三菱重工と今治造船の合弁会社であるMI LNGを「MILES」へ社名変更

プレスリリース発表元企業:JCN

配信日時: 2024-12-19 11:36:00

TOKYO, Dec 19, 2024 - ( JCN Newswire ) - 三菱重工業株式会社(社長:泉澤 清次、本社:東京都千代田区、以下、三菱重工)と今治造船株式会社(社長:檜垣 幸人、本社:愛媛県今治市、以下、今治造船)の共同設計販売会社「株式会社MI LNGカンパニー」(社長:田中 茂保、本社:東京都港区、以下、MI LNG)は2025年1月1日付で、社名を「株式会社MILES」へ変更します。MILES(マイルズ)は、Marine-design Initiative for Leading Edge Solution(最先端ソリューションのための海事設計創造企業)を略したものです。

概要

新社名
株式会社MILES(英文名:MILES Co., Ltd./マイルズ カンパニー リミテッド)

変更日
2025年1月1日

詳細は2025年1月にリニューアル予定のホームページをご参照ください。

MI LNGは2013年4月の設立以来、三菱重工及び今治造船によるLNG(液化天然ガス)運搬船の設計と販売を手掛けてきました。2023年7月には、従来業務に加え、LNG運搬船以外の一般商船の設計業務についても日本シップヤード株式会社(社長:檜垣 清志、本社:東京都千代田区、以下、日本シップヤード)から受託することで合意して、これらの業務も開始しました。

脱炭素化の動きが加速する海運業界において、低炭素燃料の一つであるLNG燃料船の建造需要が拡大し、さらにメタノール、アンモニアなど環境負荷の低い燃料を使用する船舶の需要も本格化しつつあります。今般、新社名として再スタートするMILESは、これら代替燃料を採用する一般商船の機能設計に加え、今後需要拡大が期待される液化CO2輸送船(LCO2船)の開発・設計業務にも着手します。

国際間大規模液化CO2海上輸送の実現に向けたLCO2船の新規開発については、日本シップヤードと三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:上田 伸、本社:東京都港区)が共同で取り組むことで合意しており、両社は2024年8月、川崎汽船株式会社(社長:明珍 幸一、本社:東京都千代田区)、株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区)、日本郵船株式会社(社長:曽我 貴也、本社:東京都千代田区)、今治造船、ジャパン マリンユナイテッド株式会社(社長:灘 信之、本社:神奈川県横浜市)とともに、標準仕様・標準船型確立に向けた共同検討も開始しています。

こうした新しい取り組みも始まる中、MI LNGはMILESへの社名変更を機に、海運・造船業界の幅広いニーズにさらに一層迅速かつ柔軟に対応し、最適なサービスを提供することで、社会や産業の発展に貢献していきます。

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは: 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp

URL https://www.mhi.com/jp/news/24121901.html