7月31日(月)  AndTech「多層フィルム・軟包装におけるリサイクル技術の最新技術・研究動向と再生材料の利用・認証・課題と展望~」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定

プレスリリース発表元企業:AndTech

配信日時: 2023-07-10 17:45:40

三菱ケミカル株式会社 小林 修二 氏、住本技術士事務所 住本 充弘 氏、東和ケミカル株式会社 棚窪 重博 氏、崇城大学 池永 和敏 氏にご講演をいただきます。

 株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せるリサイクル技術での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「多層フィルムリサイクル 」講座を開講いたします。

多層フィルム・軟包装におけるリサイクル技術の最新技術・研究動向と再生材料の利用・認証・課題と展望を解説
本講座は、2023年07月31日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ee0fefd-bc1c-681e-baba-064fb9a95405



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Live配信・WEBセミナー講習会 概要



テーマ:多層フィルム・軟包装におけるリサイクル技術の最新技術・研究動向と再生材料の利用・認証・課題と展望
~水平リサイクルの現状・異材質ラミネート包材の多層分離事例・脱インク・剥離・再生樹脂の開発・認証習得~
開催日時:2023年07月31日(月) 13:00-18:15
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1ee0fefd-bc1c-681e-baba-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)


セミナー講習会内容構成



 ープログラム・講師ー
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第1部 溶媒抽出法によるラミネートフィルムの分離とその再利用
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講師 崇城大学 大学院工学研究科 応用化学専攻 教授 工学博士 池永 和敏 氏
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第2部 軟包装材の廃材の対応法について ~各国動向・3R・多層包装材リサイクルの手法~
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講師 三菱ケミカル株式会社 スペシャリティマテリアルズビジネスグループ グローバル企画本部 戦略部 GXグループ GX推進本部 事業開発部 小林 修二 氏
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第3部 Co-Ex及び多層ラミネートフィルムの循環型パッケージ促進 の対応と脱墨・剥離技術の課題
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講師 住本技術士事務所 所長 住本 充弘 氏
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第4部 複合フィルムのマテリアルリサイクル樹脂
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講師 東和ケミカル株式会社 常務取締役 棚窪 重博 氏


本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題



プラスチックのリサイクルの基礎、ラミネートフィルムの層構造、溶媒抽出法、ラミネートフィルムの分離・精製、ATRイメージング法
軟包装の廃材の処理に対する各国の動きや、各社の対応方法についての具体例を把握できる。特に多層包装材の各社の対応方法について把握できる。
循環型パッケージの対応の仕方、Recycled plasticsの理解、EU2022/1616の概要、アップサイクリングの世界の動き、モノマテリアルの言葉の使い方、グリーンウォッシュの意味


本セミナーの受講形式



 WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
 詳細は、お申し込み後お伝えいたします。


株式会社AndTechについて


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 化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
 幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
 弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
 「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
 クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
  https://andtech.co.jp/


株式会社AndTech 技術講習会一覧


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一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
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株式会社AndTech 書籍一覧


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選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
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株式会社AndTech コンサルティングサービス


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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
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本件に関するお問い合わせ



株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)


下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)



第1部 溶媒抽出法によるラミネートフィルムの分離とその再利用

【講演主旨】
 COVID-19のパンデミックにより、家庭内での食品の消費が急増したことは、記憶に新しいと思う。すなわち、我々は、冷凍食品やスナック菓子のプラスチック製の袋を多量に消費したことになる。その殆どが、耐酸化措置として、アルミニウムの薄層を含むPET、PEおよびPPの多層フィルム(ラミネートフィルム)であり、複合材であるため単純な光学選別も役に立たず、多くの場合、燃焼もしくは埋め立てられるプラスチックの1つになっている。
 講師らは、溶媒抽出を用いると極めて容易にフィルムの分離が可能であり、単純なラミネートフィルムの場合には、構造解析も可能となることを報告している。本講座では、ラミネートフィルムの分離と再利用の可能性について、焦点を絞り、解説する予定である。なお、実際の分離したフィルムなどについては、画面を通して、ご覧に入れる予定である。

