国産初の完全油圧式ワンタッチカプラ登場! タグチ工業が完全油圧式ワンキャッチを新発売

プレスリリース発表元企業:株式会社タグチ工業

配信日時: 2022-09-15 10:30:00

建設機械アタッチメントメーカーの株式会社タグチ工業(本社:岡山市、代表取締役:田口 裕一)は、完全油圧式ワンタッチカプラ「完全油圧式ワンキャッチ」の販売を開始。特設サイトを開設いたしました。

■「完全油圧式ワンキャッチ」とは?
作業者たった1人でのアタッチメントの交換を可能とする着脱装置です。
省人化、高齢化など多数課題を抱えている建設業界。完全油圧式ワンキャッチがあれば、作業者がキャビンから降りることなく、しかも1人で素早い交換作業が可能となります。油圧アタッチメントも付けた瞬間からすぐに使用可能です。圧砕・解体・吸着・切削など、あらゆる工事に対応した専用アタッチメントも多数ラインアップ。
タグチは自社開発の機械式、油圧式、完全油圧式と3タイプのクイックカプラを揃える初の国内メーカーとなりました!

▼完全油圧式ワンキャッチ 特設サイトはこちらから
https://www.taguchi.co.jp/oc-hp/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/325967/LL_img_325967_1.jpg
完全油圧式ワンキャッチの特設サイトを開設!

■そもそも「ワンキャッチ」とは?
油圧ショベル用アタッチメントの着脱(交換)を容易にするアタッチメント着脱装置。一般にクイックヒッチ、クイックカプラなどといいます。一般的なアタッチメントの着脱作業には、作業者あるいは補助作業者による手作業を伴うため多くの時間と労力が必要となるほか、作業ミスや事故発生の危険性があります。これらの課題を解決できるのが、油圧ショベルアーム先端部へあらかじめ取付けておく着脱装置「ワンキャッチ」シリーズです。アタッチメントの着脱を容易にかつ安全に行うことができ、さらに工事の生産性向上に貢献します。

▼完全油圧式ワンキャッチ 主な特徴

・すべての操作がショベル内で完結! キャビンから降りる必要はありません
取り外し、取り付け、配管接続等、着脱作業に関わる全ての操作をキャビン内から行うことが可能です。専用リモコンを使った簡単な操作で、完全油圧式ワンキャッチを遠隔操作。油圧式アタッチメントも一瞬で着脱でき、付けたらすぐに旋回・開閉が可能です。
<対応アタッチメント>
人気のガジラ、グラスパー、クサカルゴンなど専用アタッチメントを用意(全12種 ※OC-32HPの場合)。「ワンキャッチ」シリーズは強固で堅牢な作りなので圧砕機、切断機も使用可能です。

・セットアップが簡単…ワンキャッチ専用の追加配管は必要ありません。
「ワンキャッチ」の最大の特徴は、油圧ショベル本体の改造が必要ないこと。通常の油圧ショベルの配管仕様のままアタッチメントの簡単着脱が叶う画期的な製品です。操作用の専用リモコンをキャビンにセットすれば準備完了!
簡単ステップで油圧ショベル側への改造を行うことなくセットアップが可能です。

・安心安全な品質…世界最高レベルの安心安全なロック機構を搭載
完全油圧式ワンキャッチには特許技術を含む3つの安全機構が搭載されています。トリプルロック方式で「落ちない、外れない」、究極の安全性を実現。第1にパイロットチェックバルブで油漏れを防止し、第2に独自のセルフロック機構の採用。そして第3のロックとして角度センサー、メカニカルロック等、各クラスに適したロック機構を採用しています。

・アクセサリも…従来型のアタッチメントも使用することが可能なアダプタも
通常使用のタグチ製アタッチメントでも問題ありません。専用の「アダプタのアダプタ」(12tonショベル用のみの展開※2022年9月現在)があれば、完全油圧式ワンキャッチの対応アタッチメントとして使用することができます。

・JAXAとの共同研究成果による事業化に成功した製品です
本製品は国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「イノベーションハブ構築支援事業」に基づくJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)宇宙探査イノベーションハブ(TansaX)の共同研究成果による事業化製品です。
*RFP3「遠隔操作およびアタッチメントの自動脱着可能な軽量建機システムの開発と実地検証」に関連した事業化製品です。


■完全油圧式ワンキャッチ スペック
・OC-32HP
本体クラスの目安:3~4ton、最大使用圧力:24.5MPa、オフセット距離:160mm、質量:50kg
・OC-122HP
本体クラスの目安:12~14ton、最大使用圧力:34.3MPa、オフセット距離:210mm、質量:220kg


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