業界最長、内蔵電池で10年間稼働する振動センサノードを発売人手不足が深刻化する設備保全に貢献

プレスリリース発表元企業:セイコーインスツル株式会社

配信日時: 2023-11-21 11:45:00

SW-42F0-1000(オリジナル)

SW-42F0-1000(背景あり)

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/376589/img_376589_2.jpg
セイコーインスツル株式会社(社長:内藤高弘、本社:千葉県千葉市、以下SII)は、920MHz帯を利用した無線センサネットワーク「ミスター省エネ」から、電池駆動では業界最長※となる10年間稼働の振動センサノード(SW-42F0-1000)を今月より発売します。

従来、生産設備の故障の検知は、音、振動、温度等の異常を人の感覚を頼りに確認を行ってきました。しかし昨今の工場、プラント等では人手不足が深刻化しており、人の手に頼らないデータ取得・自動監視が求められています。

モータ、ポンプ、ファン等の生産設備では、故障する前兆として振動等の変化が生じます。振動センサノード「SW-42F0-1000」は、加速度、速度、変位からなる振動データと温度を測定し無線送信することで自動監視を可能にします。一定期間、振動、温度データを解析することにより、故障の予兆を検出し、突発的な生産設備の故障回避にお役立ていただけます。

※業界最長:30分周期で測定し無線送信した場合(2023年10月31日現在、当社調べ)

<主な特長>
1. 完全ワイヤレスで簡単設置
内蔵電池による完全ワイヤレスのため、電源を供給するコンセントの位置を考慮することなく、測定したい場所に簡単に設置できます。

2. 業界最長、10年間稼働でメンテナンスフリー
30分周期の測定、送信で10年間稼働するため、電池交換や充電の手間がなく長期間にわたりメンテナンスフリーで使い続けられます。

3.安定した通信品質と容易な拡張性
電波伝搬特性に優れる920MHz帯域を使用しているため、障害物の多い工場内でも通信が安定しています。また大規模工場でも別売のルータ(中継機)を利用することで、マルチホップ接続による広範囲な通信や複数ルートでの安定した通信を可能にします。

無線センサネットワーク「ミスター省エネ」は2012年の販売開始以来、数多くの導入実績とともにお客様のニーズに応えた幅広い製品ラインアップを取り揃えています。今回発売する振動センサをはじめ、電力、電流、温度、湿度、CO2、照度、パルスの見える化やModbus機器の制御を行うノードなどを組み合わせてお使いいただくことにより、工場の予知保全や省人化はもちろんのこと、省エネや脱炭素社会に向けた様々な課題解決に貢献いたします。

<主な仕様>
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/376589/table_376589_1.jpg

※1:速度、変位は加速度からの演算で算出 ※2:使用条件により異なります。
※3:送信周期30分で測定し無線送信した場合

<価格> オープン価格
<出荷開始時期> 11月下旬
以上


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press