と回答

部屋探しの際に、物件の設備や立地といった条件が重視されると同時に、「入居後の設備トラブル等への対応において、大家さんがどういったスタンスなのかがわかっていると安心」や「わが子の初めての一人暮らしなので、親としては、親身になってくれる大家さんだと理想」といった声が聞かれました。


■「礼金」「仲介手数料」「更新料」―業界の慣習を疑問視する声が多数
入居者が求めるのは「明瞭な取引」と「無駄のない費用体系」
今回の調査では、賃貸契約における「礼金」や「仲介手数料」、「更新料」などの慣例的な費用等、請求される金額の正当性に多くの疑問が寄せられました。また、「知識がない人は足元を見られる」や「一部業者の囲い込みにより、業界内の競争が不十分なのでは」といった声も聞かれます。
迅速で誠実な対応や費用の明確化を求める意見も多く、入居者はより透明性の高い取引を求めていることが明らかになりました。


■アンケートで寄せられた声(自由回答/一部の回答を抜粋/原文ママ)
・ここは日本ですので、日本のルールがあるのは当然ですが、以前カナダに住んでいた時、2か月分のデポジットを払い契約をすれば部屋は比較的簡単に借りられました。日本の賃貸契約にも良い部分・悪い部分はありますが、一部費用にグレーな部分もあると感じます。退去時など不安を感じてる方も多いのではないでしょうか。

・礼金の仕組みが現代に合っていないと思う。不動産会社やその先のオーナー(会社)は、『貸してあげている』という印象が強い。更新手数料が何に使われているか不明瞭なのに、家賃1ヶ月を支払うのは負担に感じる。

・「仲介手数料」を借り主から1ヶ月分取るのはどうかと思う。

・毎回引っ越しの際に思うのは、結局最終的な決め手は迅速さと人柄かと。なるべく希望に寄り添って、寄り添えない部分は正直である事(希望条件、予算など)不安にならないご説明、提案、途中経過のご連絡もありがたいです。


■調査背景とウチコミの取り組み
この調査は、賃貸業界における課題を明確化し、解決策を検討する目的で実施されました。
ウチコミ!は「大家さんと直接やり取りができる」仕組みを通じて、入居者と大家さん双方において、不透明な費用の排除や取引の明瞭化を実現し、安心で公正な賃貸契約を目指してまいります。


【株式会社ウチコミ概要】
社名 : 株式会社ウチコミ
代表者 : 代表取締役 大友 健右
URL : https://uchicomi.com/
本社 : 東京都新宿区西新宿6-14-1 新宿グリーンタワービル18階
設立 : 2012年7月
資本金 : 2,500万円
事業内容: オーナーと入居希望者を直接つなぐプラットフォーム
「ウチコミ!」運営


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プレスリリース提供元:@Press