タレス、「Google Cloudテクノロジー・パートナー・オブ・ザ・イヤー」のセキュリティーにおけるデータ保護アワードを受賞
配信日時: 2023-09-21 09:56:00
Google Cloudテクノロジー・パートナー・オブ・ザ・イヤーのセキュリティー部門におけるデータ保護カテゴリで評価
(フランス・ムードン)- (ビジネスワイヤ) -- タレスは「Google Cloudテクノロジー・パートナー・オブ・ザ・イヤー」のセキュリティー部門におけるデータ保護カテゴリにて選出されました。Google Cloud技術に基づく顧客ソリューションの開発と実装における卓越性が評価され、世界中の代表的なGoogle Cloudパートナーと共に選ばれました。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20230829787322/ja/
©Thales
タレスとGoogle Cloudの協業は、クラウド展開に対してますます高まるセキュリティー、データ主権、パフォーマンスの要件に直面する世界中の組織のニーズに対応するものです。長年築いてきたサイバーセキュリティの専門知識を持つタレスは、求められる制御レベルを維持しながら、世界中の顧客がクラウドに移行するために必要なレベルの信頼とセキュリティーを提供します。同社のプラットフォームに関する専門知識とGoogle Cloudが持つエンタープライズ・グレードのソリューションおよび最先端のインフラを組み合わせることで、両社は広範なデータ・セキュリティー・イニシアチブの数々で緊密に協力しています。
タレスは、自社のセキュリティー・ポートフォリオにおける卓越性の追求に常に取り組んでいます。最近ではデータ・セキュリティー機能を開発し、「CipherTrust Data Security Platform(CDSP:サイファートラスト・データ・セキュリティー・プラットフォーム)」のユーザーにAIを活用した新機能を提供するための提携を発表しました。これは、Google Cloudの「Vertex AI」機械学習機能を活用し、クラウド内にある機密データの発見、分類、保護を行うものです。機械学習機能で顧客が行う基本タスクの自動化を支援し、クラウドでホストされた機密データの保護を確実に維持します。
また2022年後半以来、タレスの「CipherTrust Cloud Key Manager(CCKM:サイファートラスト・クラウド・キー・マネージャー)」は、Google CloudやGoogle Workspaceなどに向けた「Bring Your Own Key(BYOK:独自の鍵の持ち込み)」のイニシアチブをサポートしてきました。さらに2社は、フランスの州機関や重要インフラ組織などに適用される厳しいデータ主権要件への対応を目指すGoogle Cloudユーザー向けに、データ主権のクラウド合弁事業(S3NS)を運営するための提携を開始しました。
タレスは、最も厳しいデータ保護基準への準拠を求める企業向けに、体系的なクラウド・サービスを構築しました。フランスの企業や公的機関向けに、タレスとGoogle Cloudの合弁会社であるS3NSが、Google Cloudと同等で、フランス情報システム・セキュリティー庁(ANSSI)の認定である「SecNumCloud」ラベルに準拠したソリューションを提供することを目指しています。現在までのところ、SecNumCloudは国防機密の保護を除いてフランスとヨーロッパで最高レベルの保護を実現しています。ヨーロッパ内のデータ・ロケーションやS3NSが管理する外部暗号化(タレスの技術に基づく)など、追加の保証と制御を提供するS3NS初のサービスは、すでに市場投入されています。
Google Cloudのグローバル・エコシステムおよびチャンネル担当コーポレート・バイス・プレジデントであるKevin Ichhpurani氏は、次のように述べています。「Google Cloudのパートナー・アワードは、当社のパートナーがこの1年間、多大な影響をもたらし、お客様の成功を支えてきた功績を表彰するものです。 同アワードの2023年受賞者として、タレスを表彰できることをうれしく思います。引き続き、双方のお客様をサポートする強力なパートナーシップに期待しています。」
タレスのクラウド保護およびライセンス供与担当バイス・プレジデントであるセバスチャン・カノは、次のようにコメントしています。「Google Cloudと協力関係が続いていることは大きな誇りです。今回の賞により、同社と共に取り組んできた広範なプロジェクトにおける素晴らしい業績が認められました。私たちは共に、世界中のお客様がデータをより効率的に検出、分類、保護でき、可能な限り安全で法令に準拠したクラウド移行を実現できるよう支援しています。」
また、タレスは2023年8月29日から31日に開催された「Google Cloud Next」に参加しました。セッションは以下の通りです。
王国への鍵:暗号鍵について知っておくべきすべてのこと(トッド・ムーア、タレス、暗号化サービス担当バイス・プレジデント)「Google Gen AI」を活用した大手ISVのサイバーセキュリティー革新(アシュヴィン・カマラジュ、タレス、データ保護エンジニアリング担当バイス・プレジデント)世界のリーダーたちのデジタル主権要件への取り組み方(シプリアン・ファルク、S3NS、CEO) イベントはオンラインで生配信が行われ、現在はオンデマンド視聴が利用可能です。詳細情報はこちらをご覧ください。
タレスグループについて
タレス(本社:フランス・パリ、Euronext Paris: HO)は、防衛・セキュリティ、航空・宇宙、デジタルアイデンティティ・セキュリティの3つの領域における先端技術で世界をリードしているグローバル企業です。世界をより安全で、より環境に優しく、より包括的にすることに役立つ製品およびソリューションを開発しています。
タレスグループは、研究開発に関して、特に量子技術、エッジコンピューティング、6G、サイバーセキュリティなどの主要分野に、年間40億ユーロ近くを投資しています。
68カ国に7万7,000人の従業員を擁するタレスの2022年度売上高は、176億ユーロを記録しています。
タレスDISジャパン(株) クラウドプロテクション&ライセンシング事業部門について
タレスDISジャパン(株)のクラウドプロテクション&ライセンシング事業部門は、サイバーセキュリティソリューションの提供を担っており、クラウドからデータセンター、オンプレミスなどの様々な場所に保管または移動しているデータの暗号化やトークン化とHSMによる鍵管理、多要素認証と認証トークンの提供により多くの組織の重要データを保護しています。日本国内においては政府機関、金融機関、大手製造業、流通を含む様々な業種にて採用されています。
Webサイト:https://cpl.thalesgroup.com/ja
リンク参照先
タレスグループ
クラウド保護とライセンシング ソリューション | タレスグループ
データセキュリティ | タレスグループ
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