C3.aiデジタル変革インスティテュートがAIによるサイバーセキュリティーの変革と重要インフラストラクチャーの安全確保に向けた研究賞を発表
配信日時: 2022-03-29 02:42:00
C3.aiデジタル変革インスティテュートがAIによるサイバーセキュリティーの変革と重要インフラストラクチャーの安全確保に向けた研究賞を発表
(米イリノイ州アーバナ & 米カリフォルニア州バークレー)-(ビジネスワイヤ) -- C3.aiデジタル変革インスティテュート(C3.ai DTI)は本日、人工知能(AI)を用いた情報セキュリティーの強化および重要インフラストラクチャーの安全確保に焦点を当てた、C3.ai DTIが助成する先端研究賞の第3弾を発表しました。
カリフォルニア大学バークレー校、イリノイ大学アーバナシャンペーン校、カーネギーメロン大学、プリンストン大学、シカゴ大学、スウェーデン王立工科大学(KTH)、MITの主要研究者に総額650万ドルの賞金が授与されました。
企業向けAIソフトウェアのリーディングカンパニーであるC3 AIの会長兼最高経営責任者(CEO)のトーマス・M・シーベルは、次のように述べています。「サイバーセキュリティーは差し迫った実際的問題です。私たちは、重要なインフラの安全を確保するための技術を進歩させる手段を一流の科学者に提供しています。」
24個のプロジェクトに、当初は期間を1年としてそれぞれ10万ドルから70万ドルの賞金が与えられました。
AIの強靭性:敵対的な攻撃に強いAIアルゴリズムの開発を可能にする技術・手法
「重要インフラにおけるサイバーセキュリティータスクのための証明可能で頑健な高性能AIメソッド」(Zico Kolter、カーネギーメロン大学)「敵対者が存在する中でのスケーラブルで安全な機械学習」(John Kubiatowicz、カリフォルニア大学バークレー校)「REFL:強靭のある分散型サイバーセキュリティー学習システム」(Bo Li、イリノイ大学アーバナシャンペーン校)「監視付き機械学習アルゴリズムの頑健性の根本的限界」(Ben Zhao、シカゴ大学)異常の検出:不正アクセス、サービス妨害、データ流出の示唆といったようなシステムやネットワークの異常を早期に検出するための監視付き学習および監視なし学習を含むAI技術
「インターネットに面したセキュリティー脆弱性の継続的かつ自動的な発見と是正」(Nick Feamster、シカゴ大学)「サイバー攻撃下の電力システムに対するAI技術」(Javad Lavaei、カリフォルニア大学バークレー校)「変電所自動化システムにおけるサイバー侵入検知のための物理認識AIベースのアプローチ」(Alberto Sangiovanni-Vincentelli、カリフォルニア大学バークレー校)高度な持続的脅威:高度な持続的脅威の存在を検知するAI技術
「混合自律トラフィックにおける高度持続的攻撃のためのディープラーニング検出アルゴリズム:設計と実験的検証」(Alex Bayen、カリフォルニア大学バークレー校)「サイバーセキュリティーのためのAIサポート」(David Wagner、カリフォルニア大学バークレー校)重要なサイバーフィジカル・インフラの確保:重要インフラをサイバー脅威から保護するためのAI技術
「ネットワークのためのサイバーセーフティーケージ」(Cyrille Valentin Artho、スウェーデン王立工科大学(KTH))「確率的プログラミングを用いた大規模インフラのセキュリティー」(Nikita Borisov、イリノイ大学アーバナシャンペーン校)「重要なネットワーク・インフラを保護するための構成的なニューラル証明書フレームワーク」(Chuchu Fan、マサチューセッツ工科大学)「重要なエネルギー・インフラのためのAI駆動型セキュリティーワークフローの民主化」(Vyas Sekar、カーネギーメロン大学)「セキュアな重要インフラに向けた敵対者のセマンティック分析」(Sanjit Seshia、カリフォルニア大学バークレー校)フォレンジック:AIフォレンジックとアトリビューション技術による攻撃源の特定
「サイバーフィジカル・システムにおけるリアルタイムな攻撃識別のための因果推論」(György Dán、スウェーデン王立工科大学(KTH))「統計的学習理論とグラフニューラル・ネットワークによる攻撃源の特定」(H. Vincent Poor、プリンストン大学)「ディープニューラル・ネットワークのための堅牢で拡張性のあるフォレンジック」(Ben Zhao、シカゴ大学)新興金融インフラの安全性確保:新興の分散型金融・ビジネス・インフラへの攻撃を特定するAI技術
「分散型金融におけるセキュリティー向上のためのインテリジェンス・プラットフォーム」(Dawn Song、カリフォルニア大学バークレー校)「ブロックチェーン・フォレンジック」(Pramod Viswanath、イリノイ大学アーバナシャンペーン校)脆弱性の特定:これまで知られていなかったマルウェア、ランサムウェア、ゼロデイ脆弱性を特定し、隔離と無効化を可能にするAI技術
