【新商品】100%リサイクル糸のサスティナブルスーツ誕生。SDGsと「着たまま踊れるほどの動きやすさ」を追求、国内縫製工場が自社ブランド立ち上げへ。
配信日時: 2022-09-14 10:00:00
日本の縫製技術を次世代に受け継ぎ Made in Japanを守りたい~オリジナルブランドへの挑戦~
創業50年目の、高級婦人服・OEM生産を中心とした縫製工場・ソーイングアサヒ株式会社(本社:千葉県旭市、代表:高橋英一郎)は、日本の縫製業界の技術を持続可能なものにしたいという思いから、初の紳士服オリジナルブランドを立ち上げました。衣服ロスをなくすSDGsな試みと、動きやすさを追求したスーツ開発に取り組み、『サスティナブルスーツ』を開発、一般発売に先駆け、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて募集を開始しました。募集期間は2022年8月26日(金)から10月4日(火)で、募集金額は目標30万円をリリースから3日で達成、ネクストゴール120万円を目指します。
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/572459
2022年8月26日~10月4日/クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて募集
[画像1: https://prtimes.jp/i/107655/1/resize/d107655-1-a55f6d3ce6f8fed3ae37-0.jpg ]
『サスティナブルスーツ』開発の背景と概要
■日本の縫製工場の現状
日本の縫製工場はOEM生産が主流ですが、ファッションにはシーズンがあるため、端境期(入れ替えの時期)があり受注が不安定で、経営が厳しい現状が多くあります。また、人件費削減・工費削減のため海外の縫製工場で生産されるというのも、時代の流れとともに多くなってきています。そのため、日本の縫製工場は縮小傾向にあります。
それでは次世代の方が学ぶ場も活躍する場もどんどん減少してしまいます。
しかし、日本人の繊細で高度な技術は、海外の有名ブランドから指名を受けるほど優れています。
これら日本の縫製技術を伝承していき、縫製職人を育てていきたい、Made in Japan(メイド・イン・ジャパン)のクオリティを守りたい、との思いから、「自分たちで作り、自分たちで売る」を掲げ、企画や販売のノウハウを身に付けていくことで、その経営の安定を図り、縫製技術者と工場を守ることができる、と考え、オリジナルブランドを立ち上げました。
■衣服ロスに挑むSDGsな試み
昨今、アパレル業界では、『衣服ロス』が問題となっております。何とかならないかと考えていたところ、生地仕入れ先企業(繊維商社、田村駒株式会社)より、「100%リサイクル糸で作られた生地」をご紹介いただき、これを使用してのメンズスーツの開発を思いつきました。
廃棄されるはずだった衣服や生地、繊維くず、ペットボトルが回収され、また糸に生まれ変わり、生地となってあらたなスーツに生まれかわる、という循環が実現いたしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/107655/1/resize/d107655-1-2c06a7086a83e6ae1851-2.jpg ]
メンズスーツにした理由は、かねてより仕事柄アクティブに動くがスーツを着なければならない方々や、昨今のリモートワークでの「しっかりビジネス感がありつつもっとラフに着こなせるワークウエアがあればいいのに。」とのお悩みを耳にして、常識を覆すような、楽で動きやすいスーツはないものか、なければ作ってみようか、という構想が以前からあったからです。
バレエダンサー 岡脇 柚太加 氏も絶賛してくれるほどの動きやすさを実現いたしました。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=6_B6-0QvHDE ]
≪撮影協力≫
岡脇 柚太加 氏 (Yutaka Okawaki)
一般社団法人日本文化芸術振興協会代表理事
みなとシティバレエ団 エグゼクティブディレクター
今回完成した『サスティナブルスーツ』一般発売に先駆け、クラウドファンディングにて募集し、集まった支援金にて、さらなる展開(色・デザイン違いとレディーススーツなど)を予定しています。
■九十九里レザーで地域活性の試み
さらに、今回は九十九里レザー小物もあわせてリリースしました。
(株)千葉県食肉公社を中心とした、旭市観光物産協会 レザー部会では、今まで市場に出回っていなかった豚の皮に着目し、それらを製品化し消費者や観光客にお届けすることで、旭市の産業を持続可能なものにしようという試みをしています。
今まで90%は海外に輸出され、日本では脚光を浴びていなかったピッグスキン。
しかし、薄くて軽く丈夫で通気性も良いとあって、その可能性を見い出し九十九里レザーというブランドを立ち上げました。
今年2022年の2月24日には、完成記者会見を開催し、メディアにも取り上げていただいてます。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/162720
当社もレザー部会の一員として、今後それらを使ったアパレル商品を作成していく計画で、今回の「サスティナブルスーツ」にも起用したフライトジャケット(MA-1ジャケット)風の九十九里レザージャケットも作成していく予定です。
今回それに先駆けて、サスティナブルスーツに似合うレザーグッズをご用意いたしました。
『サスティナブルスーツ』クラウドファンディング概要
プロジェクト名:【サスティナブルスーツ誕生!】フライトジャケット仕様の軽くて動き回れるスーツ!
