私設の現代アート美術館「KAMU kanazawa」が11月1日、8つ目のスペース「KAMU SsRg」がオープン。サイモン・フジワラの「Once Upon a who?」を日本初公開

プレスリリース発表元企業:setchu株式会社

配信日時: 2022-10-13 09:50:00



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setchu株式会社(本社:石川県金沢市、代表:林田堅太郎)が運営する私設現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」に、8番目のスペース「KAMU SsRgi(カム エスエスアールジー)」が2022年11月1日(火)にオープンします。展示作品はサイモン・フジワラ のインスタレーション作品「Once Upon a who?」を日本初公開、本作品で提示される様々な問題が解決するまで半永久的に展示を行います。

金沢の街歩きには欠かせないせせらぎ通りに新たな展示空間が誕生

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増殖する美術館KAMU kanazawa昨年12月にひっそりと東山エリアに実験的にオープンさせた「KAMU Sx2」に続き、8つ目のスペース「KAMU SsRg」を金沢市の中心市街地に位置する“せせらぎ通り”の一角にオープンします。せせらぎ通りは、用水路にそってカフェやショップが立ち並び、ゆっくりと流れる時間を楽しみながら気持ちよく街を散策できる素敵なエリアです。KAMU kanazawaとしてもせせらぎ通りにスペースを持つ事を開館当初から計画に入れており、今後「KAMU SsRg」をきっかけに駅方面、近江町や尾張町、東茶屋方面へとスペースを展開していくために重要なポイントとなります。本スペース名「SsRg」は“せせらぎ”の頭文字をとっていますが、表記は元素記号をイメージしており、新たな組み合わせや視点で新しい価値観や世界をアートを通じて生み出して欲しいという考えでデザインされました。

サイモン・フジワラが生み出した白い小さな熊のWho。私たちの社会にある根強い問題を可愛く浮き彫りにする作品

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「KAMU SsRg」ではサイモン・フジワラの「Once Upon a Who?」を日本初公開します。「Once Upon a Who?」は「Who the Bær」プロジェクトの核となるテーマを全ておりまぜたストップモーションアニメーションを中心としたインスタレーション作品です。

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本作では、主人公である白い小さな熊の“who”が自分自身は何者かを探すストーリーで、アイデンティティ形成のプロセスにおいて、ジェンダーや人種、マスメディア、ソーシャルメディア、デートアプリ、セレブリティ文化などが与える影響、植民地主義、盗品や美術品にまつわる論争などが様々な事象が織り交ぜられており、私たちが世界共通で抱える問題を浮き彫りにしていきます。

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シンプルで視覚的に印象的なストップモーションアニメーションに加え、作家自身のナレーションと音楽が、ある時はシリアスに、ある時はユーモラスに、物語が提示する主題を際立たせます。展示空間は、サイモン・フジワラが設計し、青いカーペット、ピンクのソファーと黄色のスツールなどが、アニメーションの美的感覚と色調を踏襲した特別な空間となっています。


サイモン・フジワラ
1982年ロンドン生まれ。日本人の父とイギリス人の母のもとに生まれる。現在ベルリンを拠点に制作活を行う。自分の生い立ち、家族の物語、世の中で起こる事象を作品に織り交ぜた作品をパフォーマンスやインスタレーション、彫刻、映像など多様なメディアによる作品を手がける。作品はMoMA、グッゲンハイム美術館、ポンピデューセンターなどにコレクションされ、様々な美術館、国際展などで活躍している。


KAMU kanazawa https://bit.ly/3SkWsaY
金沢21世紀美術館から徒歩3分、金沢市の中心部に、setchu株式会社が運営を行う私設の現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」が2020年6月21日に開館した。現代アートによる日本の文化資源の向上のための作品収集、同時代的に生まれるアートの発信を行い、さらには“拠点となる金沢市”が現代アートの街として発展していくことに貢献する目的で活動する。


KAMU SsRgオープン:2022年11月1日
サイモン・フジワラ 「Once Upon a Who」展示期間:2022年11月01日~

入館料:全スペース共通チケット(オンラインチケット:https://bit.ly/3SkWsaY
・大人1日券   ¥1,500
・大人2日間券  ¥2,000
・大人3日間券  ¥3,000
・中高生1日券  ¥1,000
・中高生2日間券 ¥1,500
・中高生3日間券 ¥2,500
・子供(小学生以下)券 各種 無料
休館日:月曜(月曜が祝日の場合は営業)
開館時間:11:00~18:00
住所:石川県金沢市広坂1-1-52 KAMU kanazawa
※展示入れ替えなどで公開していないスペースもあります。


本件に関するお問い合わせ先

KAMU kanazawa
info@ka-mu.com
Instagram:https://www.instagram.com/kamu_kanazawa/

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