Pegasystems、NTT東日本が「Pega Platform」を導入

プレスリリース発表元企業:ペガジャパン株式会社

配信日時: 2022-06-02 11:00:00

ローコードの利便性とUI/UXの高さを評価

既存RPAとの連携を可能にし、業務フロー全体の自動化を支援



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Pegasystems Inc.(NASDAQ:PEGA、日本法人:ぺガジャパン株式会社、東京都千代田区、APJ地域担当マネージングディレクター、Rajendhiran Sanggaran、以下「ペガ」)は、インターネット回線のフレッツ光や、ひかり電話、固定電話など、個人と法人向けに多彩な通信サービスを提供する東日本電信電話(以下、NTT東日本)の業務フロー全体の自動化を実現するプラットフォームに「Pega Platform」が採用されたことを発表します。

NTT東日本は、「DX推進ワーキング」グループを立ち上げ、様々な業務変革に取り組む中、グループ会社のNTT-AT社が開発したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、WinActorを導入し、顧客接点での自動化を実現していました。そこからプロジェクトを発展させ、受注から各担当部門への手配にいたる業務フロー全体を自動化するシステムの実現を目指していました。NTT東日本は、これを実現することで、営業系業務におけるバックヤード担当者の業務負荷の大幅な軽減、顧客への対応の迅速化、業務効率化とサービス品質向上を期待していました。

NTT東日本は当初、別の基盤上で開発・運用することを検討されていましたが、ローコードでスピーディーな開発に対応し、開発期間を大幅に短縮できること、実装後も新しい機能を柔軟に追加できることを評価し、Pega Platformの採用に至りました。また、Pega Platformは、優れたUI/UXによって直感的でユーザーフレンドリーな操作画面をデザインできること、API連携によって社内のさまざまなシステムをつなぎ、業務フローをエンド・トゥ・エンドで自動化できることなど、さまざまなメリットを提供します。さらに、Pega Platformで開発したアプリには共通部品が多く、部品構成がほぼ同じなら設定値を変えるだけで別の業務への応用が可能なため、NTT東日本は、1つのアプリをベースに約50に上るバックヤード業務のほぼすべてを自動化、ならびに業務間の連携をわずか3カ月で完了させました。

NTT東日本 デジタル革新本部 デジタルイノベーション部 デジタル推進第一部門 販売系システム推進担当 担当課長 見村行昌氏は次のようにコメントしています。

「このシステムの稼働によって、個人顧客向けサービスの営業系バックヤード担当者の総稼働数を130名分減らすことができました。約1,200名のうちの130名であり、その分のマンパワーを別の業務に投入できるようになったことも、高い導入効果だと言えます。2022年度から法人顧客向けサービスでも徐々にバックエンド業務変革をスタートさせています。将来的には、受注から工事までの一連の業務フローを自動化していきたいです」

ペガは、今後もPega Platformの特徴でもあるローコード開発の利便性やUI/UXの高さを活かし、業務フローの自動化や省人化に寄与することを目指します。

Pegasystems Inc. のAPJ地域担当マネージングディレクター(Regional Managing Director, Asia Pacific & Japan)を務めるRajendhiran Sanggaranは、次のように述べています。
「当社は、NTT東日本様がPega Platformを導入・活用することで、既存のシステムを活かしながらスピーディーにエンド・トゥ・エンドの業務フローの自動化を実現し、大幅なコスト削減と時間の節約に貢献できたこと、また、今回のプロジェクトに留まらず、Pegaでさらなる業務連携の計画を推進してくださっていることを嬉しく思います。PegaはNTT東日本様での業務フロー全体効率化推進を加速し、さらにお客様社内のみならず、その先の顧客満足度向上にも貢献するものと確信しています」

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