普段の生活で紙の手帳を使う理由は「複数の予定を一度に管理しやすいから」が40.0%。手帳は「自分史帳」。10月18日「統計の日」/伊藤手帳働く女性の手帳に関する調査結果を発表

プレスリリース発表元企業:伊藤手帳株式会社

配信日時: 2023-10-11 10:00:00



手帳製造・OEMを手がけて69年の伊藤手株式会社(本社名古屋市:代表取締役社長 伊藤 亮仁 以下当社)は10月18日「統計の日」に向けて働く女性の手帳に関する調査を発表します。

本調査は時間や予定の管理に紙の手帳を使う働く女性(30歳~49歳)432人に対して「紙の手帳を使う理由」「手帳を使う人にとって手帳はどのような存在であるか」「使用した手帳の保管状況」の調査を行いました。
「紙の手帳を使う理由」は複数の予定を一度に管理しやすいから(40.0%)、「あなたにとって手帳はどのような存在か」に対する回答は自分史帳(19.2%)、「使用した手帳の保管状況」は4年以上保管する(39.1%)、となりました。
また、働く女性のうち子どもがいる方の悩みと手帳を使う理由の関係性も調査しました。

■調査結果サマリー
・紙の手帳を使う理由について働く女性全体では「複数の予定を一度に管理しやすいから」が40.0%、「書く事で予定を覚えやすいから」が27.8%、「日々の出来事を記録したい」22.9%の回答となった。
・子どもをもつ働く女性の場合、紙の手帳を使う理由は子どもの年代により違いが見られた。保育園・幼稚園児を持つ働く女性は「モチベーションを高めるため」が23.1%、小・中学生を持つ働く女性は「目標達成や計画の進捗状況を把握しやすい」が41.5%、高校生を持つ働く女性は「感情や思考の整理ができる」が19.4%という結果となった。
・働く女性のうち子どもを持っている方の困りごとは「自分の時間を作る事」が27.3%、次いで「自分自身の体調管理」が22.7%、「仕事と自身のプライベートの予定管理」が18.6%となった。
・紙の手帳がどのような存在であるかについて回答は「自分史帳」が19.2%。
・紙の手帳の保管状況は「4年以上保管する」が39.1%。


■調査背景
令和5年6月に内閣府が発表した「男女共同参画白書」によると25~34歳、35~44歳、45~54歳の男女の、平成14(2002)年、平成24(2012)年、令和4(2022)年時点での働き方を見ると、どの年齢階級においても女性の就業率は上昇してきており、結婚や出産を契機に仕事を辞める人は減ってきていると考えられるとのことです。

今回はそのような背景の中から働く女性が紙の手帳をどのように使用しているのか。また、子どもがいる働く女性の方に対しては生活上の悩みも含め調査をしました。

■調査概要
・調査期間 2023年9月6日~7日
・調査機関 伊藤手帳株式会社
・調査対象 30-40代の働く女性(有職者)で普段の生活に紙の手帳を使用している方
・有効回答数 432
・調査方法 インターネットのセルフ型ネットサーチ『ファストアスク』によるアンケート調査

■調査結果
普段の生活で紙の手帳を使う理由として「複数の予定を一度に管理しやすいから」と回答した人が40.0%、ついで「書くことで予定を覚えやすいから」が27.8%、「日々の出来事を記録したい」が22.9%でした。仕事やプライベート、家族の予定などやるべき事を手帳で整理したい傾向が伺えます。一方「日々の出来事を記録したい」「感情や思考を整理できるから」といった項目が選ばれている事から日々の出来事を記録する事で、感情や思考を整理するために手帳というツールを使用しているのではないかと推測しています。(図1)


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さらに、働く女性のうち子どもを持つ方が紙の手帳を使う理由を調べました。(図2図3)
小中学生のお子さんをもつ方は「目標達成や計画の進捗がしやすい」41.5%、「感情や思考の整理ができるから」38.9%、「タスク(やる事)の優先順位をつけやすい」38.2%と他の属性より高い結果となりました。手帳を仕事のために活用する一方、プライベートも含めて効率よく過ごすために使いたいニーズが読み取れます。また、「感情や思考の整理ができるから」という回答が多いのは、日々の生活から生まれる様々な想いや考えを手帳に書く事で気持ちを整えたいのではないかと推測されます。

