5月21日(日)「熊本学習支援センター 天草下田南校開設」

プレスリリース発表元企業:一般社団法人熊本私学教育支援事業団

配信日時: 2023-05-08 18:00:00

ー不登校・ひきこもりの子どもたちと共に、小さな集落と廃校に新たな息吹をー

一般社団法人 熊本私学教育支援事業団(熊本県熊本市、代表 仙波達哉)は、2015年4月、不登校・ひきこもりに悩む子どもたち、家族を支援するために「熊本学習支援センター」を設立しました。8年間の活動の中で、家から出られない子どもたちの支援をどのように行うべきかを模索し続けていました。面談や相談を重ねる中、保護者からは「一時でもいいので、自然豊かな環境の中で生活と学びを伸び伸びを行える施設があれば」との意見が多数あり、その希望を形にするべく、この度天草下田南地区の廃校(旧・下田南小学校)を使用して、学習をしながら多くの自然体験ができる環境を創る運びとなりました。開校は8月になるかと存じますが、開校に先立ちまして、5月21日(日)に下田南小学校にて学習支援センターの子どもたち、スタッフ、下田南地区の住民の皆様方と共同の記者会見を行います。



ー熊本学習支援センターについてー
熊本学習支援センターは、さまざまな事情により、在籍校で学習を続けることが困難な生徒や中途退学したけれど改めて学びたい人などに対して、学習の場を提供するとともに子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供することを目的として2015年に設立されました。2021年熊本県の不登校児童生徒数は2,684人と、前年度より356人増加するなど、年々増加の一途を辿っています。特に、このコロナ感染拡大の中、小学生の不登校ひきこもりの数は急増し、全国の不登校の数は24万人といわれ、そのような子どもたちの心のケアは必須だと思われます。学習支援センターではこれまでの実績を基に、ともに学び、遊び、少しでも子どもたちの笑顔を生み出す場となれればとの思いで、困難を抱えた子どもたちの支援を行っております。

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ー下田南地区の住民と子どもたちで地区の再生・廃校の再生への挑戦ー
山あり、海ありの自然豊かな環境に住む下田地区の人たちは80%以上が65歳以上、空き家も多く、これからの10年後の地区の存在を危惧されています。私たちは、このような自然豊かな土地で、住民の方々とともに、様々な困難を抱えた子どもたちの学習と療育をするとともに、10数年途絶えた地区のお祭りや、地域の田植え・稲刈り等のお手伝いをしながら地区の再生も行っていきたく思います。当日は、住民との交流会も開催しております。熊本市からは、学習支援センターの子どもたち約30名と学生ボランティアの代表・スタッフ総数40名ほどが参加する予定です。記者会見は下田南小学校校舎内で行いますが、グラウンドにて住民の方々と子どもたちがBBQやグラウンドゴルフなどを通じて交流会も行います。地区の再生と廃校になった小学校の復興、そして子どもたちが自分らしく生きていきいきと輝く場の創生が、ここから始まります。つきましては、地域住民たちと子どもたちのとびきりの笑顔を広くお伝えできるようにしたく存じます。

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