SLB、炭素貯留サイトのスクリーニングとランキングのソリューションを発表
配信日時: 2023-10-04 11:37:00
SLB、炭素貯留サイトのスクリーニングとランキングのソリューションを発表
(アブダビ)- (ビジネスワイヤ) -- SLB(NYSE:SLB)は、資産の長期的な健全性と経済的可能性の科学的分析に基いて炭素貯留サイト選定の意思決定の信頼性を高める、炭素貯留スクリーニングとランキングのソリューションのサービス提供開始を発表しました。
このソリューションは、貴重な時間と資源を浪費し、炭素回収・利用・貯留(CCUS)プロジェクトが最終投資決定(FID)に至る確率を低下させるリスク要因を持つ、最適とは言えない貯留サイトを顧客が回避するのに役立ちます。
「CCUSは、排出量を削減する最も即効性のある機会のひとつですが、世界のネットゼロの目標達成に期待される効果を得るためには、30年以内に100~200倍にスケールアップすることが必要です」と、SLBの新エネルギー事業のカーボン・ソリューション担当シニア・バイス・プレジデントであるフレデリック・マジュクトは述べています。「貯留サイトの安全性と経済性を確保することは、低炭素エネルギー・エコシステムに向けたCCUSの成長を有意義に推進するために必要なスピード、規模、投資にとって極めて重要です。」
スクリーニングとランキングのソリューションは、技術的データと非技術的データの両方を使用して、潜在的なリスクを特定しながら、貯留サイトの容量と経済的な実現の可能性を詳細に評価します。世界的に成功した貯留プロジェクトから抽出した基準値を比較し、各サイトのランキングを相対的に算出して、提供します。
SLBは、高度なデジタル化されたワークフローによって強化された独自のツールを使用し、感度および不確実性の分析を用いたリスクの特定に重点を置きながら、データの検証を迅速かつ追跡可能で一貫性のあるプロセスで行います。
SLBは、トリニダード・トバゴで、顧客と協力して、予定されている海洋探査・生産と炭素貯留のライセンス・ラウンドに先立ち、貯留サイトの候補地のスクリーニングとランク付けを行いました。SLBは、SLB独自のワークフローに基づく67の主要な評価基準を用いて、3箇所の地域で貯留サイトの候補地を評価しました。その後、様々な属性やサイトの性質がランキング結果に与える影響を理解するため、感度分析を行いました。サイトのパフォーマンスは、米国と欧州の炭素貯留の堆積盆地の属性と比較して評価されました。
SLBは、モンテカルロ・シミュレーションを使用して2000回以上の繰り返しの評価を行い、顧客に向けてサイトをベストからワーストにランク付けしました。このプロセスにより、顧客は、より詳細な評価と投資を行うために、地下と地表の特性が優れている地域や、グレードの高い地帯に優先順位をつけることができるようになりました。
今回の発表は、アブダビで10月5日まで開催されているADIPEC(アブダビ国際石油展示会・会議)の中で行われました。ADIPECは、産業界を結束させ、より早く脱炭素化を実現し、エネルギーシステムの将来性を確保するために、緊急かつ集団的で責任ある行動を加速させるための国際的なプラットフォームです。
炭素貯留とランキングのソリューションの詳細については、公式ウェブサイト slb.com/carbon-storage-screening-ranking をご覧ください。
SLBについて
SLB(NYSE:SLB)は、バランスのとれた地球のためにエネルギー革新を推進するグローバル・テクノロジー企業です。世界100を超える国で事業を展開し、その約2倍の民族的属性を持つ従業員を擁するSLBは、石油・ガスの革新、大規模なデジタルの提供、産業の脱炭素化、エネルギー転換を加速する新たなエネルギーシステムの開発と拡大に日々取り組んでいます。詳しくは、公式ウェブサイト slb.com をご覧ください。
将来の見通しに関する記述に関する注意事項:本プレスリリースには、米国連邦証券法で定義される「将来の見通しに関する記述」、すなわち過去の出来事に関する記述ではなく、将来に関する記述が含まれています。その記述には、しばしば「予想する」、「かもしれない」、「できる」、「見込む」、「意図する」、「予測する」、「予定である」、「可能性がある」、「見通しである」、その他これらに類似した言葉が含まれます。将来の見通しに関する記述では、SLBの新技術やパートナーシップの展開や期待される利益に関する予測や期待など、程度の差こそあれ不確実な事柄、持続可能性や環境問題に関する目標、計画、見通し、エネルギー転換や世界的な気候変動に関する予測や期待、業務手順や技術の改善に関する記述などを扱っています。これらの記述はリスクと不確実性を伴うものであり、これには正味マイナス炭素排出量の目標を達成できないこと、SLBの戦略、イニシアチブ、パートナーシップが意図した利益を実現できないこと、世界的な気候変動の影響に対処するイニシアチブを含む環境問題に対処する法律や規制のイニシアチブ、規制当局の承認や許可の時期や受領の可否、および米国証券取引委員会に提出または提供されたSLBの最新のForm 10-K、10-Q、8-Kに詳述されているその他のリスクと不確実性が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらまたはその他のリスクや不確実性が1つ以上現実化した場合(またはそのような展開の結果が変化した場合)、あるいは根底にある仮定が正しくないことが判明した場合、実際の結果はSLBの将来見通しに関する記述に反映されたものとは大きく異なる可能性があります。将来の見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付時点のものであり、SLBは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果にかかわらず、このような記述を公に更新したり修正したりする意思もなく、またその義務も一切負いません。
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連絡先
Media
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Email: media@slb.comInvestors
James R. McDonald – Vice President of Investor Relations
Joy V. Domingo – Director of Investor Relations
SLB
Tel:+1 (713) 375-3535
Email: investor-relations@slb.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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