NECファシリティーズ、設備の点検・保全管理、異常予兆を検知する非常駐の保全サービスを提供開始

プレスリリース発表元企業:日本電気株式会社

配信日時: 2023-03-31 11:00:00

~施設管理業務アウトソーシングに新たな選択肢が登場~

NECファシリティーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:松下 裕、以下NECファシリティーズ)は本日より、非常駐で行う各種インフラ設備の点検・保全管理業務に、設備の異常予兆を検知する技術を組み合わせた保全サービスを提供開始いたします。
本サービスは、施設の規模が比較的小さい、または工場が近隣に分散しており常駐が難しいなどの事情から、施設管理業務の常駐拠点設置が困難なお客様や施設管理業務アウトソーシングのスモールスタートを希望される中部地区のお客様から提供してまいります。



[画像: https://prtimes.jp/i/78149/307/resize/d78149-307-93f4c168b85a503bd753-0.png ]


当社は、お客様の工場に常駐して電気、ガス、空調、水処理など各種インフラ設備の安定稼働を見守る施設管理業務のアウトソーシングを提供しています。近年は、次世代型工場施設管理業務の実現に向けたコンセプト「NEC DX Facility Management Service」のもと、IoT・AI技術を活用した設備の異常予兆検知システム「NEC DFM Presagio(注)」の実証実験や点検・保全管理業務の効率化などに積極的に取り組んでいます。こうした経験や成果を活かし、施設管理業務をアウトソーシングする選択肢を広げるため、本サービスを提供することにいたしました。

NECファシリティーズは本サービスの提供を通じ、遠隔監視による設備の管理や故障時の早期対応、故障の予兆検知を行い、お客様の施設の安定稼働に貢献します。

なお本サービスは先行的に、電子部品メーカーの検査事業を展開する企業に導入しており、県内2ケ所の事業所で24時間、365日稼働する水冷式の冷却塔、冷却水ポンプの異常予兆検知を行っています。

【先行導入事例における当社の対応】
設備管理者は1名、主業務を別にお持ちのためそれぞれの事業所のトラブル発生は悩みの種でした。こうした中、当社は本サービスを提供します。今後リモート管理による初動対応や調査支援の有用性を評価いただき、施設管理業務アウトソーシングの仕様の策定・改善を行います。
1.非常駐の定期保全サービス
月1回の巡回点検と設備毎に定めた定期メンテナンス、遠隔監視を提案しました。
2.異常予兆検知
2つの事業所の冷却水ポンプに振動センサーを設置し、24時間、365日の振動測定を行うことになりました。測定データをクラウド上で収集・分析し、冷却水ポンプの運転状態の異常兆候を把握します。

以上

(注) NEC DFM Presagio
当社の異常予兆検知システムの名称。DFMはDx Facility Managementの頭文字。Presagioはイタリア語で「予兆、予知」の意味です。

PR TIMESプレスリリース詳細へ