メディカルアパレルブランド「クラシコ」 不要ユニフォームのリサイクルを開始

プレスリリース発表元企業:クラシコ株式会社

配信日時: 2024-09-26 10:00:00

約6割の企業がユニフォームを回収せず※1



 テーラード技術を取り入れた白衣を中心に、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行うクラシコ株式会社【創業:2008年 / 所在地:東京都港区 / 代表取締役CEO:大和 新(おおわ あらた)】は、不要ユニフォームのリサイクルスキームを構築しました。医療施設などから不要になったユニフォームや、生産する過程で生まれたサンプル品、販売できなくなった製品を回収し、資源としてリサイクルします。この取り組みは、株式会社BPLab(ビーピーラボ、所在地:東京都港区、代表取締役:八代 直樹)と協働し、同社の繊維製品の回収・再生の循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP」に参加することで、ユニフォームの廃棄量の削減に取り組んでまいります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18274/110/18274-110-4ff048f65568fffc22a18ef96e3c6214-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 現在、大量に衣服が廃棄されてしまう「ファッションロス」が世界的に問題となっていますが、ユニフォームも例に漏れず、その事業所由来の衣類の年間廃棄量は約1.2万トンに上ると言われています※2。ユニフォームの特性としてロゴやネームが入っているため、通常の衣類と異なり、リサイクルへの抵抗感を感じることも想定されます。実際に、「ユニフォーム業界のリサイクルに関する実態調査」によると、不要になったユニフォームを「回収していない」と回答した企業が約6割(58.8%)を占め、回収しない理由として「回収後の処理方法がない」(32.2%)が最も高い結果となりました※3。昨今のリサイクル技術の発展により、様々な繊維のリサイクルが可能になりましたが、依然ユニフォームがリサイクル可能であることは浸透していないことが伺えます。

 そこで、クラシコはユニフォームに対応できるリサイクルスキームを構築し、アクセスしやすい環境を整えることを1つの責務と捉え、BPLab社と協働でメディカルアパレルのリサイクルを開始しました。直近の取り組みとしては、法人のお客様に対して不要になったユニフォームを回収するサービスや、さらにユニフォームを生産する過程で出てきたサンプル品や、販売できなくなり倉庫に保管されていた製品約1トン(約2400着)のリサイクルに取り組んでおります。

 クラシコは、「クラシコだからこそ紡げる未来。」を合言葉に、最終的にサーキュラーエコノミーを目指す企業としてメディカルアパレル業界を先導し、この課題に取り組んでまいります。

※1・3出典:矢野経済研究所「ユニフォーム業界のリサイクルに関する実態調査」2024年3月29日
(https://juc.or.jp/wp-content/themes/twentytwenty-child/img/pdf/2024-uniform-recycle-report.pdf)
※2出典:矢野経済研究所「環境省 令和4年度循環型ファッションの推進方策に関する調査業務-マテリアルフロー-」
2023年3月 (https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/goodpractice/case26.pdf)

●note について
リサイクルスキームのコンセプトや取り組みについて、クラシコ公式noteで発信しています。
note URL:https://note.com/classico/n/n594d616e4706

●クラシコのサステナビリティに取り組む意義
メディカルアパレル業界は、一般のアパレル業界と比較し、サステナビリティの推進は、これからと感じています。耐久性が高く、トレンドを問わずに長く着用頂けるというユニフォームの特徴を生かしながら、気候変動と密接な関係があるCO2排出量の削減や、生産・使用後の廃棄物の削減を体現していくことは、ものづくり企業の責任として重要だと捉えています。グローバルに目を向けると、サステナビリティの意識は一層高くなります。海外展開の拡大を見据えながら、可能な限りグローバルスタンダードを意識した取り組みを進めていくべきと感じています。他方で、国内においては、ブランドという強いアイデンティティを持った企業が率先して取り組んでいくことで、業界の意識を変えられる機会でもあると思っています。
※具体指針はHPでご覧ください。https://classico.co.jp/sustainability/

●株式会社BPLab会社概要
繊維および雑貨等の回収・リサイクル事業のコンサルティング、および宣伝広告、企画、製造販売を行っています。2021年8月より、アパレルメーカー、繊維製品メーカー、流通業、物流・倉庫企業、大学等教育機関等と連携し、繊維の回収・再生をおこなう循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP」を運用しています。
HP:https://www.bplab.info/
「BIOLOGIC LOOP」について
ファッション産業と消費者を繋ぎ、新しい価値観を創造し、循環型産業へ移行すること、また、リサイクル技術のさらなる研究開発と、ライフスタイル産業全体が製品を再生するサーキュラーエコノミーの実現を目指す、2021年8月よりスタートした繊維循環プラットフォーム。回収された繊維製品はBPLabが契約したリサイクル処理事業所において分別、マテリアルリサイクルによりBPLabが再生活用します。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18274/110/18274-110-97cb5463e5920cb39731fb52a988fb5c-262x289.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


●クラシコ会社概要
会社名:クラシコ株式会社
代表取締役CEO:大和 新(おおわ あらた)
設立:2008年
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂9-5-12パークサイドシックス2F
事業内容:メディカルアパレルの企画・開発・販売

コーポレートサイトURL:https://classico.co.jp/
オンラインストアURL:https://www.clasic.jp/

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