社労士制度がISSAグッド・プラクティス賞において特別優秀賞を受賞
配信日時: 2022-03-22 13:08:48
2月22~24日に開催された国際社会保障協会(ISSA)が主催するアジア・太平洋地域ヴァーチャル社会保障フォーラムの中で、2月23日に「アジア・太平洋地域グッド・プラクティス賞コンテスト2021(仮訳)」の結果発表及び授賞式が執り行われ、日本の社労士制度が「特別優秀賞(仮訳)」を受賞し、表彰されました。
受賞プレゼンテーションには、今般受賞した「An analog approach by skilled experts can be the strongest solution for human-oriented social security issues in the midst of the digital era (熟達した専門家による、アナログ的アプローチこそが、デジタル化時代の中でも、人間存在に根差した社会保障制度における問題解決の最強の解となりえる)」と題したエントリーの執筆者である全国社会保険労務士会連合会(以下「連合会」という。)小野佳彦理事(グローバル特別員会委員)が登壇し、オンラインで世界に向けて、社労士制度の有用性について説明しました。
このISSAグッド・プラクティス賞コンテストは、世界の社会保障制度実施に関する優れた好事例を「達成された成果、革新性、堅牢性、複製可能性」を基準に評価し表彰するものであり、2008年の開始以来、3年周期で地域ごとに開催されています。
ISSAは、受賞した会員機関に対し、各ISSA地域社会保障フォーラム中のプレゼンテーションで世界中の聴衆に提示する機会に加え、各地域グッド・プラクティス賞コンテストの冊子への掲載、更に4か国語に翻訳し、ISSAデータベースを通じて、世界各国の会員組織に共有しています。
今回の受賞は、半世紀以上に亘り、社労士制度及び社労士の活動が日本の社会保障制度の安定に寄与してきたことや、国内だけにとどまらずインドネシア等諸外国の社会保障強化に向けて社労士制度導入支援などのグローバルな活動を通じて、社会保障制度の安定運用や持続可能なシステム構築に寄与してきたこと、さらには昨今のパンデミック禍で、デジタルだけでは隅々まで行き渡らない個々の状況に即応したきめ細かい支援を高い専門性を帯びた社労士が行うことにより、デジタルの効果は認めつつデジタルの穴を縫い一層強固なセーフティーネットとして機能し、貢献できたことが評価されています。
社労士は、労働・社会保障制度、人事労務管理の分野において、人を大切にし、持続可能な社会の実現を支える専門家であり、世界の人々に労働法・社会保障制度が行き渡るための技術支援をすることも使命の1つと考え活動しております。連合会は今後も、社労士だからこそできる貢献をすべく、国内外を問わず様々なステークホルダーと手を携え、グローバル関連事業を展開していく所存です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/46026/table/28_1_ab90aa954f5f635b298be4d2e2787aee.jpg ]
[画像: https://prtimes.jp/i/46026/28/resize/d46026-28-b7cf2cf6264b29c43d90-0.png ]
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