目は真実を知ってる? 「LAYERED ー 網膜に生まれるイリュージョン」がWATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO (浅草) にて7月1日より開催

プレスリリース発表元企業:株式会社WATOWA

配信日時: 2023-06-19 13:09:41

新進気鋭アーティスト12名

この度、アートプロジェクト・コレクティブ WATOWA GALLERY は、12名の新進気鋭のアーティストによりGroup Show “LAYERED ー 網膜に生まれるイリュージョン”を2023年7月1日(土)から7月16日(日)まで開催いたします。



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網膜は、私たちが世界を知覚するための窓口ですが、人間の目は時折、現実と幻想の狭間で錯覚を引き起こすことがあります。本展覧会は、12名の新進気鋭の作家による平面と立体作品で構成され、網膜上で生じるイリュージョンについて探求します。

目を閉じれば、網膜は目のレイヤーと言えるでしょうか。人間の網膜に映るイメージの重層性(LAYERED)は、虚と実の境界を揺れ動く感覚を生み出します。このレイヤー的な表象は、人々の好奇心を引きつけ、同時に不安と矛盾が渦巻いています。
1960年代、ギー・ドゥボールは「スペクタクルの社会」という概念を提唱しました。それはマスメディアの発展に伴い、資本主義が消費社会へと変容し、人々の生活がすべてメディアによって生み出された表象に基づいていることを指しています。真実性を欠いたこれらの表象は、人間の知覚に影響を与え、個人的思考思考の障壁となります。
現在私たちが置かれている、「情報化社会」においても、スペクタクルの社会は継続しているのでしょうか。特に資本主義のゲームに巻き込まれた私たちは、目に映る情報の表象をどのように意味付けすべきでしょうか。

本展では、作家は個々の創作を通じて、レイヤー的な「イリュージョン」の感じ方を提示しています。
出展作品はミニマル的な表現により、限られた純粋な点線面の組み合わせで抽象的な表現を行うキャンバスを通じて、平面を超えた3次元以上の可能性を探求します。膨大な情報に囲まれた人々に、「必要最小限」や「Less is More」という概念の具象化して提示してくれます。また、作家自身の体験をもとに、資本主義のゲームにおける虚と実を示唆しています。
本展覧会はこれらのイリュージョンを通じて、現実と幻想の間にある現代社会の一端を映し出しています。

開催概要


会期:2023年7月1日(土) ~ 7月16日(日) 12:00-19:00 ※木曜定休
会場:WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京都台東区今戸1丁目2-10 3F)
主催:WATOWA GALLERY(WATOWA INC.)
協力:KOTARO NUKAGA, EUKARYOTE
入場料 : ドネーション500円 ~
*7/5 ( 水 )、7/12 ( 水 ) は観覧無料
*右記 URL からの事前予約制 https://artsticker.app/events/10069
*自身で金額を決定するドネーションシステム(ミニマム500円から入場料を自身で決定し、それが若手アーティスト支援のためのドネーションとなるシステム。アーティスト支援と国内アートシーンの活性化を目的としたアートアワード WATOWA ART AWARD 2023 EXHIBITION に寄付されます。

イベントページ:http://www.watowa.jp/news/2023/06/LAYERED.html
HP: http://watowagallery.com
Instagram: @watowagallery
CONTACT: gallery@watowa.jp
参加作家/代表作品


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(五十音順)
井上 七海 Nanami Inoue
上田 尚宏 Takahiro Ueda
近藤 洋平 Yohei Kondo
澤田 明子 Akiko Sawada
品川 はるな Haruna Shinagawa
NANDE(南出直之)
西村 祐美 Yumi Nishimura
平子 暖 Hirako Dan
星 飛鳥 Asuka Hoshi
松岡 柚歩 Yuzuho Matsuoka
御村 紗也 Saya Mimura
横村 葵 Aoi Yokomura
WATOWA GALLERYとは


WATOWA GALLERYは、現代日本のストリートカルチャーやファッション、独創的・先進的なテクノロジーや「ジャパニーズ・フィロソフィー」を取り入れた新しい感性を持つ若手の作家を中心として、アート・コミュニケーションの場を提供するアートプロジェクト/プロデュース集団です。アートがファッションのように親しみやすいカルチャーとなり、ひとりひとりのライフスタイルに溶け込む社会を拓くため、新しい感覚のエキシビションや、アートプロジェクトのプロデュース・演出を行い、アートに触れるタッチポイントを拡大します。
現在も国内外で評価されている主要なアートムーブメントの多くは、ミュージアムの外で、そして多様なジャンルのアーティストと支援者との交流によって生まれています。わたしたちは特定のアートスペースを持たず、あらゆる空間をギャラリーと捉え、アートをミュージアムからコミュニティへ、都市へ、住空間へ開放し、ミュージアムの外からさまざまな分野のプロフェッショナルと横断的なアートプロジェクトを発信していきます。さらに、日本の若手アーティストの活躍と日本の若手コレクターの参入をサポートし、アーティストと支援者の交流を促進します。
WATOWA GALLERYを媒介とした新しいコミュニケーションやコミュニティの育成によって、次の時代のアートシーンを創造し、市場の活性化を目指します。2019年より特定の場所を持たないプロデュース集団としての活動をしておりましたが、2022年9月より、初のWATOWA GALLERYの本拠地となる WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYOを浅草・今戸にローンチ。

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