【NTT:報道発表】1万人の第九 EXPO2025へのIOWNによる技術協力を決定

プレスリリース発表元企業:日本電信電話株式会社

配信日時: 2024-12-01 20:00:00



 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)は、2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)において開催される、1万人の第九 EXPO2025
(主催:株式会社毎日放送(本社:大阪市北区茶屋町代表取締役社長 虫明 洋一、以下「MBS」))へのIOWN※による技術協力を決定いたしました。

※IOWNとは
 IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、多様性を受容できる豊かな社会を創るため、光を中心とした革新的技術を活用し、これまでのインフラの限界を超えた高速大容量通信ならびに膨大な計算リソース等を提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。オールフォトニクス・ネットワーク(APN: All-Photonics Network)はその構成要素の一つです。
IOWN|NTT R&D Website https://www.rd.ntt/iown/

 NTTグループは2025年大阪・関西万博の夢洲会場において、低消費電力、大容量高品質、低遅延伝送を兼ね備えたオールフォトニクストネットワーク(以下APN)を夢洲会場内のパビリオン・催事施設等の主要施設間に提供することで、多くのパートナー様と共創し未来を先取りした体験を提供することを発表しました(2023年7月20日報道発表)。
 今回、多くのパートナー様と検討している上記取り組みの第一弾として、大阪・関西万博会場内(大屋根リング・ウォータープラザ)にて、2025年4月13日の開幕初日に開催される「1万人の第九 EXPO2025」において、IOWNによる技術サポートを実施することで、次世代通信技術と音楽文化の新しい可能性を探ります。

【具体的取り組み】
1.会場内APNによる夢洲会場内遠隔合唱のサポート
 世界的指揮者 佐渡裕氏・オーケストラ、1万人の大合唱団を配置する大屋根リング、およびウォータープラザの映像・音響装置を会場内APNで接続することで、音と映像が遅延ない一体感あるハーモニーを実現します。

2.「All-Photonics Connect powered by IOWN」による遠隔での番組制作サポート
 当該イベントをMBSが番組制作するにあたり、本年12月に提供を開始する「All-Photonics Connect powered by IOWN※」を提供し、夢洲会場からMBS本社のサブコントロールルームに合唱をリアルタイム伝送することで、遠隔での番組制作(リモートプロダクション)を実現します。

※All-Photonics Connect powered by IOWNとは
 2024年12月1日より東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)が順次提供を開始する、APNの技術を用いて高速・大容量・低遅延の通信を可能とするサービスです。(「All-Photonics Connect」は商標出願中)
本サービスの詳細については各社サービスホームページをご覧ください。
NTT東日本 https://business.ntt-east.co.jp/content/iown/
NTT西日本 https://www.ntt-west.co.jp/business/solution/iown/


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2341/99937/600_338_20241127055051674634ab9327c.JPG


(参考資料)
株式会社毎日放送 報道発表資料「1万人の第九 EXPO2025 開催」 2024年12月1

プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform