千葉大学は令和6年度に新学部・学府の設置を構想しています

プレスリリース発表元企業:国立大学法人千葉大学

配信日時: 2023-04-24 15:08:28

情報・データサイエンス学部 / 大学院情報・データサイエンス学府(後期3年博士課程)

国立大学法人千葉大学(学長中山俊憲)は令和6年度の「情報・データサイエンス学部」及び「大学院情報・データサイエンス学府(後期3年博士課程)」の設置に向け、文部科学省に関係書類を提出しました。ここに概要をお知らせいたします。
※設置構想中であり、今後、内容が変更になる可能性があります。



情報・データサイエンス学部


工学部総合工学科情報工学コースを発展的に解消し、新たな学部を設置することを構想しています。
【情報・データサイエンス学部設置の趣旨】
データサイエンス技術者は、データエンジニアリング力、データサイエンス力、データサイエンス展開力が求められます。これまで情報工学コースでは、テータエンジニアリング力を主体として、ある程度のデータサイエンス力を持つ人材育成を行っており、データサイエンス展開力の育成についての対応は限られていました。そこで、本学の強みとして実績のある3つのカテゴリ「医療・看護」、「環境・園芸」、「人間・感性」に対応するデータサイエンス系専門科目群と、データサイエンスの基幹的技術に対応する情報工学系専門科目群から構成される実践的カリキュラムを、全学的な連携のもとに構築し、教育を行います。

【概略】
●学部名称:情報・データサイエンス学部
●学科名称:情報・データサイエンス学科(1学科)
●コース名称:データサイエンスコース、情報工学コース(2コース)
●養成する人材像
 ■データサイエンスコース
データサイエンスの本質を理解し、応用に関する能力を強化した人材(実践的データサイエンティスト)、社会的課題の解決に応用できる人材の育成を目的とします。データサイエンス力とデータサイエンス展開力の涵養に重点をおきます。
 ■情報工学コース
情報工学の専門性を備え、データサイエンスの実現と高度化に応用できる人材実現技術に関する能力を強化した人材を育成することを目的として、データエンジニアリング力とデータサイエンス力の涵養に重点をおきます。
(※各コースには入学後3年次に配属されます。)
●入学定員:100名

情報・データサイエンス学府(後期3年博士課程)


融合理工学府数学情報科学専攻情報科学コース及び創成工学専攻イメージング科学コース(博士後期課程)を発展的に解消し、新たな学府を設置することを構想しています。
【情報・データサイエンス学府(後期3年博士課程)設置の趣旨】
これからのSociety5.0の実現を担うデータサイエンス技術者を育成するためには、データサイエンス力の涵養を強化するとともに、データサイエンス展開力の育成にも対応する必要があります。特に、大学院博士後期課程においては、イノベーションを先導する高度な人材の育成が強く求められています。そこで、本学の強みを活かした幅広い専門科目及び高度な専門性を涵養する実践的な専門科目等のカリキュラムを全学的な連携のもとに構築し、教育を行います。

【概略】
●学府名称:情報・データサイエンス学府
●専攻名称:情報・データサイエンス専攻(1専攻)
●養成する人材像
 データエンジニアリング力、データサイエンス力、データサイエンス展開力に加えて、これらを高度に統合した能力であるデータサイエンス高度展開力やデータサイエンスイノベーション力を高いレベルで兼ね備え、イノベーションを先導できる人材を養成します。
●入学定員:10名

情報・データサイエンス学部/情報・データサイエンス学府設置準備特設ウェブサイトもぜひご覧ください。
https://informatics.chiba-u.jp
[画像: https://prtimes.jp/i/15177/708/resize/d15177-708-008fe324f16d754d957a-0.png ]


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