野球ファン必読! あらゆるデータから野球を読み込んだ『データ・ボール アナリストは野球をどう変えたのか』が8月19日発売開始。

プレスリリース発表元企業:株式会社新潮社

配信日時: 2024-08-19 11:00:00



甲子園では連日、熱戦が繰り広げられていますが、野球はもはや「努力と涙と根性」のスポーツではありません。あらゆる動作、あらゆる戦略が分析され、「データの戦い」の側面が強くなってきています。それにともない戦略・戦術も変化し、選手の評価軸も変わってきました。本書は、野球のデータ革命を担ったアナリスト達に直接取材すると共に、著者の独自の考察も加え、近年の野球を席巻する「データ化」の流れを振り返る内容となっています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1602/47877-1602-56ad7c44994f78e2c12c68b0367a5b2d-1063x1703.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今やプロ野球の現場では、あらゆることがデータで分析されています。選手の評価軸も変わり、打率や打点、投手の勝利数といった従来型の指標は、MLBではもはや重視されていません。驚くべき事に「安打は偶然の産物」とする考え方すら一般化しています。打率、打点、本塁打のいわゆる「三冠」のうち、重視されているのは本塁打だけ。その本塁打を打てる打者に共通しているのは打球速度が早いことで、打球速度を早くするにはスイングスピードを上げなければならない。かくしてメジャーリーグでは、「スイングスピードの速さ」が能力として重視されるようになっています。実際、2023年のメジャーリーグでスイングスピードが際立って速かったのは大谷翔平とロナルド・アクーニャJr.で、この2人はMVPに選ばれています。

こうした「データ・ボール革命」の担い手となったのがアナリストです。元々は統計分析と独自の指標を駆使してチームの戦略構築を担っていた彼らは、今ではバイオメカニクスを武器にトレーニングも担うようになって、選手とチームの能力強化にも重要な役割を果たすようになっています。
アナリストを活用してチーム力を底上げする動きはプロ野球に留まらず、昨年の夏の甲子園で優勝した慶應高校のように、アマ球界にも拡がっています。
本書は、アナリストを取材することで野球界の近年の動向をレポートすると共に、野球のデータ化を担ってきた人たちの歴史も振り返って、「データ・ボール革命」の本質を描き出す内容となっています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1602/47877-1602-03f250b61f33ed8cd5d0a290e8341b0d-1063x689.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■書籍内容
今やプロ野球の現場では、あらゆることがデータで分析されている。選手の評価軸も変わり、打率や打点、投手の勝利数といった従来型の指標は、MLBではもはや重視されていない。野球は従来とは違うスポーツに進化したのだ。こうした「データ・ボール革命」の担い手となったのがアナリストたちだ。プロ野球の現場の隅々にまではいり込んだ彼らによって、野球をどう変わってきたのか。その深層をレポートする。


■著者紹介:広尾晃(ひろお こう)
スポーツライター。一九五九年大阪府生まれ。立命館大学卒業後、広告制作会社、旅行雑誌編集長などを経てライターに。ブログ「野球の記録で話したい」を運営。著書に『巨人軍の巨人 馬場正平』『野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!』などがある。


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1602/47877-1602-c9518208bb084d9bdb86d390cf2859c8-1737x2603.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(C)新潮社写真部



■書籍データ
【タイトル】データ・ボール アナリストは野球をどう変えたのか
【著者名】広尾晃
【発売日】8月19日
【造本】新書
【本体定価】1166円(税込)
【ISBN】978-4-10-611053-5
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/611053/

PR TIMESプレスリリース詳細へ