瀬戸内海に生息するサンゴ「オノミチキサンゴ」を展示しています

プレスリリース発表元企業:株式会社四国水族館開発

配信日時: 2023-10-21 16:14:47

四国水族館で10月18日(水)から展示中

四国水族館(所在地:香川県)は、2023年10月18日(水)より、瀬戸内海に生息するサンゴの仲間「オノミチキサンゴ」を展示しています。



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 展示中のオノミチキサンゴは、海洋建設株式会社(所在地:岡山県)が実施した海洋調査業務に同行させていただき、海底に脱落していた一部を特別な許可を取り採集したものです。
 オノミチキサンゴは潮通しの良い海域に生息するサンゴの仲間です。香川県の沿岸部では、昔から海の安全を祈願するため龍神や龍宮を祀っている場所もあり、海の底からあがる宝物として、網にかかったオノミチキサンゴを奉納する習慣があったようです。
 瀬戸内の人々に関わりのあるオノミチキサンゴですが、埋め立てや護岸工事による海流 の変化などによる生息環境の悪化で生息数が減少したと言われています。開発が制限され た現在では、生息環境の悪化は軽減されてきたものの、回復には時間がかかるため、どれく らい元に戻ったかを把握することは難しいのが現状です。
 人間活動の影響を受けつつも、海の中で静かに生息している生きものがいることを是非 知っていただき、今一度私たちに何ができるかを考えるきっかけになれば幸いです。
オノミチキサンゴの展示について


▪展示開始日:2023年10月18日(水)
▪展示場所:本館棟1階 瀬戸内ゾーン 砂泥地の景
※生きものの状況により予告なく展示を終了する場合があります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/98767/69/resize/d98767-69-4c36b4e70655e9f85e3d-1.jpg ]

オノミチキサンゴ


学名:Dendrophyllia cribrosa
刺胞動物門花虫綱イシサンゴ目キサンゴ科。樹枝状の群体を形成し、時として50cmを超える大きさになる「非造礁性」のサンゴ。名前は広島県の尾道周辺の海域で発見されたことに由来する。
四国水族館 営業概要


 瀬戸大橋のたもと四国の玄関口に位置する香川県宇多津町に2020年にオープンした水族館で、今年の6月に3周年を迎えました。「四国水景」をテーマに約400種14,000点の生きものを展示しており、生きものの展示だけでなく、四国の文化やそこで暮らす人の営みとともにある環境も水槽内で表現しています。時間帯や季節によって楽しみ方は様々で、四国にお住まいの方は四国の水の景色の豊かさを再発見でき、四国以外の方は四国を巡りたくなる水族館です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/98767/69/resize/d98767-69-97825fd8d335365fa41c-2.jpg ]

所在地:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
通常営業時間:9:00~18:00 ※最終入館は17:30
入館料:大人(高校生・16歳以上)2,400円、小中学生1,300円、幼児(3歳以上)600円、3歳未満無料
アクセス:JR宇多津駅から約1km(徒歩約12分)、坂出I.Cまたは坂出北I.Cから約10分
TEL:0877-49-4590
WEBサイト:https://shikoku-aquarium.jp/

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