【プログラム】
1.プラスチックの生産・製品・用途・廃棄
2.一般的なプラスチックのリサイクル
3.溶媒抽出法について
4.溶媒抽出法によるラミネートフィルムの分離・精製
5.まとめと今後の展望


第2部 軟包装材の廃材の対応法について ~各国動向・3R・多層包装材リサイクルの手法~

【講演主旨】
 軟包装材の廃材を「なぜ」「どのように」処理するのかについて、各々の観点から、各国の動きや、各社の取組事例をみながら皆さんとともに整理をしたい。
 資源循環は変化と成長が早く、情報が重要であることは言うまでもない。そこで資源循環を作る業務に携わるものとして、どんな情報をどのように集め、どのように考えているのかを、概説させて頂き、皆さん各々で概説内容をご評価を頂くことで、皆さんの今後の業務の進め方の方向性の確認をして頂ければと考える。最後に特に多層包装材の廃材の処理は、必要でありながら困難を極めるが、各社の取り組みの具体例を整理する。

【プログラム】
1.海洋プラゴミの危機的状況
2.プラゴミに関する各国の動き概要
3.3R ~3Rのどの手段を選定するか~
 3-1 Reduce 重量減/薄肉化/アルミ化/紙化 具体例
 3-2 Reuse 具体例
 3-3 Recycle
     ケミカルリサイクル/脱墨技術/回収分別/リサイクル技術実証例 具体例
3.多層包装材
多層包装材の資源循環の為のリサイクル技術 具体例
4.最後に


第3部 Co-Ex及び多層ラミネートフィルムの循環型パッケージ促進 の対応と脱墨・剥離技術の課題

【プログラム】
1. Co-Ex及び多層ラミネートフィルムの再生再利用の課題
 1-1 分別排出、回収・選別方法
 1-2 再生再利用の施設の整備
 1-3 Recyclable認定事例と包装食品の輸出の障壁
 1-4 相溶剤の利用事例
2. FDA及びEFSAの再生樹脂への対応
  2-1異物混入の懸念 --ブロックチェーンによるtrace
2-2 認証取得, certified resinsの必要性
  2-3 EU 2022/1616の概要
3. モノマテリアルではなく主構成分がPP、PE,PET、紙
 3-1 的確な表示に修正が必要なモノマテリアル使用
 3-2 回収streamの存在の有無確認
3. アップサイクリングに向けて
 3-1 脱墨・脱離(剥離)技術の動き
 3-2 プラスチック包装の脱インキはなぜ必要か
 3-3 脱墨技術の状況とメカニカルリサイクル
    再生樹脂製造時のインキによる臭い防止が必要、特許の事例
    欧州における脱墨・剥離ビジネスの事例
    日本の軟包材の脱墨の事例
 3-4 脱離技術のビジネス事例
    脱インキ用プライマーの利用、水性の食品安全性の剥離剤
    スペインアリカンテ大学開発の脱インク技術と世界への普及
 3-5 異材質ラミネート包材への脱インク及び剥離の対応をどうするか
    裏刷りラミネート包材の脱インキは、剥離技術が必要、現在の開発状況
4. 日本の軟包装材料の循環型パッケージ推進の課題
まとめ


第4部 複合フィルムのマテリアルリサイクル樹脂

【プログラム】
1. 東和ケミカル社の概要
2. 複合フィルムリサイクルを手掛けた背景
 2.1 廃棄プラスチックを資源とする中国の台頭
 2.2 複合フィルムリサイクルの必要性
3. 複合フィルムのマテリアルリサイクル技術の開発
 3.1 複合フィルムリサイクル樹脂「東和ハイブリッドPP(R)」
4. 他社様への提案
 4.1 食品工場から出る廃棄アルミ蒸着包材のマテリアルリサイクル
 4.2 リサイクルコンテナ・パレットの特徴
5. 「東和ハイブリッドPP(R)」の展望
6. 包材から包材への水平リサイクルを目指して
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上

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