循環型社会の実現に貢献する低炭素潤滑油基油の製造プロセス構築について
配信日時: 2024-05-27 18:45:00

当社(社長:山口 敦治)は、使用済み潤滑油を活用した潤滑油基油再生技術の社会実装に向けた実証事業において、低炭素基油※1の製造に成功しましたので、お知らせいたします。技術検討においては、トヨタ自動車株式会社のご協力のもと市場から集めた、使用済みエンジンオイルを原料として使用しています。
低炭素基油を配合したガソリンエンジンオイルは、高温酸化防止性の国際指標であるSequence IIIH試験※2において、従来の原油由来の基油を配合したガソリンエンジンオイルと同等の高温酸化安定性を有することが確認されました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/395885/img_395885_1.png
本技術検討は、令和4年度の環境省公募事業「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」※3に採択された「廃潤滑油を活用した潤滑油基油への再生プロセス構築」の検証テーマであり、既存の国内石油精製技術の活用のほか、海外企業との技術提携の可能性も含めて取り組んでいます。
当社は、グループの長期ビジョンにおいて「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立への挑戦を掲げ、「脱炭素・循環型社会への貢献」を目指しています。その一環として潤滑油事業では、製品ライフサイクル上におけるCO2排出量を抑えた商品を開発しています。今後は、使用済み潤滑油を原料とした低炭素基油の製造体制の早期実現を図るべく、実証実験のスケールアップ、製油所・事業所の既存設備の有効利用等の検討のほか、当該事業活動におけるステークホルダーとの積極的かつ丁寧な対話を進めてまいります。
※1 CO2排出量が抑えられた基油
※2 国際潤滑油標準化認証委員会(ILSAC)が定めるガソリンエンジンオイル規格 GF-6で規定された高温酸化防止性試験方法。高温走行をシミュレートした運転パターンに供試した後のエンジンオイルの粘度増加等から高温酸化安定性を評価するもの。
※3 令和4年度~令和5年度の事業。
2022年8月5日公開「廃潤滑油を活用した潤滑油ベースオイルへの再生プロセス構築について」
※4 第三者認証機関にて実施。
以 上
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プレスリリース提供元:@Press
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