双日、Johor Corporationとジョホール州における脱炭素社会実現に向けた提携に合意

プレスリリース発表元企業:双日株式会社

配信日時: 2022-09-27 14:03:37

双日株式会社(以下「双日」)は、2022年9月27日、マレーシア・ジョホール州の経済開発公社である (以下「ジェイコープ」(JCorp))と、ジョホール州における水素・アンモニアを活用した脱炭素社会実現に向けた事業化調査を共同実施する覚書を締結しました。

今回の事業化調査では、水素・アンモニアの輸入から燃料としての利用に至るまで、持続可能なサプライチェーンを構築することを目的としております。具体的には、ジェイコープグループで不動産・インフラ投資をおこなう Sdn Bhdと双日アジア会社が主体となって、アンモニア受入基地やアンモニア焚きガスタービン火力発電所の開発、アンモニアの船舶燃料としての供給、ジェイコープの子会社が運営する港湾関連での水素を活用したカーボンニュートラルポート化などの事業化の可能性について共同で調査します。当社は水素・アンモニアの最適な調達先や輸送方法の検討、経済性の試算を主導します。

ジョホール州ではエネルギー集約型の先進的な産業が次々と生まれております。本調査の結果をもって水素・アンモニアのサプライチェーン構築に向けた指針を策定し、最終的にはジョホール州の産業界に持続可能で安定的なグリーンエネルギーを供給することで、ジョホール州の産業界の脱炭素化実現に貢献することを目指します。

調査の対象となるエリアは海上輸送の要衝であるジョホール海峡に位置し、船舶や周辺工業団地への水素・アンモニア供給が期待されます。 また、国内外の市場から水素・アンモニアを調達し、ジョホール州に輸入することで、産業界の投資機会も促進します。

アンモニアは、水素と窒素の化合物で、燃焼時に二酸化炭素を排出しないため、火力発電や船舶向けの次世代燃料として近年注目されています。 また、アンモニアは水素に比べて液化して輸送しやすいため、水素のエネルギーキャリアとしての役割も期待されています。

双日は、アジアをはじめとする世界の様々な産業で培った事業経験を活かし、水素・アンモニアなどの次世代燃料を用いたバリューチェーンの構築を推進していきます。

(ご参考)
【双日の概要】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/119_1_4fdafe0af7a7b2c8aea15a3f530586c4.jpg ]



【ジェイコープの概要】

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/119_2_b14349d3a4e2d6e8c48a0252d528d085.jpg ]


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