廃車買取サービス「廃車王」エコなノベルティで廃棄物を更に削減!~廃棄物から価値あるものへ!アップサイクルプロジェクトで「廃車王 炭エコクック」を製作~

プレスリリース発表元企業:NGP日本自動車リサイクル事業協同組合

配信日時: 2022-10-17 09:00:00

2つの廃棄物から「廃車王 炭エコクック」にアップサイクル

廃車買取サービス「廃車王」(運営元:株式会社NGP、本社:東京都港区、代表取締役:佐藤 幸雄)と、山陽製紙株式会社(本社:大阪府泉南市、代表取締役:原田 六次郎)は、廃車となった自動車の取扱説明書と産業廃棄物となる梅の種、本来廃棄となる2つの廃棄物を掛け合わせた「炭再生紙」を用いてアップサイクルした、消臭・除湿機能がある靴用のノベルティ「廃車王 炭エコクック」を共同で製作しました。

また、持続可能な社会の実現のため、限りある資源の有効活用と廃棄物削減の大切さを廃車王サービスを通じてカーユーザーに訴求するため、11月より「廃車王 炭エコクック」の無料配布キャンペーンを行います。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/329806/LL_img_329806_1.png
2つの廃棄物から「廃車王 炭エコクック」にアップサイクル

世界的に気候変動や地球温暖化等の社会課題の解決に向けて、SDGs(持続可能な開発目標)、カーボンニュートラルの達成に向けて、個人、企業の意識が高まっています。

「廃車王」の運営元である株式会社NGPも関連組織であるNGP日本自動車リサイクル事業協同組合(本部:東京都港区、理事長:小林 信夫)と一体となって、NGPグループとして2019年にSDGs宣言を行いました。

SDGsの取組の一環として、2021年2月に「NGPアップサイクルプロジェクト」を起ち上げ、その第一弾として、廃車となった自動車に付属している取扱説明書を廃棄せずに回収することで有効な資源とし、子どもたちに3Rと廃棄物抑制の大切さを自動車リサイクルの流れを通じて勉強してもらうための「環境教育ノート」を製作し工場見学等の教育活動に利用していました。

第一弾のプロジェクト発足後も、「環境教育ノート」以外の用途がないか検討を重ねる中で、共同製作会社の山陽製紙株式会社から、同社が元々取り組んでいた、食品加工の工程において排出される「梅の種」などの食品廃棄物を炭化させ「梅炭」として再資源化し、紙へ抄き込んだ「Sumideco Paper(スミデコペーパー)」の独自の技術を利用し、廃車から回収した取扱説明書の再生紙に、この「梅炭」を混ぜ、炭の力で消臭・除湿機能を持たせ、靴に入れて使用するノベルティグッズ「エコクック」の製作について提案がありました。

本来、廃車になった自動車の取扱説明書は回収しなければ産業廃棄物となり、ASR(シュレッダーダスト)として埋め立て処分されるか、燃料として焼却されサーマルリサイクルされます。「梅の種」においては、産業廃棄物として海洋投棄されており、ロンドン条約により禁止された後は、埋め立て処分されていました。

「廃車王」では、本来廃棄物として処分されるはずだった、「自動車の取扱説明書」と「梅の種」を掛け合わせることで、カーユーザーに捨てずにしっかり分別し再利用することでまた価値のある新たな違う製品として使用することができるという、アップサイクルの重要性をわかりやすく伝えることができると考え、今回共同による製作に至りました。


【廃車王 炭エコクック】
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廃車王 炭エコクックパッケージ(表)
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内側のグレーの紙が、「梅炭」を紙へ抄き込み消臭・除湿機能を持たせた紙(靴の中に入れて使用する)

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廃車王 炭エコクックパッケージ(裏)
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外側のパッケージも廃車から回収した取扱説明書の再生紙を使用している

「廃車王 炭エコクック」は製造工程でも環境に配慮しており、使用電力は「再生可能エネルギー」を利用、排水は「活性炭ろ過方式排水処理設備」を使用してきれいな水に還し、紙を抄造しています。また、山陽製紙株式会社は「再エネ100宣言 RE Action」に加盟し、国際的な森林認証制度の「FSC」を取得。2022年には日本の中小企業の製紙業としては初の「SBT認定」を受けています。

「廃車王」では、この「廃車王 炭エコクック」を利用して、カーユーザーにアップサイクルや資源の有効活用、廃棄物削減の大切さをもっと身近に体感してもらうため、無料配布キャンペーンを展開します。


【キャンペーン概要】
■内容
廃車王でご成約いただいたお客様先着5,000名様に、「廃車王 炭エコクック」をプレゼントいたします。

■期間
2022年11月1日(火)~12月31日(土)
※先着人数に達した時点で、本キャンペーンは終了となります。

「廃車王」では、引き取った自動車から、まだ使える部品は「自動車リユース部品」として再利用して社会に提供し、他の部分は機械と手作業によって鉄、銅、アルミ、プラスチックなどの資源を徹底的に分別してリサイクルするなど、廃棄物の削減と再資源化による資源循環に取り組んでいます。持続可能な社会の実現のため、今後も自動車から発生する廃棄物の、発生抑制やアップサイクルの可能性について探求を続け、SDGs、カーボンニュートラルに貢献していきます。


<山陽製紙株式会社>
代表者 : 代表取締役 原田 六次郎
所在地 : 大阪府泉南市男里6-4-25
事業内容: 製袋用クレープ紙の製造および製袋関連資材の販売、
包装用クレープ紙の製造および鉄鋼、電線用包装関連資材の販売、
自社ブランド商品(SUMIDECO、crep、PELP!)の企画、販売、
電子部品用層間紙の製造および関連資材の販売、
その他オーダーメイド再生紙の製造
URL : https://www.sanyo-paper.co.jp/


<廃車王>
「廃車王」は、NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の関連会社、株式会社NGPが運営する、廃車(自動車)買取サービスで、2013年からサービスを開始。加盟店はNGP日本自動車リサイクル事業協同組合の組合員会社(自動車リサイクル事業者)で、北海道から沖縄まで全国展開している。
URL: https://www.haishaou.com/


【組織概要】
組織名 : NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
本部 : 〒108-0074 東京都港区高輪3-25-33 長田ビル2F
創立 : 1985年4月
理事長 : 小林 信夫
組合員数 : 133組合員、161拠点
主な事業内容: 健全な自動車リサイクル事業の構築を目指し、
全国組合員企業の経営意識向上、
意識改革までの「企業の社会責任」を遂行し、
補修部品の消費者へ啓蒙と販売
URL : http://www.ngp.gr.jp/


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プレスリリース提供元:@Press