2022年1月~3月中古スマホ取引数ランキング

プレスリリース発表元企業:マーケットエンタープライズ

配信日時: 2022-04-26 15:00:00

iPhone 12人気の裏に新型コロナウイルス 主要4市場より抽出された中古スマホ相場データより分析

株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証プライム・証券コード3135)は、当社が運営するウェブメディア「iPhone 格安SIM 通信」(https://www.kashi-mo.com/media/)にて提供している、フリマアプリやインターネットオークション等主要4市場を総括した中古スマートフォン相場比較サービスより抽出した中古スマホ取引データの分析を行いましたので発表します。
調査の詳細はこちら:https://www.kashi-mo.com/media/133627/




分析結果概要

1. 早くもiPhone 12がランク入り ここにも新型コロナウイルスの影響が・・・
2. 1位は変わらずiPad Air2 iPad(第5世代)・iPad(第6世代)の取引増加
3. 1万円以下で購入可能なXperiaシリーズが人気
【総評】長引く新型コロナウイルスの影響で高まるiPhone 12人気


1. 早くもiPhone 12がランク入り ここにも新型コロナウイルスの影響が・・・


[画像1: https://prtimes.jp/i/15239/121/resize/d15239-121-713827270781fe9a64c6-0.png ]

前回の調査では10位までの半数を占め、2位にランクインするなど大躍進したiPhone SEでしたが、今回の調査では勢いが落ち着き、再びiPhone 8が上位3位を独占しました。発売から4年以上経過しているiPhone 7とiPhone 8ですが、1万円弱~1万5,000円程度という安価で入手できるのにも関わらず、充分なスペックを備えていることから、人気が衰えずに継続して取引されています。また、iPhone 12 64GBの取引量が増加し、初のトップ10入りとなりました。流通しているほとんどが、新品・未使用のSIMロック解除済みの端末です。一部の家電量販店では、MNPによる他社からの乗り換えで一括10円や9,800円というキャリア版iPhoneセールが実施され、取引数が一気に増加したと見ています。さらに、3月に公開されたiOSアップデートにより、iPhone 12以降の端末で、マスクを着用したままFace IDが使用可能となりました。これが、iPhone 12の人気向上につながっていると言っても過言ではないでしょう。


2. 1位は変わらずiPad Air2 iPad(第5世代)・iPad(第6世代)の取引増加


[画像2: https://prtimes.jp/i/15239/121/resize/d15239-121-c01acf0eaf5cb21ca645-1.png ]

iPad全体の取引数は、前回の調査(2021年10月~12月)と比べ19.3%減少となりました。トップは15,000円前後という価格が人気のiPad Air 2 16GBで、取引数は前回の調査とほぼ変わらず。一方で、iPad(第5世代)や iPad(第6世代)の取引数が増加しました。


3. 1万円以下で購入可能なXperiaシリーズが人気

Androidに関する詳しい解説は、こちらをご覧ください。
https://www.kashi-mo.com/media/133627/


分析:中古モバイル市場アナリスト 菅野 辰則

現在、昨年9月のiPhone 13、3月のiPhone SEなどの新機種発売により、新機種への乗り換え需要が高まっています。iPhone 13シリーズの実質1円キャンペーンや、家電量販店のキャリア版iPhoneセールにより、市場全体の取引量が増加している為、中古市場への影響も少なくないと見ています。また、今回の調査では、iPhone SEやiPhone 11ではなく、発売から日が浅いiPhone 12の取引量が増加しました。3月のiOSアップデートで可能になったマスク着用時の顔認証は、iPhone 12以降が対象で、iPhone SEやiPhone 11は対象とはなりませんでした。新型コロナウイルスの感染拡大の終わりが見えない中、日常生活でのマスク着用が求められる現在、「マスク着用したままで画面ロックが解除できる」という点は、生活者にとって大きな魅力となり、取引数増加に繋がったと言えるでしょう。さらに、3月に新型iPhone SE(第3世代)が発売になり、iPhoneの買い替え需要が高まっています。今後の取引数増加にどのくらい影響を及ぼすのか、注視していきたいと思います。一方のiPadですが、昨年から続く半導体不足による在庫が足りない状況が、機種によっては現在でも起こっているものの、中古市場での影響はあまり出ていません。iPad Air(第5世代)の発売により、買い替え需要の高まりも予想されますが、iPhoneと比較すると取引数の増加は大きくないでしょう。
調査の詳細はこちら:https://www.kashi-mo.com/media/133627/

[画像3: https://prtimes.jp/i/15239/121/resize/d15239-121-034808a93395b2e51a3f-3.png ]

株式会社マーケットエンタープライズ
デジタルマーケティング事業本部
執行役員 菅野 辰則


ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、デジタルマーケティング事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析する中古モバイル市場アナリストも兼任する。

■調査概要
調査方法:株式会社マーケットエンタープライズが運営するウェブメディア「iPhone格安SIM通信」で提供している中古スマートフォン相場比較サービスを通じて集積されたデータベースより抽出した中古スマートフォンの取引数・価格を集計
調査対象期間:2022年1月1日から2022年3月31日
調査対象市場:ヤフオク!、ムスビー、メルカリ、ラクマ

■運営メディア
iPhone・Wi-Fi・WiMAXの情報をわかりやすく解説
・iPhone 格安SIM通信: https://www.kashi-mo.com/media/
ガジェット・通信ニュース情報をわかりやすく解説
・iPhone 格安SIM通信YouTubeチャンネル
: https://www.youtube.com/channel/UCakZHegYrdh-Y3EasvGf7bw
格安SIM・スマホの通信速度や選び方を解説
・SIMチェンジ: https://simchange.jp/

■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開しています。「持続可能なマーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開しています。「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、日本最大級のリユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ550万人を達成しました。
ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/

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