クラウドファンディング実施期間:2022年8月26日(金)~10月4日(火)
受付窓口:クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」( https://camp-fire.jp/projects/view/572459 )
目標金額:1,200,000円
返礼品:サスティナブルスーツ上下セットまたはバラ売り、九十九里レザー小物
『サスティナブルスーツ』は、受注生産となります。プロジェクト終了後、完成まで1カ月ほどお時間をいただいております。
九十九里レザー商品は限定生産とし、販売数が上限に達した時点で販売終了とします。
本プロジェクトにおける売上金額は、サスティナブルスーツの生産及びさらなる開発(色・デザイン違いとレディーススーツなど)と広報費にあてさせていただきます。詳細はWebサイトにて報告いたします。
「ソーイングアサヒ」 クラウドファンディング返礼品
※価格はすべて税込表示
■サスティナブルスーツ セットアップコース
37,300円(送料・消費税込み)/1セット
一般販売予定価格 47,200円 クラウドファンディング感謝割22%off
色:Navy Blue (濃紺)※1色のみ
サイズ:S,M,L,2L,3L,4L
機能・特徴: 2WAYストレッチ 通気性 防しわ性 撥水加工 リサイクル糸使用 洗濯可能 イージーケア(家庭での洗濯が可能)
匠の技術が詰め込まれたソーイングアサヒ渾身の開発品『サスティナブルスーツ』
キチンとビジネス感のあるスーツでありながら、ジャージにも使用される2WAYストレッチ素材を使用しているため動きやすさを実現しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/107655/1/resize/d107655-1-ec4d1de1ef279c4434e2-1.jpg ]
■その他九十九里レザー小物
[画像4: https://prtimes.jp/i/107655/1/resize/d107655-1-0e8c5586dd78b67ac85a-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/107655/1/resize/d107655-1-cd4e2324f05c18375b14-4.jpg ]
ファクトリーブランドとしてのほこりと3つの想い
≪次世代を育成し、活躍の場を作りたい≫
日本人の繊細で高度な縫製技術は世界でも認められており、海外の一流ブランドのデザイナーが、日本の緻密で丁寧な手仕事に信頼を寄せ日本の縫製工場と契約するなど、トップレベルの技術を誇ります。しかし、多くのアパレルメーカーは、人件費削減・工費削減のため海外の縫製工場で生産されることも多くなっています。
そのため、日本の縫製工場は縮小傾向にあります。この30年で縫製工場は1/5に、自給率はほんの2.4%です。
それでは次世代の方が学ぶ場も活躍する場もどんどん減少してしまいます。
次世代が活躍する場を作り、日本の縫製技術を伝承していき、縫製職人を育てていきたい、Made in Japan(メイド・イン・ジャパン)のクオリティを守りたいと思っています。
≪衣服ロスをなくしたい≫
日本では今、『衣服ロス』が大変な問題となっています。
新品で売れ残った服が、年間約15億着も廃棄されていると言います。
そのような衣服ロスの取り組みのひとつとして、この業界では、廃棄されるはずだった衣服や生地、繊維くず、ペットボトルが回収され再度糸となって、また生まれ変わるといった事が最近では注目を集めています。
廃棄されるはずだったものを循環させたエコな素材である、100%リサイクルの生地を使ったスーツを生み出すことで、衣服ロスをなくすことが出来ます。
当社の洋服を着ていただくことで日々が快適に、その結果地球環境のためになり、SDGsへの取り組みのひとつになっている、そんな一石二鳥な商品をこれからも作り続けます。
≪ 動きやすいスーツを届けたい≫
従来のスーツは動きにくい、肩回り等がキツイ、ラフに着ることが出来ない、という悩みを多く聞いていました。
学校の教師やビジネスマン、営業マン、ドライバー、セレモニーのカメラマンなどは、しっかりとビジネス感のある服装をしなければならないけど、アクティブに動き回ります。肩回りや足腰がキツく、動きづらいと感じるというお悩みでした。
それなら、軽くて動きやすいものがあれば世の中のニーズに答えられるのではと思っていたところ、フライトジャケット(MA-1ジャケット)にヒントを得て特殊なパターン(型紙)を施し、「肩回りが楽に。」が、実現しました。
また、生地は2wayストレッチ素材を使用することで、かなり動きやすくなり、同時にイージーケアが実現しました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/107655/1/resize/d107655-1-d0533a2068f87b60cbfb-7.jpg ]
パタンナーとしてご協力いただいた皆様
[画像7: https://prtimes.jp/i/107655/1/resize/d107655-1-aa3bb648b89735d205a7-5.jpg ]
関 充 氏(せき みつる)
モデリスト・ファッションディレクター
日本モデリスト協会運営委員
日本アパレル工業技術研究会会員
[画像8: https://prtimes.jp/i/107655/1/resize/d107655-1-fb5c08c6ac269b0e2f38-6.png ]
稲荷田 征 氏(いなりだ すすむ)
文化ファッション大学院大学名誉教授
日本モデリスト協会特任委員
ソーイングアサヒ株式会社について
私どもソーイングアサヒ株式会社は、1973年の創業以来高品質のものづくりにこだわっております。
日本の技術、品質を更に高めるために、【社員=職人=クリエイター】 が、これぞ、日本のモノづくりという技術の高さで心を込めて縫製しています。
貴重な人材として育成にも取り組んでいます。
これからのファクトリーメーカー・ファクトリーブランドとして、お客様の要望以上のクオリティの商品を制作するとともに、オリジナティーある企画提案や若手デザイナーのバックアップ、地域貢献、SDGsにも励んでいます。
当社の商品を使っていただくことでお客様の生活がより豊かになるとともに、それが結果、地球環境のためになり、持続可能な社会へと繋がるとの想いで、これからも、Made in Japan(メイドインジャパン)を守っていきます。
これまでに開発した商品例
2016年 ファクトリエとコラボ開始
https://factelier.com/factory/sewingasahi/
https://factelier.com/products/list_search.php?tag%5B%5D=SEWING%20ASAHI
【会社概要】
会社名:ソーイングアサヒ株式会社
本社所在地:千葉県旭市鎌数9163-39
代表取締役:高橋英一郎
事業内容:高級婦人服・紳士服縫製加工、企画・製造・販売、制服・ユニフォームOEM生産
設立:1973年
従業員数:48名(2022年8月現在)
HP: https://www.sac-jp.com/
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