江戸期書物「本朝食鑑」記載の米酢製造法を再現、乳酸発酵酢が江戸期まで酢料理に使われていた説を提唱
配信日時: 2024-06-17 14:50:21

【東京農業大学大学院】醸造学専攻 博士後期課程 修了の柳原 尚之さんら共同研究
東京農業大学大学院 醸造学専攻 博士後期課程 修了の柳原 尚之さん(現:近茶流宗家・柳原料理教室)、坂元醸造株式会社、東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科の前橋 健二 教授らによる共同研究チームは、江戸期書物に記載されている米酢製造法を再現して得られた酢が、現代の酢とどのように違っているのかについて検証しました。
江戸期の書物に記載されている米酢製造法は、米と米麹に対する水の割合が非常に少ないことが特徴です。そのため、江戸期までの製法によっては酢酸発酵が起らず乳酸発酵の酢となることを研究チームはこれまでに報告してきました。
今回は、江戸期書物「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)」記載の製法によって製造された乳酸発酵酢の香味成分を詳細に分析し、さらに官能評価を行ってその調味特性を調べました。
研究成果のポイント
[画像1]https://digitalpr.jp/table_img/2209/90004/90004_web_1.png
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2209/90004/600_424_20240617095639666f89c7cd149.png
今回の研究成果は、江戸期までの料理の味付けの理解に繋がるだけでなく、日本での酢製造の歴史、寿司文化の形成にも大きなインパクトを与えることが予想されます。
また、今回の研究成果はオンライン科学誌Heliyon(2024年6月15日付)に掲載されました。
論文名:Flavor assessment of a lactic fermented vinegar described in Japanese books from the Edo period (1603–1867)
著者名:Naoyuki Yanagihara, Maeda Mayumi, Jun Yoshikawa, Sayuri Akuzawa, Akira Fujii, Masanobu Nagano, Yukimichi Koizumi, Kenji Maehashi
URL:https://doi.org/10.1016/j.heliyon.2024.e32344
本件に関するお問合わせ先
東京農業大学 企画広報室
TEL: 03-5477-2650 / FAX: 03-5477-2804 / Email: info@nodai.ac.jp
関連リンク
調味食品科学研究室
https://www.nodai.ac.jp/academics/app/fer/lab/704/
坂元醸造株式会社
https://www.kurozu.co.jp/
近茶流 KINSARYU 柳原料理教室
https://www.yanagihara.co.jp/
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
スポンサードリンク
「技術・テクノロジー」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 新型トライアスロンバイク 『キャニオン・スピードマックス』がフルモデルチェンジ07/09 17:30
- 「定年後の自由時間8万時間」を前に、人生に確かな「羅針盤」を 100万部ベストセラー著者が超高齢社会に問う、生きる“本当の目的”最新刊『限りある人生を大切に生きるために』7月14日発売07/09 17:30
- AI.net、特定卸供給事業者の登録(届出受理)を完了 電力の「需給調整市場」へ本格参入し日本の系統安定化に貢献07/09 17:15
- 『チェインクロニクル第5部 ―未来への導標(しるべ)―』「エメライン(CV:村川梨衣)」が登場する“「赤銅の大翼」登場フェス”開催!07/09 17:11
- コーセー、80周年を機に、南アルプス工場を稼働 エネルギーの地産地消モデルを推進し、製造時のCO2排出ゼロへ ~2040年までに当工場で使用する熱源を100%水素に切り替えへ~07/09 17:10
- 最新のプレスリリースをもっと見る
