【県立広島大学】地域資源開発学科の学生が自ら園長を務めるブルーベリー観光農園について発表しました

プレスリリース発表元企業:広島県公立大学法人

配信日時: 2023-02-21 09:50:00

農家の減少に伴う耕作放棄地の活用に取り組む

県立広島大学(学長 森永 力,庄原市七塚町)生物資源科学部地域資源開発学科3年生の藤原塁さんは,広島三次市甲奴町ブルーベリー農園~Lui Garden~の園長を務めています。令和5年2月10日(金)ジミーカーターシビックセンターにて開催された「大学生×まちづくり実践発表会2023 in 三次市」で,農家の減少に伴う耕作放棄地の増加をテーマに発表しました。




藤原塁さんのコメント

私は三次市甲奴町にて,地元の方々と協力しながら耕作放棄地の活用を目的としたブルーベリーの観光農園の園長として栽培を行っています。

こうした活動を通して,剪定や落葉等により廃棄する物が大量に発生すること,農閑期に収益が出せないこと,生鮮食品である農作物は販売期間が短いこと,この3つが農業経営の課題であることを肌で感じました。また,ブルーベリーの葉には多くのポリフェノールが含まれていることからその価値に注目しました。さらに,欧米ではハーブティーとして嗜まれていること,国内でも茶葉に加工して販売されている事例があることをも知りました。

これらの理由より,葉を茶葉に加工するべきと判断し,卒論テーマとしても加工とマネジメントの両面から取り組んで,その成果を実戦に適用できるように頑張っています。現在は学科内で専門としているほかの研究室の協力のもと,作成した茶葉の成分分析をも検討しています。また,周辺地域で販売されている野草茶との成分を比較し,ブルーベリーのハーブティーの持つ商品としての強みを数値化することも試みています。

これを商品化出来れば,前述した3つの課題の解決にも繋がると信じています。そして,より安定的な農業経営の一助になればと考えております。ハーブティー商品化を達成することで,卒業後も地域資源を活用した地元の地域活性化を行い続けたいです。
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