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また、働く女性でお子さんのいる方の困りごとについて調べました。(図4)

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一番多い困りごとは「自分の時間を作ること」で27.3%、次いで「自身の体調管理」
22.7%となりました。回答者の1日は多忙であり、同時に健康にも気を使って過ごしていることが分かります。
この結果から1日を効率よく過ごすために紙の手帳を使っているのではないかと推測できます。

働く女性にとって紙の手帳はどのような存在であるか質問をしてみました。(図5)

[画像5: https://prtimes.jp/i/31231/150/resize/d31231-150-755711abb213e7b9ec03-0.png ]


「自分史帳」と回答した人が19.2%、次いで「パートナー」15.5%、「秘書」15.5%と続きました。

・自分史帳としての役割: 「自分史帳」を選んだ方は自身の成長や人生の記録を整理し、振り返るために使用していると考えられます。自己成長と自己認識をする事で忙しく働くなかでも自分を大切にしたいという意向が伺えると考察できます。
・パートナーとしての役割: 手帳を「パートナー」と選んだ方は、手帳が仕事やプライベートのバランスを取るためのパートナーシップ的役割をはたすツールと考えていると考察できます。
・秘書的な役割: 手帳を「秘書」と選んだ方は、手帳が仕事や日常生活のスケジュール管理、タスクリストの作成、重要な日程の記録に役立つツールと考えていると考察できます。

これらの結果から、手帳が働く女性にとって多面的な役割を果たしており、自己成長からパートナーシップの支援、日常生活の整理までさまざまな側面で重要なツールとして利用されていることが伺えます。


最後に使用した手帳をどのように扱っているか質問しました。(図6)

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「4年以上保管している」が39.1%、次いで「2~3年保管」が26.4%、「1年間保管」は9.7%と使用後は処分せず保管している人が全体の75.2%となりました。

紙の手帳には、予定や目標、特別な出来事、アイデア、感情などが含まれており、将来の参照や思い出のためにすぐに廃棄せず、保管しているのではないかと捉えています。

■総括
本調査の結果では紙の手帳を使う働く女性の傾向として、手帳は情報の整理と思考の整理に役立つ手段として有益なツールである事が示唆されます。また、デジタル化が進んでいる現代においても、紙の手帳に対する需要が依然として存在していることもうかがえます。

 
伊藤手帳株式会社 会社概要



昭和12年現代表の祖父が個人経営として創業。平成20年伊藤手帳株式会社へ組織変更とともに伊藤亮仁が3代目代表取締役へ就任。事業承継時100坪であった本社兼工場(名古屋市東区)から工場部門を愛知県小牧市へ移転。
2022年4月に小牧第2工場(2nd Base)も稼働。総計1800坪の敷地で年間1,000万冊の手帳を製造します。

2012年よりオリジナルブランド「ユメキロック」を立ち上げ、企画から製造販売まで自社で行っています。他社にないユニークな商品を自社で開発しヒット商品を生み出しています。
・上下2段にわかれる手帳セパレートダイアリー累計販売数135,000冊
・ハンカチのように折りたためる手帳TETEFU(テテフ)累計販売数10,000冊
・夏休み期間だけ使える親子コミュニケーション手帳 おやこ夏休みてちょう2023(販売10日で500冊完売)

2021年より大学・高校・中学校と産学連携を行い手帳の商品企画に取組み商品化、販売に至っています。
伊藤手帳が目指す産学連携は「商品を考えてもらう」だけでなく、そこから生まれた商品をどうやって多くの人に使っていただき愛していただくか。その循環サイクルを作っていくことを目指しています。

商号: 伊藤手帳株式会社
代表者: 代表取締役 伊藤 亮仁
所在地: 〒461-0034 本社:愛知県名古屋市東区豊前町3-42 TEL:052-936-2363
事業内容: 各種手帳の製造、販売、一般書籍の製造、ビニール製品の製造
資本金: 10,000,000円 
URL:伊藤手帳オフィシャルサイト https://www.ito-techo.co.jp/
自社ブランドユメキロック直営店  https://www.yumekirock.com/

本件に対するお問い合わせ

■伊藤手帳株式会社 広報担当:神谷



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