「GAN支援によるテストケースの自動生成」(Giulia Fanti、カーネギーメロン大学)「機械学習によるJavaScriptの脆弱性検出」(Corina Pasareanu、カーネギーメロン大学)インサイダー脅威:無害なインサイダーと悪意のあるインサイダーの武器化を防ぐ変更管理技術
「進化するインサイダーの脅威から重要インフラを守る」(Carl Gunter、イリノイ大学アーバナシャンペーン校)「適応型インサイダー脅威の多面的希少事象モデリング」(Jingrui He、イリノイ大学アーバナシャンペーン校)「サイバー衛生のためのAI対応ナッジング」(Cedric Langbort、イリノイ大学アーバナシャンペーン校)授賞基準
C3.ai DTIは、共同研究を刺激し、機械学習やその他のAIサブ分野を前進させる研究提案を選定します。プロジェクトは、科学的メリット、主任研究者と共同主任研究者のこれまでの成果、研究プロジェクトでのAI、機械学習、データ分析、クラウド・コンピューティングの使用、手法の大規模テストへの適合性について査読されます。インスティテュートのプログラム、賞の機会、選定された研究提案の詳細については、C3DTI.aiをご覧ください。
C3.aiデジタル変革インスティテュートについて
2020年3月にC3 AI、マイクロソフト、先進的大学によって設立されたC3.aiデジタル変革インスティテュートは、人工知能が企業、政府、社会にもたらす恩恵を加速させることに注力する研究コンソーシアムです。当インスティテュートは、世界のトップクラスの科学者を巻き込み、人工知能、機械学習、クラウド・コンピューティング、モノのインターネット、ビッグデータ分析、組織行動、公共政策、倫理が交わる新しいデジタル変革の科学の領域で、研究と実践者の育成に取り組んでいます。
C3.aiデジタル変革インスティテュートのコンソーシアムを構成する10の大学と研究所は、カリフォルニア大学バークレー校、イリノイ大学アーバナシャンペーン校、カーネギーメロン大学、スウェーデン王立工科大学(KTH)、ローレンス・バークレー国立研究所、マサチューセッツ工科大学、イリノイ大学アーバナシャンペーン校の国立スーパーコンピューター応用研究所、プリンストン大学、スタンフォード大学、シカゴ大学です。その他の業界パートナーには、アストラゼネカ、ベーカー・ヒューズ、シェルが含まれます。
C3 AIはインスティテュートを支援するために、運営開始から最初の5年間に5725万ドルの現金をインスティテュートに寄付します。賞金に加えて、C3.ai DTIはC3 AI Application Platformの無償・無制限利用を含むクラウドコンピューティング、スーパーコンピューティング、データ、ソフトウェアのリソース、最大200万ドルのAzureクラウドコンピューティングリソース、さらに、イリノイ大学アーバナシャンペーン校の国立スーパーコンピューティング応用センター(NCSA)およびローレンス・バークレー国立研究所の国立エネルギー研究科学計算センター(NERSC)のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)リソースへのアクセスを研究者に提供します。
C3.aiについて
C3 AIは、企業向けAIアプリケーション・ソフトウエア企業です。C3 AIは、企業向けAIアプリケーションを開発、展開、運用するためのエンドツーエンドプラットフォーム「C3 AI Application Platform」や、グローバルに組織のデジタル変革を実現する業界別SaaS型SaaS企業AIアプリケーションのポートフォリオ「C3 AI Applications」などの完全統合された製品ファミリーを提供します。詳細については、www.c3.aiをご覧ください。
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businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20220324005211/ja/
連絡先
C3.ai DTI Contact:
Kap Stann
Communications Manager, C3.ai DTI @ Berkeley
510-295-9685
kstann@berkeley.eduC3 AI Public Relations:
Edelman
Lisa Kennedy
415-914-8336
pr@c3.ai
C3 AI Investor Relations
ir@c3.ai
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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