新潟・長岡市の震災メモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」が、小・中・高校での校外学習に最適な「やまこし減災学習プログラム」への申し込み受付を4月1日に開始

プレスリリース発表元企業:中越防災フロンティア

配信日時: 2022-04-06 07:00:00

新潟・長岡市の震災メモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」が、小・中・高校での校外学習に最適な「やまこし減災学習プログラム」への申し込み受付を4月1日に開始


2004年10月23日に発生した「新潟県中越地震」で大きな被害を受けた新潟県長岡市山古志(やまこし)で、復興への歩みを後世へ伝える交流施設による減災プログラムを小学生、中学生、高校生向けにリニューアル。事前学習、現地での体験学習、ワークショップ&ふりかえり学習のためのワークシートをテキスト1冊にまとめているので、学校や教員にとって負担の少ない校外学習に最適な内容になっています。

2004年10月23日に発生した「新潟県中越地震」の震災メモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」の運営団体である特定非営利活動法人中越防災フロンティア(事務局所在地:新潟県長岡市、理事長:田中 仁)は、小学生、中学生、高校生向けにリニューアルした「やまこし減災学習プログラム」への申し込み受付を4月1日(金)に開始します。自然災害の特徴や地震のメカニズム、自然災害から命を守るための基礎知識や山古志(やまこし)についての事前学習ができる約20分の動画、現地での体験学習、ワークショップ&ふりかえり学習のためのワークシートを1冊にまとめました。学校や教員が事前に資料やテキストを準備する手間や時間が少なくすみ、防災や減災について学ぶ校外学習に最適なプログラムです。

▼ 「やまこし減災学習プログラム」内容紹介・申し込みフォームへのリンク掲載ページ:https://reserve.orataru.net/disaster-mitigation/120/ 
*ウェブサイトでは「減災教育プログラム」と表記

▼ 震災メモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」公式ウェブサイト(トップページ)(運営:特定非営利活動法人中越防災フロンティア):https://orataru.net/ 


■「新潟県中越地震」のメモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」を運営する特定非営利活動法人中越防災フロンティアが、小学・中学・高校の校外学習に最適な「やまこし減災学習プログラム」への申し込み受け付けを4月1日(金)に開始

2004年10月23日に発生した「新潟県中越地震」のメモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」を運営している特定非営利活動法人(以下、NPО法人)中越防災フロンティアは、防災・減災のためのプログラムを小学生、中学生、高校生向けにリニューアル。

防災・減災の必要性を身近に感じるとともに、基礎から応用までを幅広く学べる次のような内容としました。

1.メモ欄や記入欄のあるテキストと約20分の動画で防災・減災の基礎を学ぶ事前学習
自然災害の特徴や地震のメカニズム、命を守るための基礎知識、「新潟中越地震」大きな被害を受けた山古志の地域コミュニティーについてなどを約20分の動画とテキストで学びます。

2.震災メモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」と山古志の被災地を訪れる体験学習
震災メモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」の展示室で当時の被災状況や復興までの歩みを写真や映像で知り、被災地をガイドとともに体験します。

3.4~6人のグループで必要な防災グッズを考えるワークショップ

4.ふりかえり学習
テキストと、テキストのメモ欄や記入欄を見て家族などと共有してふりかえり学習ができます。

事前学習からワークショップ&ふりかえり学習の内容を1冊のワークシートにして提供します。校外学習が終わっても手元に置いておきたいデザインを採用して、安否確認の方法を掲載するなど日常の防災・減災に活用できるワークシートを制作しました。

これまで地震などを体験していない小学生、中学生、高校生にとって実際に被災地を訪れてガイドから説明を受けることで自然災害の恐ろしさ、防災・減災の大切さを自身にとって身近なものと体感していただけると考えています。

*公式ウェブサイトなどで新潟県が採用している呼称「新潟県中越大震災」を記載していますが、このプレスリリースでは気象庁が命名した呼称「新潟県中越地震」を採用しています。


■「新潟県中越地震」からまもなく18年を迎えるにあたって、2021年6月に委員会を設けて新しい「減災プログラム」を制作

NPО法人中越防災フロンティアでは、「新潟県中越地震」の被害と復興への歩み、地域の魅力を発信するメモリアル施設「やまこし復興交流館おらたる」で小学生、中学生向けの防災学習プログラムを提供してきました。

まもなく「新潟県中越地震」から18年を迎えるいま、教育機関の教員も大きな自然災害を経験していない世代が多くなって、伝え方に工夫が必要であることを感じていました。

さらに新型コロナウイルスの影響から中学・高校から修学旅行を兼ねた校外学習の予約が増えて、ニーズの変化とともに感染対策のための滞在時間の短縮など新たな課題も出てきました。

このため2021年6月に委員会を設けて、県内の大学教授や防災教育に携わっている機関の職員と協議を重ねて新しい「やまこし減災プログラム」を制作しました。

NPО法人中越防災フロンティアでは4月から、特別豪雪地帯である特性と「越後雪かき道場」(雪かきボランティア育成講座)を実施してきた強みを生かして、雪害に関する教育コンテンツを拡充していく予定です。


【特定非営利活動法人中越防災フロンティアについて】
事務局所在地:〒947-0205 新潟県長岡市山古志虫亀3373-1
代表者:理事長 田中 仁
設立:2006年8月
電話番号:0258-59-2308(代表)
URL:https://cbf.yamakoshi.guide/ 
事業内容:災害アーカイブス、防災視察・研修・学習、地域資源・環境の再認識、保全、活用ほか


【一般の方向けのお問い合わせ先】
やまこし復興交流館おらたる
 NPO法人中越防災フロンティア
 担当者名:小池 裕子
 TEL:0258411203
 E-Mail:contact@cbf.email



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