3/8国際女性デーに寄せて、Waris10周年記念「女性の働き方に関する調査」を公開
配信日時: 2023-03-08 13:00:00
ジョブマッチング事業とキャリアシフトプラットフォーム事業、ソリューション事業を通じて、すべての人の自分らしい人生を応援する人材サービス企業株式会社Waris(所在地:東京都千代田区、代表取締役:米倉史夏、田中美和、河 京子、以下Waris)は、2023年4月1日に10周年を迎えます。この10年、女性の「はたらく」に寄り添い続けたWarisが、次のステージへ踏み出すにあたり、働き方の変化に関するアンケート調査を実施しました。3月8日の国際女性デーに寄せ、すべての人が自分らしい働き方・人生をはじめられることを願って、女性の働き方のこれまでの10年、これからの10年を紐解いた調査レポートを発表いたします。
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■調査背景
株式会社Warisが創業した2013年から、今年で10年を迎えます。その間にも、「女性」と「はたらく」をめぐる社会の環境は大きく変化してきました。女性活躍推進法の施行や改訂、女性管理職比率に関する世論など、「はたらく場」でのジェンダーバランスの意識も近年さらに高まっています。
「Live Your Life すべての人に、自分らしい人生を。」をビジョンに掲げるWarisは、「はたらく」ことを通じて、自分らしい人生の実現にむけてどのようなサポートが求められているかを紐解くべく、「女性 x はたらく」の10年を振り返るアンケートを企画・実施いたしました。
今回のアンケートは「キャリアシフト=転職・独立・離職・再就職・新たな職域への挑戦・リスキリング(学び直し)など、自らの意思を持って主体的にキャリアを移行・形成をしていくこと」を軸として実施し、働き方における主体的な選択がどのような影響を与えているかについても調査いたしました。
■調査サマリ
-全体
・過去10年を振り返って働きやすくなったと感じる人は72.4%と過半数を超えた。
・今後10年で働きやすくなると感じる人は56.8%と、過去からの変化に比較すると減少。
・過去10年で転職や独立、副業や再就職などの“キャリアシフト”を1回以上経験した人は89.6%
-就業形態別
・経営者・役員では過去10年からの変化、今後10年に予想される変化のいずれも「働きやすくなった/なる」と感じている。
・正社員でも、過去10年と今後10年の「働きやすさ」を前向きに感じている。
・フリーランスでも同様に、過去10年と今後10年のいずれに対しても「働きやすさ」を感じている。
・契約社員は、過去10年で「働きやすくなった」と感じる人は全体と同程度であり、今後10年の働きやすさについては全体と比較して約10pt低い結果となった。
・派遣社員は、過去10年で「働きやすくなった」と感じる人は、全体と比較して15pt以上低い結果となった。一方、今後10年の働きやすさについては、全体と同程度の結果となった。
・離職中、またはパート・アルバイトは過去10年、今後10年の「働きやすさ」はいずれも全体より低い結果となった。
-働きやすさとキャリアシフトの関係性
・キャリアシフト回数に比例して、過去10年を振り返って「働きやすくなった」と感じる割合は増加する。
・一方で、キャリアシフト回数が5回以上の場合では、過去10年からの「働きやすくなった」割合は、全体と比較すると同程度ではあるものの、1回〜4回と比較すると減少する。
・キャリアシフト回数に比例して、今後10年の「働きやすくなる」と感じる人は増加する。
・キャリアシフト回数が5回以上の場合では、今後10年の「働きやすさ」を感じる割合は全体と同程度、1回〜4回と比較すると減少傾向と、過去10年からの「働きやすさ」と同じ傾向にある。
■調査結果概要
- 「働きやすさ」の変化
過去10年を振り返って「働きやすくなった」と感じる人は72.4%。経営者・役員(85.9%)、フリーランス(78.5%)、正社員(74.9%)が平均より高い結果に。
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-今後10年の「働きやすさ」への展望
今後10年「働きやすくなる」と感じる人は56.8%。経営者・役員(64.1%)、フリーランス(59.2%)、正社員(59.0%)が平均より高い結果に。
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- キャリアシフト経験の有無および回数
キャリアシフトを1回以上経験している人は89.6%。2回が最も多く、次いで3回が多い。
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-キャリアシフト経験と、働きやすさの実感の関係性
キャリアシフト回数に比例して、働きやすさの実感も増す傾向。特に3回、4回のキャリアシフト経験者の数値が高い。一方で5回以上のキャリアシフト経験者ではやや数値が減少する傾向に。
