「異端の沖縄県知事」のオーラルヒストリー『誰も書かなかった 玉城デニーの青春』が光文社より8月18日(木)発売! ノンフィクション作家・藤井誠二 が綿密に描く、骨身に沁みる「痛み」の沖縄戦後史

プレスリリース発表元企業:株式会社光文社

配信日時: 2022-08-18 17:30:00



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アメラジアンとして受けた差別、高校生ロックバンド、福祉への志、プロボーカリスト時代、人気ラジオパーソナリティ、等々。玉城デニーと友人たちのオーラルヒストリーを織り合わせて一つの沖縄戦後史を記録した一冊。彼ら・彼女らの個人史・生活史の「語り」は私たちの心を大きく揺さぶります。


【著者「あとがき」より】


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玉城デニーは、まさに戦後の沖縄の申し子である
何よりも彼は「痛み」を人一倍知る人間である。
沖縄がアメリカ世であった時代に沖縄が等しく受けた「痛み」。
その出自によってもたらされた理不尽な「痛み」。
そしていまの時代に、沖縄が中央政府によって構造的な差別を受け、ネット社会ではデマやハラスメントを受けることの「痛み」。
「痛み」を骨身で知っている人間は、私は信頼に値する、と私は思う。
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【目次】
戦後青春から未来への旅――まえがきに代えて
第1章 四畳半の青春――伝説のロックバンド「ウィザード」
第2章 5人の「後輩」たち
第3章 激動の日々
第4章 「あんたは『日の丸』振らなくていい」
第5章 ミックスルーツと沖縄アイデンティティ
第6章 政治家、結婚、ルーツ
あとがき

【書籍概要】

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書名:誰も書かなかった 玉城デニーの青春~もう一つの沖縄戦後史
著者:藤井誠二
発売日:2022年8月18日(木)
価格:1760円(税込)
判型:四六ソフトカバー
出版社:株式会社 光文社

【著者プロフィール】
藤井誠二(ふじいせいじ)
1965年愛知県生れ。ノンフィクションライター。愛知淑徳大学非常勤講師。ラジオのパーソナリティやテレビのコメンテーターも務めてきた。沖縄関連の著書に『沖縄アンダーグラウンド――売春街を生きた者たち』(集英社文庫、第5回沖縄書店大賞・沖縄部門大賞受賞)、『沖縄の街で暮らして教わったたくさんのことがら――「内地」との二拠点生活日記』(創論社)。仲村清司氏と普久原朝充氏との共著に『沖縄 オトナの社会見学 R18』(亜紀書房)、ジャン松元氏との共作に『沖縄ひとモノガタリ』(琉球新報社)などがある。対談本等もあわせるとトータルで50冊近い著作がある。ミックスルーツの女性の人生を描いたウェブ媒体のルポで「PEPジャーナリズム大賞2021・現場部門」を受賞。

写真提供:玉城デニー

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