『ルナルナ オフィス』の「更年期プログラム」をポーラ・オルビスグループ健康保険組合が導入

プレスリリース発表元企業:株式会社LIFEM

配信日時: 2023-09-01 11:01:40

~より幅広い年代の女性従業員の健康を、企業と健保がサポート~

 株式会社ポーラ・オルビスホールディングス(本社:東京都中央区 社長:横手喜一)と株式会社LIFEM(本社:東京都新宿区 社長:菅原誠太郎)は、LIFEMが提供する働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』の「更年期プログラム」について、ポーラ・オルビスグループ健康保険組合(本社:東京都品川区 理事長:小川浩二 以下、「ポーラ・オルビス健保」)の保健事業として、9月1日(金)よりグループへ導入することに合意しました。
 従業員を対象に、医療機関と連携したオンライン診療サービスを提供し、婦人科受診と漢方薬などの処方・配送をはじめ、婦人科医師監修のセミナー動画を配信することで、更年期に伴う症状など、働く女性が直面する健康課題の改善をより幅広く支援します。

実証導入の結果、更年期症状によって低下していた業務パフォーマンスが10ポイント以上向上 
 ポーラ・オルビスホールディングスでは、2022年10月より同社及び一部子会社の女性従業員の更年期に伴う症状改善を目的に、『ルナルナ オフィス』の「更年期プログラム」を実証導入しています。※1
 プログラム参加者へのアンケート調査※2では、更年期に伴う不調がない時に発揮できる仕事の出来を100%としたときのパフォーマンススコアは、プログラム参加前は平均64.5%でしたが、参加後は平均75.7%と11.2ポイントの向上がみられました。

※1 『ルナルナ オフィス』の「更年期プログラム」を実証導入(2022年10月18日)
https://ir.po-holdings.co.jp/news/news/news5079642281102022602/main/0/link/20221018_lunaluna%20office_s.pdf
※2 LIFEMによるインターネット調査
調査対象者:「更年期プログラム」の実証に参加したポーラ・オルビスグループ40~50代の女性従業員 参加前36名 7カ月後 15名
(参加後のアンケートは、7カ月後もプログラムに参加しており、かつ継続的にアンケートに回答している人を母数としています。)
調査時期:参加前アンケート 2022年9月16日(金)~10月4日(火)、参加後アンケート 2023年5月22日(月)~5月30日(火)

実証導入の結果、中度~重度の更年期症状を抱える割合が35ポイント改善 
 また、更年期症状による生活影響度について、更年期によって「横になって休息したくなるほど仕事(勉強・家事)への支障をきたすことがあった」または「1日中寝込み、仕事(勉強・家事)ができなくなることがあった」と回答した中度から重度とみられる症状を抱える方の割合は、プログラム参加前は41.7%でしたが、プログラム参加後は6.7%まで減少し、35ポイント改善しました。

 これらの結果から、プログラムの利用によって参加者が業務の生産性向上や症状の改善を実感していることが確認できました。
 このような背景をもとに、より多くの女性従業員の更年期症状を改善し、それによる生産性や従業員の働きやすさの向上、ならびに将来的な医療費削減などを目指し、ポーラ・オルビス健保の保健事業において『ルナルナ オフィス』の「更年期プログラム」を導入することを決定しました。
 今後、更年期の症状改善における効果検証をはじめ、職場全体の理解促進を図り、誰もが働きやすい職場環境の整備を進めます。

ポーラ・オルビス健保が導入する「更年期プログラム」概要 
 ポーラ・オルビスグループが導入する『ルナルナ オフィス』スタンダードプランの「更年期プログラム」は、『ルナルナ オンライン診療』を活用し、婦人科受診と漢方薬などの処方・配送まで行うことで症状改善をサポートします。また、婦人科医師監修のセミナー動画を提供することで全社的な知識啓発を図るとともに、プログラムの効果検証を通じ、より働きやすい職場環境の構築を支援します(プログラム開始日:2023年9月1日(金))。

◆株式会社ポーラ・オルビスホールディングス HR室 健康管理センター 森戸 志保
 当グループでは性別に関係なく一人ひとりの能力、個性を発揮できる環境づくりを推進しており、その一環として、この度、月経プログラムに続き、更年期プログラムを導入しました。
 事前に実施した実証導入では、アンケート結果によって症状改善等の効果が確認できたことに加え、利用した方々から「更年期に対してフォローしてほしいと思っていたので助かる」「辛い症状が緩和されて、モチベーション高く業務と向き合えるようになった」など、多くのポジティブな声を頂きました。
 このプログラムを通じて、更年期症状によって何らかの支障をきたしている現状が改善され、仕事もプライベートもその人らしくイキイキした生活を送れるきっかけになればと考えております。
 当グループでは、今後のさらなる女性活躍の推進に向け、働く女性の健康支援を強化し、グループ内の浸透度をより深めていくことを目指してまいります。

◆ポーラ・オルビスグループ健康保険組合 常務理事 竹中 俊明
 健保組合の加入者は女性が77%を占めておりますので、保健事業としてこれまでも婦人科検診等のメニューの充実を図ってきました。昨年、月経プログラムを導入し、今回、事業主が行った更年期プログラムの実証導入の結果、プレゼンティーズム・アブセンティーズムの改善が見られ、満足度・継続移行度も高かったことから当健保組合で更年期プログラムを正式導入することとしました。
 月経・更年期に悩む女性社員がこのプログラムに参加し、日々の生活や仕事の面で良い効果が出ることを期待しています。

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