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-キャリアシフト経験と、働きやすさの展望の関係性
働きやすさの展望においても、キャリアシフト回数に応じて「働きやすくなると思う」が増加する傾向。一方で、5回以上のキャリアシフト経験者では、やや数値が減少。
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-【就業形態別】働きやすさを実感している回答者の意見
・人事制度の柔軟性が高まった。女性で結婚・子育てと両立して正社員として働き続ける人が増えダイバーシティが高まった。(50代/経営者・役員)
・場所や時間に縛られない働き方が、社会的に受け入れられやすくなってきた。(40代/フリーランス)
・リモート勤務が増え、どこにいても働けるようになり、家族の転勤の影響を受けずに働き続けることができるようになった。(40代/正社員)
-【就業形態別】働きやすさを実感できていない回答者の意見
・一度結婚や子育てで離職した期間が長くなってしまうと、新たに学び、キャリアを積みたいと思っても、就業経験のブランクを理由に再就職のチャンスに恵まれない。(40代/離職中)
・自分の職種(接客技術職)に関しては、テレワークやフレックスなどが導入できないので働き方は変わっていない。(30代/パート・アルバイト)
-【キャリアシフト回数別】働きやすさを実感している回答者の意見
・個人の生活環境に合わせた働き方をする為の選択肢が、社会全体に増えたように感じる。(30代/キャリアシフト回数・3回)
・在宅ワークが可能になった点。必ずしも出社しなくても仕事ができるので子育てと仕事の両立がしやすくなったと実感する。(40代/キャリアシフト回数・4回)
-【キャリアシフト回数別】働きやすさを実感できていない回答者の意見
・人員不足で1人あたりの仕事量が増えたため、家庭と仕事の両立が難しくなったと感じている。(40代/キャリアシフト未経験)
・24時間365日会社にフルコミットできる人がいまだに求められていると感じる。ライフイベントの多い女性が柔軟に働ける環境がまだ整っていないと感じる。(30代/キャリアシフト回数・5回以上)
-【就業形態別】今後、より働きやすくなると感じている回答者の意見
・働きやすさを求める人が、男女問わず、世代問わず(介護など)増えていると思うから。企業側も人材確保のために働き方の柔軟性を高める必要性が高まってると思うから。(40代/経営者・役員)
・D&Iの重要性に気付き、ジェンダー平等の取り組みを進める企業は今後ますます増えるはず。この傾向は不可逆で、少しずつでも良い方向に進むと感じるから。(40代/フリーランス)
・今の30〜40代が経営層になり、時間や働く場所に制約がある人たちの働き方への理解が進むのではないか。働きやすい環境が提供できることが事業継続につながるとも考えているから。(30代/正社員)
-【キャリアシフト回数別】今後、より働きやすくなると感じている回答者の意見
・副業やフリーランスが今以上に当たり前化し、ワーキングマザーの働く選択肢もより一層増えると思うから。(30代/キャリアシフト回数・3回)
・正社員以外の雇用形態が増え、さらに働く場所の自由化が起きることで自分のペースで働けると感じるから。(30代/キャリアシフト回数・4回)
■Waris創業10周年記念「女性×はたらく」の10年を振り返るアンケート概要
調査期間:2023年1月12日~31日
調査(告知)対象:Warisご登録者向けメールマガジン、公式SNS
調査方法:WEBアンケートフォームによる回答
回答数:711(女性:678、男性27、無回答6)
調査主体:株式会社Waris
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/348079/table_348079_1.jpg
■株式会社 Warisについて(https://waris.co.jp/)
ジョブマッチング事業とキャリアシフトプラットフォーム事業、ソリューション事業を通じて、すべての人の『自分らしい人生(Live Your Life)』を応援する人材サービス企業。ビジネス系フリーランス女性と企業とのマッチングサービス「Warisプロフェッショナル」を主軸として、女性役員の紹介サービス「Warisエグゼクティブ」や仕事に直結する学び直し(リスキリング)を支援する「Warisキャリアシフトプラットフォーム」などを展開。
ご登録女性数は約26,000名、顧客企業約2,000社。(2023年2月末現在)
<会社概要>
・本社所在地:東京都千代田区神田鍛冶町3丁目7 神田カドウチビル8F
・設立:2013年4月
・代表者:代表取締役 米倉史夏、田中美和、河京子
・事業内容:人材サービス、有料職業紹介事業。
各種多様な生き方・働き方に関するセミ ナー、イベント等の企画・開催・運営
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プレスリリース提供元:@Press
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