Xプライズが次のムーンショットを発表:世界中の子供2億5000万人の読み書き能力に貢献

プレスリリース発表元企業:XPRIZE

配信日時: 2014-09-26 01:22:00

1500万ドルのグローバル・ラーニングXプライズは、途上国の子供が基本的な読み書き・算数を独習できる技術ソリューションに賞金を授与

(ニューヨーク)- (ビジネスワイヤ) -- Xプライズ会長兼最高経営責任者(CEO)のピーター・H・ディアマンディス博士は本日、ソーシャルグッド・サミットでの講演の中で1500万ドルのグローバル・ラーニングXプライズの立ち上げを発表します。ディアマンディスは、技術起業家のアニューシャ・アンサリ氏とケニア大統領府のルース・カギア上級顧問と共に登壇します。グローバル・ラーニングXプライズは、途上国の子供が基本的な読み書き・算数を独習できるオープンソースでスケーラブルなソフトウエアの開発に向けてチームが競う5年間のコンテストです。

同時に、Xプライズは、世界の市民サポーターチームに向けてグローバル・ラーニングXプライズへの参加を呼びかけるべく、オンラインのクラウドファンディング・キャンペーンを開始します。寄せられたすべての資金は、この賞が大きな成功を収めることができるように使用され、特にチームの世界的募集と実地試験の拡大に充てられます。

ディアマンディスは、次のように述べています。「10年前にアンサリXプライズを贈ることで、私たちは商業宇宙飛行産業の触媒となりました。この産業は、今や数十億ドル規模の産業に成長しました。本日、世界の読み書き能力に革命をもたらすべく、世界を変える次のコンテストを立ち上げることを非常に喜んでいます。私たちは、需要を満たすのに十分な数の学校を建設することも、十分な数の教師を養成することも決してできません。そこで、私たちは代替となる急進的なアプローチが必要であるという重要な現実に気付くのです。このオープンソースのソリューションは繰り返し使用でき、大規模にも小規模にも活用でき、世界中への導入が可能なものとすることができ、住む場所に関係なく子供に質の高い学習経験を提供できます。」

グローバル・ラーニングXプライズは、6カ月のチーム登録期間からスタートします。登録チームはその後、18カ月をかけてソリューションを開発します。この時点で、第三者の専門家の審査員団が審査してコンテストに出場する上位5チームを選び、それぞれが100万ドルの賞金を受け取ります。ソリューションは、18カ月にわたって途上国の最低100の村で子供数千人が参加して実地試験を行います。この試験は、英語が教育の主要言語である国で実施されます。トップ賞金1000万ドルは、最終的に読み書き・算数で最高水準の能力向上を実現した技術ソリューションの開発チームに贈られます。

グローバル・ラーニングXプライズは、ディック&ベッツィ・デボス・ファミリー財団、アンソニー・ロビンズ財団、エコネット財団、マーキン・ファミリー財団、スコット・ハッサン氏、ジョン・レイモンズ氏、スザンヌ・ウエスト氏を含む篤志家のグループが資金提供しています。

詳細については、http://learning.xprize.orgをご覧ください。

Xプライズについて

1995年に設立されたXプライズは、学習、探索、エネルギー&環境、世界の発展、生命科学の5分野に関する大規模で有名な賞金付きの賞を創設・管理することで世界が抱える大きな課題を解決する有力組織です。現在実施している賞には、3000万ドルのグーグル・ルナーXプライズ、1000万ドルのクアルコム・トリコーダーXプライズ、225万ドルのノキア・センシングXチャレンジ、200万ドルのウェンディ・シュミット・オーシャン・ヘルスXプライズが含まれます。詳細については、www.xprize.orgをご覧ください。

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