国際芸術祭「あいち2022」に台湾から黄心健、許家維、余政達らが初出展
配信日時: 2022-08-22 12:16:32
国際芸術祭「あいち2022」が7月30日に開幕し、10月10日まで開催されている。「STILL ALIVE」をテーマに、日本国内外から計100組のアーティストらが出展する同展に、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは台湾を代表する「ナショナル・チーム」として黄心健(ホアン・シンチェン)、許家維(シュウ・ジャウェイ)、余政達(ユ・チェンタ)の3組のアーティストの出展をサポートし、台湾の芸術の力を国際舞台に発信している。
今回台湾から出展した3名のアーティストは、新型コロナウイルスの影響のため訪日できなかったが、発表された作品はいずれも独特の個性があり、台湾のアート・ソフトパワーが国際舞台において異彩を放つものとなった。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42392/141/resize/d42392-141-5d041ba70a66152ba35a-2.jpg ]
黄心健は米国のローリー・アンダーソンとの共作で『トゥ・ザ・ムーン』を制作した。人類の月面着陸50周年を記念し、親和(神話)、文学、科学、政治からインスピレーションを得て、VRで月への旅行を再現した。
許家維はVR作品『土の工藝(アースクラフト)』を出展。愛知県の都市計画、窯業の発展と近代化の歴史から人間と土地の共生のテーマを表現している。また、同時に台湾・金瓜石の地理や鉱業の発展から人間の歴史、いま、未来の緊密な関係をつなぐ映像インスタレーション『鉱物の工藝(ミネラル・クラフツ)』も出展している。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42392/141/resize/d42392-141-e2f818bf7da0054a5c5f-1.jpg ]
余政達はシンガポールのアーティストの黄漢明(ミン・ウォン)とパフォーマンス・デュオ「西瓜姉妹」(ウォーターメロン・シスターズ)を組み、音楽とパフォーマンスのビデオと3Dインタラクティブ装置、3Dアバダーを模したフィギュアなど、多様な性を肯定を表現している。
[画像3: https://prtimes.jp/i/42392/141/resize/d42392-141-f3965532859e84ce2c0a-0.jpg ]
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